社会医療法人協和会加納総合病院
- 大阪府大阪市北区天神橋7-5-15
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特徴
急性期から慢性期までの全ステージに対応する地域密着型病院
目次
01各領域を専門とする医師がそろい、必要な医療を迅速に提供する
先進的な取り組みで患者のニーズに応える
オールラウンド治療を行うケアミックス型の病院として、70年以上も地域の人々の健康を守り続けてきた「加納総合病院」。24時間365日対応の急性期医療はもちろん、回復期のリハビリテーションや慢性期の療養型医療など、病状に合わせた医療を提供している。脳や心臓などの専門家がそろい、必要な治療を初期段階から提供できる強みを生かし、救急車の積極的な受け入れに努める。さらに、手術用ナビゲーションシステムの導入や、VR機器を用いたリハビリなど先進的な取り組みにも注力する。今後も、人生100年時代を支える「町の救急病院」として、患者のニーズに応じる医療を発展させていく。
02豊富な三次救急経験を持つ医師のいるHCUを設置
循環器疾患の予防やリハビリにも注力
同院では、脳神経外科や整形外科各領域の二次救急を数多く受け入れている。HCU(高度治療室)には救命救急センターで循環器領域の三次救急を専門に取り組んできた医師がおり、豊富な経験を生かして二次救急の中でも特に重症者の管理を行う。夜間や休日でも医師や看護師のほかに、臨床検査技師、診療放射線技師、薬剤師が常駐し、さまざまな症例に迅速に対応できる体制を整えている。地域のニーズが高い予防医療では、超音波検査、CT、MRIを用いた検査での病気の早期発見に努め、治療後は心臓リハビリの実施も予定している。さらに災害医療活動に従事した経験をもとに、同院が発足に尽力した全日本病院医療支援班との連携も視野に入れる。
03血管内治療から開頭手術まで適切な治療を提供する
脳血管障害、外傷、脳腫瘍などを主に診療
脳神経外科では、脳出血、脳梗塞などの脳血管障害、硬膜下血腫、脳挫傷などの外傷、脳腫瘍、三叉神経痛、顔面けいれんなどを中心に診療している。カテーテルを用いた侵襲の少ない血管内治療や神経内視鏡手術に加え、開頭し病変を直接観察して行う直達手術にも対応する。直達手術が可能な施設や医師は、カテーテル治療が主流となる中、減少傾向にあるという。しかし、どれだけ医学が進歩しようと、血管内治療だけで完結することはないとの思いから、脳血管手術にも積極的に取り組む。そのため、脳動脈クリッピング術、頸動脈血栓内膜剝離術、脳血管バイパス手術などを提供し、患者ごとに最善の治療をめざしている。
04脳卒中患者の常時受け入れと速やかな診療を実現
救急との連携を強みに、先進機器も積極導入
脳卒中部門では、救急隊からの脳卒中専用のホットラインを開設し、脳卒中患者の常時受け入れと、速やかな診療体制を整えている。脳卒中の診療に精通する医師や専門性の高い設備を備えており、t-PA静注療法や血栓回収療法などの急性期治療の対応も可能だ。救急科と脳卒中集中治療室との連携が極めてスムーズで、時間が重要な脳卒中治療における大きな強みとなっている。血管内治療、直達手術はそれぞれスペシャリストがそろい、病態に応じて適切な治療を選択できるのも同部門の特徴の一つ。手術の際に用いるナビゲーションシステムの他、血流モニタリングシステムなど新規デバイスも積極的に導入し、安全性向上にも取り組む。