選定療養費あり

順天堂大学医学部附属浦安病院　

診療科・部門紹介

子どもの外科疾患のほぼすべてに対応。低侵襲のロボット支援下手術に力を入れる

生後間もない新生児・未熟児から15歳の思春期の子どもまでの、呼吸器や消化器、泌尿器、生殖器、胸腹部の良性・悪性腫瘍など、ほぼすべての小児外科疾患の診療に対応している。両親とともにわが子の視点に立ち、優しい対応と、安全に配慮した高度な医療の提供に努めている。低侵襲手術に力を入れており、水腎症からまれな胆道拡張症などの適応症例には、小児に対するロボット支援下手術を積極的に実施。その他の疾患でも、内視鏡や腹腔鏡を用いて体への負担軽減に配慮した手術をできるだけ行っており、夜間や休日などの緊急時も、平日と同じよう低侵襲手術ができるよう体制を整えている。また、漏斗胸の手術には、成人を含め対応している。

子どもの体に対しても負担の少ないロボット支援下手術を導入

スタッフ紹介

責任者

岡崎 任晴科長

1988年順天堂大学卒業。オランダ・ロッテルダムのソフィア小児病院留学、静岡県立こども病院外科医長、順天堂大学小児外科学講座臨床講師、同大学先任准教授、順天堂大学医学部附属浦安病院小児外科学科長補佐・先任准教授などを経て2017年より現職。日本小児外科学会小児外科専門医。日本外科学会外科専門医。

メッセージ

ロボット支援下手術を積極的に実施しており、適応にならない疾患でも、内視鏡や腹腔鏡を用いた体への負担が少ない手術をできるだけ行っています。体が小さく、弱い赤ちゃんやお子さんの手術だからこそ、低侵襲手術は大切だと考えています。また、これから先70〜80年に及ぶ人生を幸せに過ごしてもらうためにも、合併症や後遺症を残さない治療を心がけています。加えて、対応できる施設が限られている漏斗胸の手術にも、大人を含めて対応しています。本人はずっと気になっているものの、病気ではないということで放置されているケースも多く、実際に20〜40代の患者さんからのご相談も少なくありません。悩んでいる方は、遠慮なく受診してください。