最終更新日:2023/12/28
独立行政法人地域医療機能推進機構東京山手メディカルセンター
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循環器内科
診療科・部門紹介
心筋梗塞や狭心症など急性期心臓疾患に24時間対応。不整脈治療では専門性の高いアブレーション治療を実施
虚血性心疾患や不整脈をはじめ、心不全、足の痛みなど心臓や血管に関わる疾患に、心臓血管外科との密な連携で対応する。心臓救急も24時間365日体制で積極的に受け入れ、重症から軽症まで断らない救急を実践。虚血性心疾患では、従来の冠動脈ステント治療のほか、冠動脈や末梢血管の形成術では、カテーテルの先端からレーザーを照射し血管を開通させることを図る先進の治療も行っている。不整脈の治療では、心房細動に対するクライオバルーンによるアブレーション治療をメインに実施。難治性の持続性心房細動の治療には、鈴木篤先生が考案した肺静脈隔離術を応用した方法を用いることで、治療の成功率向上をめざしている。
広々としたカテーテル室
循環器内科の薄井部長(左)と鈴木副部長(右)
スタッフ紹介
責任者
薄井 宙男部長
1990年東京医科歯科大学卒業後、同大学循環制御内科に入局。2016年より現職。日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。
スタッフ
鈴木 篤副部長
1998年信州大学医学部卒業。横須賀共済病院循環器内科研修中に青沼和隆医師の影響を受け、2000年東京医科歯科大学循環器内科入局。以後武蔵野赤十字病院、横浜南共済病院、平塚共済病院に勤務。2008年Good Samaritan Hospital Los Angelesへ短期留学、当時の3次元マッピングを学ぶ。2016年より現職。専門は不整脈。日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。
対応できる疾患
- 心臓腫瘍、心筋疾患、心疾患、末梢動脈疾患、三尖弁疾患、高血圧症、虚血性心疾患、心膜炎、肺塞栓症・肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)、心筋炎、心筋症、不整脈、心不全、動脈硬化症、動脈瘤、間欠性跛行、重症下肢虚血、慢性動脈閉塞症、静脈血栓症、高脂血症(脂質異常症)、僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、狭心症、急性冠症候群、不安狭心症、急性心筋梗塞、異型狭心症、冠攣縮性狭心症、労作性狭心症、心筋梗塞、再発性心筋梗塞、冠動脈疾患、陳旧性心筋梗塞、虚血性心筋症、無症候性心筋虚血、急性心膜炎、収縮性心膜炎、心タンポナーデ、心外膜炎、心臓弁膜症、感染性心内膜炎、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、急性心筋炎、高度房室ブロック、完全房室ブロック、心房頻拍、発作性上室頻拍、心室頻拍、発作性心房細動、慢性心房細動、心房細動、心房粗動、心室期外収縮、洞不全症候群、うっ血性心不全、閉塞性動脈硬化症、急性大動脈解離、深部静脈血栓症、致死性不整脈、難治性持続性心房細動
診療実績
【期間】2022年4月~2023年3月
紹介医療機関の先生方へ
当院は都心にありながら地域に根差した病院であり、病診連携に力を入れています。開業の先生からのご依頼や救急はほぼ断らず受け入れているのが当院の特徴です。今後も連携の会などを通じて、顔の見える関係性を深めることで、敷居を下げ、なるべく気軽に患者さんをご紹介いただけるようにしていきたいと考えていますので、確定診断がついていなくても、診断に迷う、原因がわからないといった段階で、患者さんをご紹介ください。特に心房細動を長く患っている人は治療ができないから送らないというケースが多いようですが、20年、30年と続いている心房細動も心臓の状態によっては治療できることもありますので、諦めずにご相談ください。