最終更新日:2023/04/10
地方独立行政法人東京都立病院機構東京都立荏原病院
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内視鏡センター
診療科・部門紹介
消化器内科と外科がチームとなって早期がんの内視鏡検査・治療を実施。夜間の緊急内視鏡検査にも対応
2022年6月にリニューアルした「内視鏡センター」では、消化器内科と外科が連携し食道、胃、大腸などの早期がんの内視鏡検査および治療に対応。大腸ポリープのEMR(内視鏡的粘膜切除術)のほか、早期がんに対するESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)といった専門性を要する治療を提供し、ESDで取りきれなかったがんは、腹腔鏡手術など低侵襲の外科的治療にスムーズに移行。下血や吐血についても、両科による緊急内視鏡当番制により24時間可能な限り患者を受け入れる。個室の検査室には新しい検査機器を導入。感染症患者への緊急内視鏡検査に対応するための陰圧室や、鎮静剤を使用した後に体を休めるリカバリールームも併設されている。
内視鏡の検査や治療で使用する先進の機器
明るい雰囲気のリカバリールーム
スタッフ紹介
スタッフ
水谷 勝消化器内科部長
1994年熊本大学医学部卒業。2003年より現職。専門は消化器内科、消化管の診断学・治療。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。医学博士
吉利 賢治外科部長
1991年東海大学医学部卒業。2006年より現職。専門は、消化器外科全般の診断治療。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。医学博士。
紹介医療機関の先生方へ
開業医の先生や健診施設の先生で、発見した病気の治療についてお悩みの場合はぜひご相談ください。ESDはもちろん、転移があるなど内視鏡治療が難しい場合は、外科との協力で速やかに腹腔鏡手術を検討するなど、患者さんにとって適切な医療を提供してまいります。また、内視鏡検査・治療以外でも、食事が取れない、おなかの調子が悪いといった症状がある患者さんについてもご紹介ください。消化器内科か外科、どちらに紹介すべきか迷ったときは、どちらの診療科にご連絡いただいても構いません。平日の日中であれば、当院「患者・地域サポートセンター」の地域連携支援グループにご連絡いただければ、よりスムーズに対応できます。