最終更新日:2025/03/24
地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪急性期・総合医療センター

- 大阪府大阪市住吉区万代東3丁目1-56
- 内科
- 呼吸器内科
- 消化器内科
- 糖尿病内分泌内科
- 腎臓内科
- 心臓内科
- 小児科
- 精神科
- 神経内科 すべて見る
生殖医療センター
診療科・部門紹介
持病があっても、がんになっても、子どもが欲しいと願う人々をサポート
不妊治療を提供する生殖医療センター。持病があっても各科との連携で不妊治療を行えるため、妊娠から出産まで対応可能だ。がん患者は抗がん剤治療で生殖能力が失われる場合もあるが、「小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業」として妊孕性温存のため卵子・精子の凍結保存なども実施。また若年の女性がん患者を対象に、治療内容と卵巣機能の関連性を調査するコホート研究を主導し、がん治療後の卵巣機能予測モデルの開発をめざしている。将来的にはAIを活用して治療後の卵巣機能を予測するツールを作成する計画だ。同センターではクラウドファウンディングなども行っており、詳細はホームページで確認することができる。

市民のための啓発活動や研究を精力的に行っている

スタッフが一丸となって患者をサポートしている
スタッフ紹介
責任者

森重 健一郎生殖医療センター長
1985年大阪大学医学部卒業。米国メイヨークリニック研究員、大阪府立成人病センター婦人科医長、大阪大学大学院医学系研究科准教授を経て、2010年~2022年岐阜大学大学院医学系研究科産科婦人科学教授。2022年4月大阪急性期・総合医療センター生殖医療センター長に就任。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医。婦人科腫瘍と妊孕(にんよう)性温存が専門分野。
スタッフ

久保田 哲医長
2008年大阪大学医学部卒業。市立豊中病院、大阪労災病院、大阪大学大学院医学研究科、大阪府済生会中津病院などの産科婦人科で勤務した後、2018年8月に大阪急性期・総合医療センターに赴任し、同年10月の生殖医療センター開設に参加。産科・婦人科医長として産婦人科診療と生殖医療に携わる。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。

辻 優大培養士
2011年近畿大学大学院農学研究科博士課程修了。同年神戸市の生殖医療クリニックに入職し、培養士として生殖医療の実践とその技術開発研究に従事。2018年8月、大阪急性期・総合医療センターの生殖医療センター開設に伴い、同センターに入職。

明渡 瑞穂培養士
2015年に近畿大学生物理工学部遺伝子工学科を卒業。同年和歌山県の生殖医療クリニックに培養士として入職。2019年からは大阪急性期・総合医療センターの生殖医療センターで培養士として生殖医療に従事。
紹介医療機関の先生方へ
不妊治療の相談に来られた患者さんの中に、合併症があって対応にお困りの症例や、婦人科疾患の手術が必要な症例がありましたら、当センターにご紹介ください。リウマチ・膠原病、腎臓病などの患者さんへの不妊治療にも対応しております。また、がん治療による妊孕性低下についてのご相談の場合は、当院でがん治療をしていない患者さんからの妊娠に関するご相談にも対応していますので、遠慮なくご相談ください。生殖医療に関して、ご不明な点がありましたら、何でもお気軽に相談ください。