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  7. 消化器内科

最終更新日:2023/12/08

独立行政法人 労働者健康安全機構
横浜労災病院

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  • 神奈川県横浜市港北区小机町3211
    • 内科
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消化器内科

診療科・部門紹介

がんから良性疾患まで消化器内科の疾患に対応。専門性の高さでがんの早期診断と治療をめざす

がん診療連携拠点病院として、消化管および肝胆膵領域のがん診療に注力する。胃や大腸、食道のがんについては、内視鏡検査による早期発見に努め、早期がんへのESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を積極的に実施。肝胆膵領域では、膵臓がんの早期診断と治療を目標にした「膵臓がん早期発見プロジェクト」を展開。EUS(超音波内視鏡)やERCP(内視鏡的逆行性胆道膵管造影)にも対応。がんの治療法や手術適応となる症例は消化器外科とともに「消化器センター」として検討し、適切な治療へとつなげている。救急医療では、複数人のドクターによる診療体制で消化管出血や胆管炎や胆嚢炎、膵炎など良性の炎症疾患を24時間受け入れる。

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消化器疾患における各領域を専門とする医師間で連携しながら消化管全般の診療を対応

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膵臓がん早期発見をめざし内視鏡を使用した検査に力を入れている

スタッフ紹介

責任者

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永瀬 肇副院長

1986年横浜市立大学医学部卒業、1990年3月同大学院医学研究科卒業。横浜市立大学医学部病院第三内科に入局後、藤沢市民病院消化器内科、ルイジアナ州立大学付属ペニントン生物医学研究所留学を経て、横浜市立大学医学部附属浦舟病院中央内視鏡室助手、横浜市立大学医学部第三内科学教室講師を務める。2002年横浜労災病院消化器内科部長に。2017年より現職。

メッセージ

がんの診療はもちろんですが、救急疾患にも昼夜問わず積極的に対応しています。当院は地域の中核病院として、すべての患者さんを受け入れるのではなく、普段はクリニックの先生に診ていただき、先生方がお困りのときにはわれわれがすぐに受け入れ、クリニックでは難しいような検査・診断を適切に行い、治療の道筋をつけるという大きな役割を担っています。特に急な症状や緊急性の高いものについてはお役に立てると思いますので、ぜひ頼りにしていただきたいと思います。当院では、専門性の高い技術と設備で質の高い医療を提供しながらも、診療科の垣根が低く、患者さんにとっての優しい医療を心がけています。年に一度、私に会うのを楽しみにしていると言ってくださる患者さんもいらっしゃいます。今後も、一般病院の良さである各医師が患者さんに寄り添う医療を大切にしてまいります。

スタッフ

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関野 雄典消化器内科部長

2005年山梨医科大学医学部医学科(現・山梨大学医学部)卒業。2013年横浜市立大学大学院医学研究科博士課程卒業。横浜市立大学附属市民医療センターで研修後、都立広尾病院、NTT関東病院で勤務、横浜市立大学附属病院消化器内科指導診療医、助教を経て、2015年横浜労災病院消化器内科医長、2016年同副部長を歴任し、2021年より現職。専門は消化器全般、胆膵系内視鏡診断・治療、超音波内視鏡診断・治療。

メッセージ

私がメインで診療しているのが膵臓がんや胆道がんで、特に膵臓病に関してはわかりにくいこともあるため、なるべく十分な専門知識を噛み砕いてお伝えし、患者さんの家族や患者さんが主体的に方針を決めてもらえるよう努力しています。定期検診についても、最初の段階で、どういった理由でこのペースで検査をする必要があるのかを十分に説明した上で、患者さんに検査を選んでもらえるように取り組みます。おなかが痛い、食欲がない、すぐにおなかがいっぱいになるといった症状があるがエコー検査や胃カメラでは異常がなかったという場合、もしかしたら膵臓に何かあるかもしれないので、膵臓の検査を受けていただければと思います。

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内山 詩織内視鏡部長

2007年横浜市立大学医学部卒業。2016年横浜市立大学大学院医学研究科博士課程卒業。横浜労災病院、横浜市立大学附属病院での勤務を経て、2016年に再び横浜労災病院へ。2023年より現職。専門は消化器全般、消化管治療内視鏡。内視鏡部長に就任以来、地域のクリニックに直接、足を運ぶことで顔の見える関係性づくりに努め、より円滑な地域連携を図る。

メッセージ

消化管が専門で、胃がんや大腸がんを中心に、良性疾患や一般的な胸焼けや便秘といった症状まで、消化管の症状全般を診ています。検査で何も見つからなくても症状が続いている場合は、日常生活を少しでも楽に過ごせるように生活習慣や内服の調整などを行います。限られた診療時間ではありますが、なるべくお話しを聞いて、症状を良くすることを重視した診療をめざしています。胃がんや大腸がんは早期がんであれば内視鏡の治療も可能です。胃がんはバリウムでは見つかりにくいので、ぜひ内視鏡検査を受けてください。大腸については便潜血検査で陽性になったら必ず再検査で大腸カメラを受診していただきたいと思います。

対応できる疾患

  • 炎症性腸疾患、胆道がん、膵臓がん(膵がん)、大腸ポリープ、十二指腸潰瘍、腸閉塞(イレウス)、直腸潰瘍、胆のう炎、小腸腫瘍、膵腫瘍、原発性肝がん、逆流性食道炎、大腸憩室出血、B型肝炎、C型肝炎、自己免疫性肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎、総胆管結石、急性胆管炎、原発性胆汁性胆管炎、閉塞性黄疸、慢性膵炎、早期食道がん、早期胃がん、早期十二指腸がん、早期大腸がん、消化管通過障害、出血性胃潰瘍、食道静脈瘤破裂、胃静脈瘤破裂、小腸出血、胆管狭窄、膵のう胞性疾患、消化管粘膜下腫瘍、胆道腫瘍、膵体尾部腫瘍、悪性胆管狭窄、巨大肝のう胞、放射線性直腸炎

診療実績

疾患名・治療名
診療実績
内視鏡的ポリープ切除術,粘膜切除術(EMR)
758
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
158
食道静脈瘤結紮術、硬化療法
7
消化管ステント留置術
10
逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)
693
超音波内視鏡検査(EUS)
1083
超音波内視鏡穿刺術(EUS-FNA)
107
超音波内視鏡下治療(interventional EUS)
20

【期間】2022年1月~2022年12月

紹介医療機関の先生方へ

ご紹介いただいた患者さんについては、結果だけではなく、方針の決定の過程、治療内容、術後の状態などをできる限りもれなく報告し、治療後、安定された人は地域の先生にフォローをお願いしています。紹介枠に限りがありお待たせすることもありますが、1週間で予約が取れるように予約枠の調整も随時行っています。原則として予約した上で紹介状を持って受診していただきますが、かかりつけの先生からの紹介状がある場合は、非常に時間がかかることをお伝えした上で当日中に拝見するようにしています。港北区内の先生とは非常に良い連携をさせていただいていますので、ぜひ新規開業の先生方とも密接に良い関係性を築いていければと思います。

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