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最終更新日:2025/02/05

地方独立行政法人大阪府立病院機構
大阪急性期・総合医療センター

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  • 大阪府大阪市住吉区万代東3丁目1-56
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心臓内科

診療科・部門紹介

あらゆる循環器疾患に対応。他の診療科、多職種と連携し、一人ひとりの患者に見合った治療の提供に努める

心臓内科では、心不全をはじめ、虚血性心疾患、不整脈、弁膜症、さらに下肢閉塞性動脈硬化症など幅広い循環器疾患の診療を行っている。急性期のみならず心臓リハビリテーションなどを通して慢性期の患者にも対応している。総合病院の特徴を生かし、心臓血管外科はもちろん他の診療科とも連携をとりながら、医師、コメディカルがチームで患者と家族をサポートするのが特徴だ。心臓内科と心臓血管外科が協力して手術を行えるハイブリット手術室も備えており、以前は開胸でしか行えなかった弁膜症に対し、TAVI、M-TEER手術などカテーテルを用いた低侵襲手術にも力を入れている。患者一人ひとりに適した治療の提供をめざしている。

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患者に理解してもらった上で治療を進めることを心がけている

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ハイブリット手術室を備え、患者に適した治療を行う

スタッフ紹介

責任者

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浅井 光俊心臓内科主任部長

1998年大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部付属病院、大阪府立病院で研修の後、大阪大学医学系研究科大学院を修了。大阪警察病院、市立東大阪医療センター、関西労災病院を経て、2024年4月より、大阪急性期・総合医療センター心臓内科主任部長に就任。専門分野は心不全。日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。医師としてのモットーは「FOR PATIENT〜患者さんのために〜」。

メッセージ

当科は、病院名のごとく総合病院としての特徴を生かし、断らない循環器急性期診療をモットーとしております。ここ数年の循環器診療の進歩は検査、治療ともに目覚ましく、低侵襲手術も増えており、さまざまな治療の選択肢が増えていることは望ましいです。地域のクリニックはもちろん、病院からの紹介で不整脈の手術や心臓弁膜症の低侵襲の手術を受けに来られる患者さんも多くいらっしゃいます。そうした場合にも、ご紹介いただいたクリニックや病院ときちんと連携を取りながら治療を進めております。侵襲的な検査、治療に目が行きがちですが、特殊な心筋症も見つけられる心臓MRI、シンチグラフィといった画像検査、弁膜症の治療適応を見極めるためエアロバイクをこぎながらのエコー検査なども活用して、さまざまな心疾患に対し診断を行い、その上で必要かつ適切な治療を行います。「こんな治療ができます」といった一方的な診療の提供ではなく、患者さんと、その家族の方にも治療に参加してもらうというスタンスで診療にあたっています。どのような治療であっても、デメリットはあり、それを包み隠すことなくお話しして、理解してもらった上で治療を進めます。

スタッフ

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川崎 真佐登心臓内科副部長

2006年大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部附属病院、大阪厚生年金病院(現・JCHO大阪病院)での初期臨床研修の後、2008年大阪急性期・総合医療センター心臓内科に赴任。2021年4月より不整脈科部長代理とCCU室長を兼任し、2022年4月から現職。日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。専門は心房細動と心室性不整脈。

メッセージ

先進的な治療を、安全性に配慮しながら提供していくこと、そして個々の患者さんの抱える悩みについても、一緒に寄り添いながら対応していくのが当診療科の基本姿勢です。例えば、高齢化に伴い患者さんが増えている心不全には、突然死のリスクもあります。そのリスクをしっかりと判断した上で、埋め込み型除細動器を使った治療の選択肢を提案するとともに、その後のさまざまな問題にも親身になって対応いたします。診療の際には、心臓疾患だけではなく他の疾患が隠れているかもしれないという視点を忘れずに、患者さんに対応しています。体の状態に不安がある、気になる症状があるという場合は、お気軽に相談にいらしてください。

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菊池 篤志心臓内科副部長

2007年名古屋市立大学医学部卒業。河北総合病院、大阪労災病院を経て2012年より大阪急性期・総合医療センターに勤務し2023年4月より現職。専門分野は心不全、心臓弁膜症、虚血性心疾患、心臓リハビリテーション、心不全緩和ケア。日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。医師としてのモットーは、目線を合わせて一緒に考えること。

メッセージ

患者さんの暮らしの質の維持、向上につなげるという意識を常に忘れず、診断・治療から、その後のリハビリテーションに至るまで幅広く対応しています。心不全は徐々に進行して命を縮める病気であり原因はさまざまです。心臓は1つしかありませんので、進行させないように一緒に考えていきましょう。患者さんの高齢化が進み併存症がある方も増えている一方で、入院日数は限られているのが現状です。体に負担が少なく早く日常生活に戻ることのできる治療を心がけています。健康寿命の延伸には、地域の医療・介護機関との連携も重要ですので密な情報共有を行っています。心配ごとがあれば、どのようなことでも遠慮なく私たちにご相談ください。

紹介医療機関の先生方へ

心臓疾患のみならず全身を診る、また、病気のみならず人を見るといった視点を忘れず診療を行っております。病気のコントロールはもちろんのこと、患者さんが以前の生活を取り戻せること、社会復帰を目標にしております。全般に患者さんの高齢化が進み、併存症も多く、入院だけではなく外来での継続診療が鍵となります。院内はもちろん、病院やクリニックの各先生、介護関係の方々との連携が非常に重要です。地域の方々のために適切な医療を届けるべく、当院も一層精進してまいります。決して敷居の高い病院ではありませんので、不安なく患者さんをご紹介いただき、ともに診療にあたっていただければと思います。

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