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最終更新日:2024/12/26

特定医療法人誠仁会
大久保病院

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  • 兵庫県明石市大久保町大窪2095-1
    • 内科
    • 消化器内科
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産婦人科

診療科・部門紹介

新体制で良性腫瘍の手術やホルモン療法を積極的に実施。月経トラブルや不妊、更年期障害などにも幅広く対応

女性医師1人を含む常勤医が4人になり、診療体制が一層充実。生理不順やPMS(月経前症候群)、更年期障害、性感染症、さらに骨盤臓器脱や骨粗しょう症など、あらゆる世代の女性の悩みを受け入れる。腫瘍に関してはがん検診をはじめ前がん状態から初期のがん、子宮筋腫や子宮内膜症などの良性疾患に対応。妊娠希望の有無や年齢に応じて低侵襲の腹腔鏡・子宮鏡手術やホルモン療法などを組み合わせ、患者のニーズに寄り添う治療を展開する。人工授精を含めた不妊治療にも新たに力を入れ、不妊の相談で訪れる患者も増えているという。産婦人科専用の待合室やプライバシーに配慮した診察室が設けられ、落ち着いた雰囲気の中で診療を受けられる。

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他科と分けられている産婦人科の待合スペース

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できるだけ負担のかからない検査法を用いた診断と、患者と医師が納得できる適切な治療を心がけている

スタッフ紹介

責任者

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吉岡 信也副院長

1991年京都大学医学部卒業。京都大学医学部附属病院産婦人科や関連病院で研鑽を積み1998年米国テキサス州トリニティ大学へ留学。2000年から京都大学医学部附属病院で不妊治療や婦人科手術などの産婦人科診療に注力し、2008年大阪赤十字病院産婦人科部長、2014年神戸市立医療センター中央市民病院産婦人科部長を務め2023年より現職。 日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医。日本生殖医学会生殖医療専門医。

メッセージ

現在、当院産婦人科には分娩関連以外のさまざまな女性疾患に対応できるスタッフと環境が整っています。地域に密着した病院ですので、月経に関するトラブルや更年期障害、感染症など女性なら誰にでも起こり得る病気をはじめ、不妊治療や骨盤性器脱の手術も行っています。子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫などの良性腫瘍、初期のがんに対しては、開腹せず痛みや出血が少ない腹腔鏡や子宮鏡を用いた手術を日常的に実施しています。検査や治療に関しては、妊娠希望や子宮温存といった患者さんのご希望もよくお聞きし、満足度の高い治療をめざしている点が特徴です。なお当科では、以前では病気として扱われていなかったような月経前症候群や、平均寿命の延伸とともに重要性が高まっている骨粗しょう症の治療にも力を入れています。例えば40代前半で閉経された方であれば、ホルモン補充療法などを行って骨密度の維持を図るといった対応も考えられます。産婦人科には受診しにくいイメージがあるかもしれませんが、プライバシーに配慮した診療を大事にしていますので、少しでも気になっていることがあれば、気軽にご相談いただければと思います。

スタッフ

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小笠原 利忠先生

1982年兵庫医科大学卒業。1986年同大学大学院医学研究科修了。関西労災病院産婦人科勤務後、1988年兵庫医科大学産婦人科学講座助手、1995年ザールランド大学産婦人科腫瘍病理部門留学、1988年兵庫医科大学産婦人科学講座講師を経て2007年より大久保病院副院長、2023年より現在に至る。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医。

メッセージ

長年婦人科腫瘍の診断・治療に携わってきました。専門領域は婦人科腫瘍で、特に子宮頸がんの早期診断に力を入れています。子宮頸がんは、近年若い世代に増加傾向が見られます。幸い子宮頸がんは前がん状態として「上皮内腫瘍」が存在し、数ヵ月から数年かけてがんに進行します。前がん状態のうちに診断できれば治療も容易で、子宮の温存も期待できます。当院では、子宮頸部上皮内腫瘍に対して、精密な診断のもとにレーザー治療を導入し、日帰り手術など患者さまの負担の少ない医療を提供できるよう努力しています。

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内藤 子来産婦人科部長

1992年兵庫医科大学卒業。2021年4月より現職。専門は、産婦人科・女性医学・細胞診。日本専門医機構産婦人科専門医。

メッセージ

女性は、生涯にわたって女性ホルモン独特の働きに影響を受け、またそのときに生じる不具合からさまざまな疾病でお困りになられていることも多いかと思います。思春期、成熟期、更年期、壮年期など、女性のさまざまなライフステージにおける特徴や変化を理解し、それぞれの患者さんの訴えに対して丁寧に耳を傾け、女性特有の疾患にお困りの患者さんに寄り添える診療ができるように努めます。

川田 悦子先生

2004年関西医科大学卒業。2023年11月より現職。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。

メッセージ

これまで京都、大阪、神戸と近畿各地の病院で勤務し、妊娠・分娩などの産科領域と子宮付属器腫瘍や悪性疾患、更年期などの婦人科領域ともに手術も含め幅広く診療してきました。産婦人科受診に抵抗を感じる方は多いと思いますが、そういった方々にもまずは受診いただき、少しでも楽に過ごせるようにお手伝いできればと思います。女性の生涯を通して生じるさまざまな症状について、患者さん一人ひとりに寄り添った診療をめざしています。

紹介医療機関の先生方へ

地域密着型病院の産婦人科として、初期症状から手術治療まで幅広い診療を実施しています。良性腫瘍に関しては、腹腔鏡・子宮鏡手術を駆使して体や日常生活への影響が軽い手術に注力。また、子宮頸部異形成においては精密な検査を経た上でレーザー焼灼術も積極的に活用するなど、妊孕性温存に配慮した治療を得意としています。手術適応の境界例や手術希望例をぜひご紹介ください。進行がんや高度生殖医療に関しては、当院での検査や診断を経て大規模病院とスムーズに連携します。女性医師1人も含めた4人の医師が(2023年11月時点)、各自の専門性に応じて幅広い疾患に対応していますので、お困りの症例があればぜひご紹介ください。

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