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医療法人徳洲会 東京西徳洲会病院

(東京都 昭島市)

渡部 和巨 病院長

最終更新日:2020/11/25

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北多摩西部地区で「断らない医療」を

昭島市の中核病院、そして徳洲会初めての東京都内の病院として2005年に誕生したのが「東京西徳洲会病院」だ。徳洲会の基本理念である「生命(いのち)だけは平等だ」、そして「断らない医療」を実践するため内科系、外科系ともに幅広く診療科を備え、全科において24時間365日の急患受け入れ態勢をとり、救急搬送では周辺地域のみならず、東京23区内、埼玉県、山梨県などからも患者を受け入れている。また、地域に貢献すべく一般向けの健康講座も積極的に開催するほか、増加する外国人の患者に対応するための体制も整えている。昨年、念願のフルオープンがかない、これからますます地域医療の核となる病院としての役割を期待される同院の渡部和巨(わたなべかずなお)病院長に話を聞いた。(取材日2017年2月20日)

病院の紹介をしていただけますか?

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この病院は、東京都で初めての徳洲会病院として2005年にオープンしました。当初は、500床の許可病床を認可されて全病床の稼働をめざして努力してきましたが、その後も紆余曲折がありまして、2016年の6月に現在の許可病床数である486床でグランドオープンをしたところです。徳洲会の理念である「どんな患者さんも断らない」を遂行すべく、年中無休の24時間体制で患者さんを受け入れ、北多摩西部地区を中心に救急医療にも貢献しているほか、災害拠点連携病院の指定も受けています。拝島駅と昭島駅を合わせて1日に15万人の利用者がいて、この病院の半径10キロ以内に160万人の方々が住んでいますが、400床を超える病院はこの辺りでは珍しいですね。そのような環境で重要な責務をしっかりと果たしていくことが、地域の方々に信頼され、頼りにされることにつながると考えていますし、徐々に浸透してきていると感じています。

病院として特に力を入れていることは何でしょうか?

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循環器については、カテーテル治療に力を入れており、2013年から東京都CCUネットワークにも入って、昭島市を中心に、立川市、福生市、あきる野市、青梅市など西多摩地域における循環器救急要請に対し断ることなく対応しています。救急では、北多摩西部地区に加えて埼玉県西部や山梨県の東部、東京都内からもたくさんの救急搬送を受け入れていますし、一昨年の10月には、外傷治療専門のチームを作り対応しています。外傷を専門的に受け入れるセンターは、うちにできるまでは都内で北区だけにしかなかったので、とても意味の大きいものだと思っています。乳がんに関しては、東京都がん診療連携協力病院に認定され専門的な治療をしていますし、今年の4月からは新しい医師を迎えて消化器系のがん治療にもさらに力を入れていきたいと考えています。ほかに、前立腺の手術に使う手術支援ロボットをはじめ、医療設備も充実しています。

病院の運営方針を教えてください。

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まずはっきりしているのは、ペーシェントファースト。患者さん第一主義です。その大きな柱が、徳洲会の理念でもある「どんな患者さんも断らない」ことです。しかし、私がここの院長になった2014年は、いろいろな事情もあって、3人に1人は受け入れ態勢が取れないという状況だったんですね。ただ、徳洲会の病院としては、その軸足は絶対に変えてはいけないところですから、病院にきた患者さんは断らない、電話で問い合わせの方も断らないというのをめざしてきました。次の日からハイというわけにはいきませんけど、それから2年3ヵ月経って医師にも職員にも、断らないというのが気持ちの良いものだと、だいぶ浸透してきていますね。「命だけは平等だ」というのは確かですし、この理念は大切だと思います。もし院長である私や事務長が何か理念と違うことを言ったら、理念のほうが正しいのだと私は教えています。

外国人患者の受け入れ体制も整っていると伺いました。

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当院では、主に英語、中国語、韓国語での医療サービスを行っています。現在も年間で7〜800人の外国人の患者さんにきていただいてて、4月からは看護師の15%が外国人になります。中国人の医師も数名いますし、看護師も中国やベトナム、ペルーの方など、国際色豊かですよ。治療を受けに来る方ももちろんいるのですが、人間ドックで来られる方が多いですね。どんな患者さんも断らないという徳洲会の理念にもつながりますし、外国人の方と一緒に働くことで、こちらが気付かせられることも多いんです。これからも、患者さんも職員も外国人の方を積極的に受け入れていきたいですね。

今後の抱負とメッセージをお願いします。

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どんな患者さんも断らないという理念を遂行していく中でいろいろな艱難辛苦はありますけど、そこをめざして走り続けたいと思っています。そのために例えば、夜勤の看護体制をより充実させていくことは喫緊の課題ですし、今年の春にも医師や看護師をかなり増やしますが、診療科の垣根をなくして横のつながりのあるシームレスな組織にするなど体制を整えて、少しでも良い病院にしていきたいと思っています。ここ数年が本当に大切な時期だと考えています。当院を利用いただいく皆さまには、もし何か本当に期待外れだというようなことがあれば遠慮なく叱責をいただければうれしいですし、そういうことが職員を育てていくのだと考えています。当院には、重症の方だけでなく一般の患者さんもご利用いただきたいですし、健康のことで何かに困ったら思い出してもらえるような、皆さまのパートナーになれる病院にしたいと思っています。

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渡部 和巨 病院長

1985年旭川医科大学卒業後、茅ヶ崎徳洲会総合病院に入職。湘南鎌倉総合病院勤務、米国留学などを経て1998年湘南鎌倉総合病院外科部長。 2006年湘南鎌倉総合病院副院長。2008年茅ヶ崎徳洲会総合病院(現湘南藤沢徳洲会病院)院長代行兼務 。2014年より東京西徳洲会病院院長。日本外科学会外科専門医。国内外の多数の施設で研鑽を積むほか、若手医師の育成にも力を入れている。

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