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公益社団法人地域医療振興協会
東京ベイ・浦安市川医療センター

20220922 1
  • 千葉県浦安市当代島3ー4-32
    • 内科
    • 循環器内科
    • 心臓血管外科
    • 消化器内科

    • 腎臓・内分泌・糖尿病内科
    • 呼吸器内科
    • 産婦人科
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特徴

救急、総合診療、集中治療が三位一体となった救急医療

01専門性の高い救急医療を提供する救急科

24時間365日の受け入れ体制を整える

救急の専門家が常駐し、24時間365日、あらゆる症状の患者を受け入れている。高齢者の場合、複数の疾患を持っていたり、外傷の原因がめまいや失神という内科的な症状であることも珍しくないため、診療科の垣根を超えた多面的な診療ができる救急科医の存在が欠かせない。軽症者については幅広い選択肢の中からできるだけ患者に負担をかけない適切な処置を採用。一方で心肺停止の状態や、脳卒中、心筋梗塞、重症外傷などの緊急性の高い疾患は各診療科をはじめ放射線部門や薬剤部、検査部門とも密な連携体制をとることで、世界標準の急性期治療の提供に努めている。また災害拠点病院として災害時にも迅速に機能できる医療体制を整えている。

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救急科部長舩越拓先生

02「クローズドICU」を導入する集中治療部門

幅広い知識を持ち重症患者を総合的に診療

国内の多くのICUは各診療科の主治医が患者管理を行う「オープンICU」だが、同院では開設時から「クローズドICU」システムによる患者管理を導入している。このシステムは集中治療専門の医師が24時間集中治療室に常駐し、集中治療室のすべての患者に責任を持って治療するもので、急変時には同部門の医師が迅速に対応できるというメリットがあるという。また、集中治療専門の医師は、多くの診療科の知識を横断的に有していることから重症患者を総合的に診ることができ、複数の疾患を持つ患者や、新たな問題が出てきたときにも適切に診断した上で、治療のために必要な専門家と協力し、適切な治療へと導いている。

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集中治療部門部長則末泰博先生

03専門の診療科との連携で患者を支える総合診療部門

多様な価値観をもとに必要な医療を届ける

診断が付かない患者や疾患が多臓器に渡る患者を診療する総合診療部門。同院では開院以来アメリカの総合内科をモデルに、専門の診療科は専門に特化した医療を、あとのすべては総合診療部門でというコンセプトで取り組んでいる。例えば、心筋梗塞の患者であればカテーテル治療は循環器内科が行うが、持病の糖尿病や感染症のコントロールなど体全体を診るのは総合診療部門というように、総合的な内科診療を行う医師・ホスピタリストとして各科と相談しながら診療。治療の必要性や優先順位、患者の人生観、家族の価値観などあらゆる組み合わせで目の前の患者に適切な医療を届ける、いわばオーケストラの指揮者のような存在だ。

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総合内科部長平岡栄治先生

04救急科、総合診療部門、集中治療部門の高度な連携

連携体制による素早くシームレスな医療

同院の救急医療では、重症度や症状に関わらずすべての患者の初期診療を救急科が担当し、内科一般病棟入院であれば総合診療部門が、集中治療が必要な重症患者であれば集中治療部門が引き継ぐ。多臓器の疾患が疑われたり、もともと並存疾患のある場合でも、まずは総合診療部門あるいは集中治療部門で総合的に診断するため、必要に応じて臓器別の診療科と連携することが可能。この連携体制は同院の大きな強みであり、複数の症状や疾患のある患者に対し素早くシームレスに対応できるほか、臓器別の診療科は専門の治療に集中できるメリットがある。さらに、急変時には状況に応じて他部門が迅速に介入できることから、安全性の高い治療が見込まれる。

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3部門の連携でシームレスな救急医療を実践

救急が病床を把握、迅速に患者を受け入れ

救急科が病床の状況に応じて、近隣の医療機関からの要請に直接対応することでスムーズな地域連携に貢献している。一般外来を受診した患者が救急科を訪れた際に、総合診療部門が患者や家族と行った今後のケアのゴールなどについての話し合いが無駄にならないよう、部門間で情報を共有。カルテをたどればその内容にたどり着けるようにシステム化している。また、必要なケアが3部門の間で分断されるということがないように、忙しくても密なコミュニケーションを取ることを心がけている。その他、緩和ケアにも注力。がん・非がんに関わらずQOLを維持できるように総合診療部門がシームレスに引き継いでいる。

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各部の専門性を生かし地域の救急医療に貢献

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