泌尿器科( 順天堂大学医学部附属浦安病院)

最終更新日：2025/09/22

泌尿器科

診療科・部門紹介

泌尿器がん、移植、男性不妊など幅広い疾患に先端の治療を行う。男性性機能障害への新たな治療も導入

前立腺がん、腎臓がん、尿路上皮がんに対する手術を中心に、幅広い疾患に対してチームで挑む。前立腺がんなどに対するロボット支援手術や、膀胱がんに対する経尿道的膀胱腫瘍切除術を数多く実施。膀胱がんの検査では、特殊な色素を使用した内視鏡検査で腫瘍を発光させることで、これまで見つけにくかった病変も見落とすことのない精度の高い診断をめざしている。また、2015年に辻村晃先生が同科科長に赴任してからは、生体腎移植を積極的に実施し、男性不妊の治療にも注力。さらに2025年6月からは、男性性機能障害に対する人工装具を使用した治療も開始。手術で神経を切除した場合や外傷による勃起障害などを対象に提供していく。

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幅広い分野で先端的な治療や手術を実施。女性医師も在籍する

スタッフ紹介

責任者

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辻村晃泌尿器科科長

1988年兵庫医科大学卒業。2014年より現職。医学博士。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医。日本アンドロロジー学会理事長、日本性機能学会副理事長。専門は泌尿器がん、男性不妊症、排尿障害、腎移植、男性更年期。

メッセージ

当科の患者さんは高齢の方が多く生活環境もさまざまです。そのため、どういった対応が一番良いかをケースバイケースで考え治療をすることを大切にしています。特にがんの治療では、手術でがんを取り除いた後、再発のリスクを考慮し、追加で抗がん剤治療を行うことがあります。科学的根拠のもと有用だと思われる治療法を提案させていただきますが、受け取り方は患者さんそれぞれ。手術が終わって経過が良い場合などは、なぜ抗がん剤治療をしなくてはいけないのか疑問に思う人もいると思います。どのように説明をし、どんな治療をするかは、患者さんの性格や理解力、そしてご家族のサポートをどこまで望めるかをトータルで捉え、一番良いと思える道を探っていくようにしています。独居で少し認知に不安がある方で、どうしても連絡できるご家族がいらっしゃらないときは、行政とも連携して対応し、より良い方向で治療を進められるように努めています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

陰茎プロステーシス挿入術／300万円～

紹介医療機関の先生方へ

地域の先生と顔の見える人間関係を構築するため、2015年に当院に赴任した当初に、近隣のクリニックのみならず、千葉県全域のほとんどの病院にごあいさつに伺いました。現在は、地域の先生と直接交流する機会として、1年に10回ほど泌尿器疾患に関する研究会を開催しています。ご興味がありましたら、ぜひご参加ください。大学病院としての使命はもちろんですが、地域の中核病院として親しみやすさも大切にしています。お困りのことはなんでもご相談いただけたらと思います。