最終更新日:2022/10/18
公益社団法人地域医療振興協会東京ベイ・浦安市川医療センター
- 千葉県浦安市当代島3ー4-32
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心臓血管外科
診療科・部門紹介
MICS(低侵襲心臓手術)、カテーテル、胸骨切開手術など豊富な治療選択肢から適切な治療法を選択
肋骨を切らずに小さな傷で行うMICS(低侵襲心臓手術)を得意とする同科では、心臓弁膜症に対する僧帽弁形成術・弁置換術、心房中隔欠損閉鎖術、左心耳閉鎖術などへの完全内視鏡下のMICSを行っている。虚血性心疾患に対する低侵襲冠動脈バイパス術では、従来の冠動脈バイパス手術と同様に人工心肺非使用(オフポンプ)で複数血管の血行再建術が可能。経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)では、透析患者にも対応している。一方で複雑な弁形成術やリスクの高い大動脈手術も実施し、緊急度の高い大動脈解離や大動脈破裂、動脈瘤の破裂に24時間365日体制で対応。病院全体が協力し、速やかに手術を行い救命率の向上をめざしている。
従来の手術と比べ患者への負担が少ないMICSだが、高度な技術が必要とされる
心臓血管外科副部長菊地慶太先生を中心に実施されているMICS CABG(低侵襲冠動脈バイパス術)
スタッフ紹介
スタッフ
渡辺 弘之ハートセンター長
1987年弘前大学医学部卒業。1994年神戸市立中央市民病院循環器センターフェロー、1995年大阪市立大学第一内科、2000年大阪市立大学医学部循環器病態内科学助手、2005年榊原記念病院循環器内科医長兼心エコー室長、 2010年榊原記念病院循環器内科部長を経て、2012年より現職。千葉大学大学院特任教授。専門領域は心エコー図学、弁膜症、循環器一般。
伊藤 丈二心臓血管外科部長
2006年佐賀大学卒業。聖路加国際病院、東京ベイ・浦安市川医療センターでのフェロー後、2016年12月聖路加国際病院医員、2018年St Michael’s Hospital, Toronto, Canadaにて研鑽を重ねる。2018年12月~2021年東京ベイ・浦安市川医療センター心臓血管外科医長を経て、2021年12月より現職。
紹介医療機関の先生方へ
重度の患者さんだけではなく、診断に迷うときはご相談ください。当院では、診断をつけるスペシャリストを中心に、ハートチームが治療方法、適用方法をすべて評価し適切に対応してまいります。その結果、手術適用ではないと判断した患者さんにつきましても、しっかりとフォローアップをさせていただきます。また、当院では内科や集中治療室の医師、看護師との連携で、外科の医師が手術に専念し安全性に配慮した治療ができる環境を整えていますので、安心してご紹介いただければと思います。紹介状だけではなく、メール相談やSNSによる相談も行っています。まずは気軽に、敷居が高いと思われることなく、お声がけください。