最終更新日:2023/11/06
東京大学医科学研究所附属病院
- 東京都港区白金台4-6-1
- 内科
- 消化器内科
- 外科
- 脳腫瘍外科
- 泌尿器科
- 麻酔科
- 放射線科
- 病理診断科
泌尿器科
診療科・部門紹介
泌尿器腫瘍に対するロボット手術や腹腔鏡手術など、技術革新の目覚ましい泌尿器科領域の医療を提供
ロボット手術など技術革新の目覚ましい泌尿器科分野の医療を提供するべく、2020年7月に東京大学医科学研究所附属病院泌尿器科が設立。副腎腫瘍、腎がん、腎盂・尿管がん、前立腺がんなどの泌尿器科腫瘍に対する腹腔鏡手術、ロボット手術といった低侵襲な手術を中心に、先進の医療機器による尿路結石レーザー治療、前立腺肥大症や膀胱がんに対する内視鏡手術など一般的な泌尿器科手術も行う。外来手術では過活動膀胱に対するボツリヌス毒素製剤膀胱壁内注入を行っている。特に前立腺がんに対する集学的治療に力を入れており、PSA検診から手術・放射線治療、薬物療法、核医学療法まで常に先進の医学情報を取り入れた医療を提供している。
感染対策が徹底された手術室は、広々とした空間になっている
拡大した視野で精巧な動きにより低侵襲手術を可能とするロボット
スタッフ紹介
責任者
高橋 さゆり科長
東京大学大学院医学系研究科で前立腺がんの基礎研究に従事。三井記念病院で腹腔鏡手術など研鑽を積む。Johns Hopkins大学で前立性がん創薬の研究に専念。2014年東京大学医学部泌尿器科医局長、Southern California大学へ短期留学、ロボット技術の見識を深め、2017年東京大学医学部講師、2020年現職。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医。医学博士。
診療実績
紹介医療機関の先生方へ
当科ではロボット支援下による前立腺全摘除術・腎部分切除術、副腎腫瘍・腎臓がん・腎盂・尿管がんに対する腹腔鏡手術、尿路結石に対するレーザー石術、膀胱腫瘍切除、膀胱水圧拡張術、脊椎麻酔下前立腺生検など行っております。多くの経験を積んだ医師、臨床工学技士、手術室看護師、麻酔科の医師による専門性の高いチーム医療の実践、安全性を追求し行う手術、また先端の知見を生かした薬物治療などにより地域に貢献したいと考えております。地域医療連携室を窓口に、地域の先生方と密に連携し、患者さんにスムーズに適切な医療を提供するよう努めてまいります。