公益社団法人地域医療振興協会選定療養費あり

横須賀市立うわまち病院

診療科・部門紹介

外科診療と腹部救急疾患に強み。安全性と根治性を両立した治療をめざす

外科の治療の柱は、胃、小腸、大腸、肝胆膵などの消化器がん、および乳がんなどに対する外科診療と、24時間対応の救急で受け入れる腹部疾患に対する治療の2つだ。常に先端の治療導入に努めており、乳がんについては専門の外来での検診・診断から手術、薬物・放射線治療まですべてを院内で行うことができる。高齢化が著しい地域であることから、循環器疾患や呼吸器疾患、認知症を含めた脳神経疾患など何らかの複合疾患を持つ患者の手術に対しては、安全性と根治性に配慮しながら、術後の生活も考慮し治療法を選定。院内の高精度放射線治療施設での治療や、抗がん剤治療など、豊富な選択肢をそろえて患者に寄り添っている。

安全性と根治性に配慮。患者に寄り添った対応を心がけているという

スタッフ紹介

責任者

菅沼 利行副病院長

1986年防衛医科大学校医学科卒業。1995年から1年間の海外留学期間を挟み、防衛医科大学校病院や、全国各地の自衛隊病院で外科診療に従事してきた。2008年より横須賀市立うわまち病院勤務。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医。

メッセージ

当科は、消化器がんや乳がんなどの悪性疾患と、急性腹症をはじめとする救急医療への対応を中心に行う診療科です。悪性腫瘍については、診断から治療まで一気通貫の包括的な診療体制を整備し、患者さまの負担軽減に努めてまいりました。健診で異常が指摘された際や、何らかの症状がある場合は、まずはかかりつけの先生にご相談いただき、紹介状をお持ちの上、当院をご受診してください。乳腺のお悩みがある方は、乳腺の外来も活用し、早期発見につなげていただければ幸いです。なお、緊急の手術には、24時間いつでも対応しています。