血液内科(独立行政法人地域医療機能推進機構船橋中央病院)

最終更新日：2023/10/02

血液内科

診療科・部門紹介

船橋市内でも限られた血液内科。千葉大学との連携で造血幹細胞移植も実施

船橋市内には血液内科を診る医療機関が少ないことから、重要な役割を担っている同科。白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群など造血器悪性腫瘍の治療を中心に行っている。病床47床のうち無菌病床9床を用意。治療法は患者の意思を尊重し十分な説明を行い同意を得た上で選択している。日本成人白血病治療共同研究グループ（JALSG）に参加している同科では急性白血病の治療についてはJALSGのプロトコルに準じて実施し、一人でも多くの患者を寛解に導けるよう取り組む。また、造血幹細胞移植については千葉大学の血液内科と連携して自己末梢血幹細胞移植を中心に実施。必要に応じて放射線治療を行う場合もある。

無菌室の様子

検査を行う深澤元晴副院長

スタッフ紹介

スタッフ

深澤元晴副院長

1988年千葉大学医学部卒業後、千葉大学第二内科（現・内分泌代謝・血液・老年内科学）入局。2014年より現職。専門は血液内科。日本内科学会総合内科専門医、日本血液学会血液専門医。

メッセージ

血液疾患は重大な病気が多く、患者さんやご家族の方々もご心配が多いと思います。患者さんとのお付き合いも長くなりますので信頼関係を大切にしながら、ともに頑張っていきたいと思います。また、化学療法室では日本看護協会がん化学療法看護認定看護師を中心に患者さんが安心して治療を受けられるようサポートしていますので、どんなことでもご相談ください。

紹介医療機関の先生方へ

当科は日本血液学会血液専門医3人を含め医師6人体制で診療しています。血液内科を専門的に診られる医療機関が船橋市内では限られていますので、多くの血液内科の患者さんを当院がお引き受けしています。今後も患者さんのご要望に即しながら、患者さんにとって最良の治療を提供できるよう、努めたいと思います。