最終更新日:2024/06/13
国家公務員共済組合連合会虎の門病院
- 東京都港区虎ノ門2-2-2
- 血液内科
- 内分泌・代謝内科
- 内分泌・代謝内科(糖尿病)
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消化器外科(食道・胃腸)
診療科・部門紹介
がんの根治性と機能温存をめざして新しい治療も積極的に導入。各科との連携で1日も無駄にしないがん治療を
良性から悪性まで広く対応し、特に食道がんにおける低侵襲治療を得意とし、胸腔鏡や腹腔鏡による手術を実施、ロボット支援手術も導入している。がんを治すことを第一目標に掲げる同科が重視しているのが機能温存だ。手術後の逆流を防ぐため、従来の胃を頸部まで持ち上げる再建法に加え、腸を間に入れて再建する回結腸再建術を採用。その他、声や飲み込みの機能温存など、機能はできる限り手術前に近い状態で残せるようにという強い思いで治療にあたる。良性腫瘍である食道粘膜下腫瘍、胃粘膜下腫瘍については、胸腔鏡・腹腔鏡手術で対応。食道を温存した腫瘍摘出など、治療後のQOLを見据えた医療に加え、高度肥満者に対する減量手術も提供。
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機能の温存に注力、治療後のQOLを見据えた医療を提供
スタッフ紹介
責任者
上野 正紀院長補佐 兼 消化器外科(上部消化管)部長
1988年山梨大学医学部卒業。2017年より消化器外科(上部消化管)部長に就任。2022年より院長補佐を兼担。専門は上部消化管外科分野、 食道がん開胸手術・鏡視下手術・ロボット支援下手術、食道がん集学的治療。 日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。
紹介医療機関の先生方へ
早期の人から進行した人、あるいは合併症がある人まで、どのステージでもどんな状態であってもご紹介ください。外科でお受けした患者さんでも内視鏡治療が適切であると判断した場合は消化器内科と、手術が難しく抗がん剤治療が望ましい場合は臨床腫瘍部門と協力するなど、やるべきことを諦めずに対応しています。また、合併症がある人については、各内科系診療科 とタッグを組み合併症の治療をしながら外科手術を行うことも可能です。手術後のバックアップ体制も含め、これは総合病院の大きな強みといえます。各診療科の連携のもとに 、1日も無駄にしないがん医療に努めています。