最終更新日:2023/03/03
独立行政法人地域医療機能推進機構東京山手メディカルセンター
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整形外科
診療科・部門紹介
整形外科領域に幅広く対応するほか、膝関節とスポーツ障害、脊椎、骨軟部腫瘍には、専門的な診療にも対応
外傷を含む整形外科領域全般に対応しながら、膝関節とスポーツ障害、骨軟部腫瘍には専門の外来、脊椎脊髄疾患には別部門を設け、より専門的な診療にも取り組んでいる。変形性膝関節症の治療に力を入れており、保存療法に加え高位脛骨骨切り術や人工膝関節置換術などの手術にも対応。患者の背景などを考慮し、より適切な治療を提案している。脊椎脊髄部門では、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、頚椎症性脊髄症、せぼねの曲がりなどに対し、可能な限り内視鏡やMISt(脊椎最小侵襲手術)による、低侵襲の手術に取り組んでいる。また、「中高齢者膝痛教室」を定期的に開催するなど、地域密着の姿勢を大切にしている。
手術にも対応
整形外科の田代部長(左)と脊椎脊髄部門の熊野部長(右)
スタッフ紹介
責任者
田代 俊之部長
1990年山梨医科大学卒業後、東京大学医学部整形外科に入局。東京逓信病院、JR東京総合病院勤務などを経て2014年より同院。2017年より現職。日本整形外科学会整形外科専門医。専門は膝関節とスポーツ整形外科。
スタッフ
熊野 洋部長
2001年新潟大学卒業。東京大学医学部整形外科に入局後、NTT東日本関東病院、東京大学医学部附属病院勤務、フランス、英国、米国留学、国立病院機構相模原病院医長などを経て2021年より現職。専門は整形外科一般と脊椎外科分野。
河野 慎次郎手外科診療部長
1994年東京大学医学部卒業、東京大学医学部整形外科に入局。東京大学医学部附属病院、東京大学医学部附属病院分院、埼玉医科大学病院整形外科、多数の東大整形外科関連病院などを経て、2022年より現職。日本整形外科学会整形外科専門医。
対応できる疾患
- 血管腫、神経鞘腫、肉腫(サルコーマ)、脂肪腫、関節症、損傷、骨巨細胞腫、悪性骨腫瘍、良性骨腫瘍、横紋筋肉腫、脂肪肉腫、変形性膝関節症、膝関節症、円板状半月板、膝関節痛、ユーイング肉腫、骨肉腫、軟骨肉腫、骨軟骨腫、大腿骨内顆骨壊死、膝関節骨壊死、脛骨内顆骨壊死、疲労骨折、膝関節骨折、膝蓋骨脱臼、反復性肩関節脱臼、半月板損傷、靱帯損傷、靱帯断裂、アキレス腱断裂、線維性骨異形成、骨のう腫、内軟骨腫、悪性線維性組織球腫(MFH)、色素沈着性絨毛結節性滑膜腫(PVS)、滑膜肉腫、平滑筋肉腫、悪性末梢神経鞘腫瘍(MPNST)、スポーツ障害、膝靱帯損傷、ランニング障害、外骨種、オスグット・シュラッター症
診療実績
【期間】2020年4月~2021年3月
紹介医療機関の先生方へ
当科では、整形外科疾患に幅広く対応することに加え、膝関節と脊椎・脊髄、スポーツ障害、骨軟部腫瘍のそれぞれに専門の医師がおり、手術などより専門性の高い診療にも取り組むことで地域医療に貢献していきたいと考えています。長年の経験を持つ医師が在籍し、多様な手術方法に対応していますので、ぜひご紹介ください。さらに、脊椎脊髄部門では腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなどの手術に加え、高齢者などの脊柱変形の矯正手術にも対応しています。何かお困りの症例がありましたら、いつでもご相談ください。