社会医療法人協和会加納総合病院
- 大阪府大阪市北区天神橋7-5-15
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特徴
高い技術と優しさで地域の住民を支え続ける
01「人生100年時代」を支える全ステージ対応の地域密着型病院
在宅患者の急変に対応する「在宅救急」も
地域に密着した「街の救急病院」として親しまれてきた「加納総合病院」は、2023年に創立70周年を迎えた。年間5000台(2022年4月~2023年3月)の救急搬送を受け入れているが、近年、特に重視するのが、地域のクリニックと連携して在宅患者の急変に対応する「在宅救急」だ。高度急性期から回復期・慢性期までの病床がそろい、「人生100年時代の全ステージに対応する医療と介護」を展開する。内視鏡室の改築、高解像度MRIや手術用ナビゲーションシステムを導入するなど高度医療に対応する環境を整備したほか、リハビリテーションではVR機器を活用。今後もデイケアの定員を増やすなど、地域のニーズに応え続ける方針だ。
02高度医療機器の導入や更新でより高精度な診断や手術をめざす
早期の手術実施と多職種チーム医療を推進
外傷、骨折、脊椎や関節の疾患などに高い技術力で対応する整形外科。3テスラMRIを導入し、1.5テスラMRIも新機種に更新。より高精度な検査を可能にした。術中透視装置やナビゲーションシステムも導入。難症例にも安全・迅速、低侵襲な手術をめざす環境を整えた。同院で手術が受けられるよう連携する大阪医科薬科大学病院から執刀医を招くことも。また、少しでも早期の手術が重要な大腿骨近位部骨折では、受傷後48時間以内の手術が130例中72例と半数以上(2022年4月~2023年3月)。骨粗しょう症には多職種のチームで連携し、地域のクリニックで治療継続することも可能。「一例一例を大切に」をモットーに患者を支える。
03VR(仮想現実)機器を活用して楽しくリハビリテーション
脳卒中、骨折など幅広い疾患が対象
急性期と回復期の入院リハビリテーションに加え、維持・通所での実施も生活期まで幅広く対応している同院。VR技術を用いたリハビリテーション機器を活用し、ゲーム感覚で楽しく運動できることも特徴だ。対象は、脳血管疾患による運動麻痺や失調、高次脳機能障害を有する症例、大腿骨近位部骨折や脊椎椎体骨折など高齢者の運動器疾患、パーキンソン病など。座った状態でヘッドマウントディスプレーを装着し、仮想空間に表示されるリンゴなどに向け、コントローラーを持った手を伸ばす「リーチ運動」を行う。的の方向や距離、大きさなどが患者の能力に応じて変えられ、転倒の心配がない座位でのリハビリテーションで体幹強化も期待できるという。