最終更新日:2024/11/05
東京大学医科学研究所附属病院
- 東京都港区白金台4-6-1
- 内科
- 消化器内科
- 外科
- 脳腫瘍外科
- 泌尿器科
- 麻酔科
- 放射線科
- 病理診断科
外科
診療科・部門紹介
医科研外科チーム一丸となって、大腸がんはロボット支援下手術で、胃がんや鼠径ヘルニアは腹腔鏡手術で対応
「確実」そして「安全」を追求した手術で、患者に「安心」を提供することをモットーに、消化管の外科治療のスペシャリストが直腸がん・結腸がんの総称である大腸がんに対する保険適用のロボット支援下手術や、胃がん、鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡手術を行う。患者が病気で悩む期間を1日でも減らせるよう、「初診から1ヵ月で、手術・退院まで完結」を目標に「医科研外科チーム」が一丸となって個々の病状に合わせた治療を実践。術後、外科の医師や麻酔科の医師、病棟看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士等多職種が連携し、術後早期回復プログラム「ERAS(イーラス)」を行う。医学的エビデンスに基づき、患者の早期回復と社会復帰をめざす。
術前から術後までチーム一丸となって取り組んでいる
大腸がんに対するロボット支援下手術
スタッフ紹介
責任者
志田 大科長
1996年東京大学卒業。大腸がんの治療を専門に、腹腔鏡手術やロボット支援下手術など低侵襲で行う手術を得意とする。茨城県立中央病院、東京都立墨東病院を経て、2013年国立がん研究センター中央病院大腸外科・医長。2020年9月より現職。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医。がんの紹介患者が安心して治療に臨めるよう責任者として初診から手術、退院まで一貫して関わっている。
スタッフ
愛甲 丞先生
2000年東京大学医学部卒業後、がん研究会有明病院、東京大学医学部附属病院等を経て、2020年より現職。専門は胃がんや食道がん、高度肥満症の腹腔鏡手術、ロボット支援手術。特に胃がん、GIST(消化管間質腫瘍)の低侵襲手術を得意とし、術後早期回復をめざし栄養や運動療法に注力。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。日本内視鏡外科学会評議員。
柵山 尚紀先生
2007年東京慈恵会医科大学卒業。東京慈恵会医科大学附属柏病院、東京都立東部地域病院、国立がん研究センター東病院を経て2022年4月より現職。大腸がんの腹腔鏡手術を得意とする。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医、日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医。「患者さんの不安を受け止め、それを和らげながら、かつ効果的に治療を行っていきたい」。
小島 成浩先生
2003年三重大学医学部卒業。千葉大学医学部附属病院、彩の国東大宮メディカルセンター、国立がん研究センター東病院などを経て2022年10月より現職。専門は消化器外科学、特に鼠径ヘルニアと大腸がんの腹腔鏡手術。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医。「患者さん一人ひとり、手術一つ一つを大切にし、手術の合併症を減らすべく繊細かつ丁寧な手術を心がけています」。
門間 聡子先生
2007年福井大学医学部卒業。東京都立多摩総合医療センター、国立がん研究センター中央病院、行徳総合病院、河北総合病院を経て、2022年10月より現職。専門は消化器外科、一般外科。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医。「診療では、患者が抱く疑問や不安など、なんでも話してもらえる雰囲気を大切にしています」。
向山 順子先生
2009年高知大学医学部卒業、2017年神戸大学医学部大学院後期博士課程修了。米国コロンビア大学に研究留学。2021年に帰国後、国際医療福祉大学三田病院消化器外科講師を経て、2024年5月より現職。医学博士。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医。「低侵襲性と根治性にこだわった治療の提供を心がけるとともに、臨床と研究の両方向から大腸がんの治療成績向上に貢献していきたいです」。
伊藤 豪先生
2017年英国リバプール大学医療生命科学部医学科卒業。2020年に帰国し東京大学医学部附属病院心臓外科に届出研究員として所属。2022年日本の医師免許取得。2024年より現職。「家族や親戚を思うのと同じ気持ちで患者さんに接していきたいです」。
ピックアップドクター
診療実績
※【期間】2022年1月~2023年9月
紹介医療機関の先生方へ
当院では「顔の見える双方向の医療連携」を大切にしています。お電話にて地域医療連携室にご連絡いただければ、その翌日には志田大先生による外来診療を予約していただけます。「ご紹介から手術、退院まで1ヵ月で完結」を掲げていますが、その間にメールや文書にて初診完了のご報告や治療・手術方針や術後の経過について、退院のご報告など、こまめに情報共有を行っていきます。もちろん、初診の前に、メールなどで情報共有を行っていただくことも可能です。シームレスな連携に努めていますので、安心してご紹介ください。