社会福祉法人　仁生社

江戸川病院

診療科・部門紹介

豊富な経験を持つ女性医師による先進の手術と、安全性に配慮し患者一人ひとりの状態に合わせた医療を提供

2024年3月に新設された婦人科では、卵巣嚢腫や子宮筋腫などの良性疾患から、卵巣がん、子宮体がん、子宮頸がんなどの悪性疾患、月経異常や子宮脱などの骨盤臓器脱まで幅広く診療している。腹腔鏡下手術やロボット支援手術を含めた専門性の高い治療を提供するのは3人の女性医師だ。3人のうち2人は日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医の資格を持っている（2024年6月現在）。特にロボット支援手術は、拡大視野で患部に迫ることができ、より精密な手術が可能である。婦人科がんロボット支援手術の保険適用は、現時点では早期子宮体がんの一部に限られるが、同院でも準備を進めている。

プライバシーに配慮した診察室と内診室

やわらかい 印象のフクロウのイラストが特徴的な診察室

スタッフ紹介

責任者

上野山 麻水婦人科部長

2003年日本大学医学部卒業。NTT東日本関東病院、国立国際医療研究センターを経て2024年より現職。専門は婦人科悪性腫瘍、低侵襲の腹腔鏡手術・ロボット手術。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医。

メッセージ

治療では、まず安全を第一に考えています。その上で、個々のニーズに合わせた治療に重点を置いています。同じ病気でも一人ひとり症状も程度も異なるため、それを正しく見極めることが治療の精度を高めることにつながると考えています。手術に関しても、婦人科がんに対する手術、腹腔鏡手術、先進のロボット手術などを専門の女性医師が担当し、安全性に配慮しながら地域に根差した医療の提供に努めてまいりますので、お困りのことがあれば、ぜひご相談ください。