形成外科(独立行政法人地域医療機能推進機構船橋中央病院)

最終更新日：2024/11/27

形成外科

診療科・部門紹介

地域の声に応え常勤医による治療が復活。ほくろや粉瘤などの皮膚疾患や眼瞼下垂の手術など多様な悩みに対応

2024年、約2年ぶりに形成外科の常勤医による診療が復活。ニーズの高いほくろや粉瘤、皮膚のがんなどの皮膚腫瘍系の疾患、藤岡菜月先生が得意とする眼瞼下垂などの治療を実施し、全身麻酔が必要な手術にも積極的に取り組んでいる。眼瞼下垂の手術後は入院も可能。循環器内科や糖尿病内科など他科との協力で、持病のある高齢患者も安全に配慮した手術が行えるよう努めている。多様な患者の悩みに応えるため、今後は自由診療にも対応予定。林明照東邦大学医学部特任教授による顔面神経麻痺などに特化した診療と三川信之千葉大学大学院医学研究院形成外科学教授による小児形成外科の診療にも対応し、疾患や治療に関するアドバイスを行っている。

患者の悩みに寄り添う、笑顔が素敵なスタッフたち

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手術を行う形成外科チーム

スタッフ紹介

責任者

藤岡菜月先生

2017年東邦大学医学部卒業後、千葉大学形成外科・美容外科に入局。2024年4月より現職。専門は形成外科一般、美容外科、特に眼瞼下垂・内反症・外反症などの眼瞼形成。日本形成外科学会形成外科専門医。さまざまな患者の悩みに丁寧に寄り添う姿勢を大切にしており、患者の笑顔が活力になっている。

メッセージ

形成外科の疾患はがんの治療のように1分1秒を争うものではないので、長いお付き合いの中で、患者さんにとって悩みを相談しやすい第三者になっていければと思います。外来では十分な時間が取れないこともありますが、1つ解決したら次へというように、少しずつ悩みを解消していきましょう。そうした中で患者さんがさらに気になることができても、気軽にお話していただける雰囲気も大切にしていきたいと思います。私は、患者さんと喜びを分かち合えることに魅力を感じ見た目に関わる手術を行う形成外科を選びました。自分で選んだ道なので、妥協することなく、患者さんの思いをかなえていきたいです。眼瞼下垂の治療がすべて自由診療だと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、保険診療でできることもたくさんありますので、まずはご相談ください。

紹介医療機関の先生方へ

いつも患者さんをご紹介いただきありがとうございます。患者さんは形成外科という診療科をご存じないことも多いため、先生方からのご紹介がなければ当科は成り立ちません。些細なことでも構いませんので、何か困ったことがあればご相談ください。当科でできる手術は当院で、難しい疾患につきましては、千葉大学の関連病院をはじめ適切な医療機関へとつないでまいります。