国家公務員共済組合連合会

虎の門病院

診療科・部門紹介

幅広い肝臓疾患に対応。外科との連携によるスムーズな診断・治療も強み

多くの症例数に基づく豊富な経験を生かす肝臓内科。あらゆる肝臓疾患を対象に、先進的な治療を含めた多彩な治療を提供する。肝臓・胆のう・膵臓外科など、関連する診療科と連携が密にとられており、診断が包括的で治療がスピーディーなのも特徴だ。代表的な疾患は、ウイルス性肝炎、肝がん、肝硬変、脂肪肝、非アルコール性脂肪性肝炎、自己免疫性肝疾患。特に、C型肝炎、日本人の約3割にのぼるという脂肪性肝疾患、抗がん剤治療や手術を含む集学的な治療が可能な肝臓がんの治療に注力している。
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先進的な医療を取り入れた、集学的な治療に注力している

スタッフ紹介

スタッフ

芥田 憲夫肝臓内科部長 兼 肝疾患相談センター 副センター長

1995年岐阜大学医学部卒業。虎の門病院で内科研修を行い、2000年肝臓内科医員、2012年肝臓内科医長、2022年肝臓内科部長に就任。虎の門病院肝疾患相談センター副センター長、治験・臨床研究部臨床研究センター長、藤田医科大学医学部客員講師を兼任。日本肝臓学会肝臓専門医、日本消化器病学会消化器病専門医。

メッセージ

虎の門病院肝臓内科は、脂肪肝・肝がん・ウイルス性肝炎の臨床治験も含む先端の医療を提供しています。最近特に注目されている脂肪肝は、合併症として心血管疾患や肝臓以外のがんが多く、肥満やメタボリックシンドロームの合併も多い疾患です。そのため、肝臓だけでなく全身も視野に入れた、多職種連携に基づくフォローアップ体制が欠かせません。昨年から導入された脂肪肝の改善を目的とした食事・運動療法入院が、皆さんの治療に対するモチベーション向上につながることを願っています。