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最終更新日:2022/12/19

国家公務員共済組合連合会
虎の門病院

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  • 東京都港区虎ノ門2-2-2
    • 血液内科
    • 内分泌・代謝内科

    • 内分泌・代謝内科(糖尿病)
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泌尿器ロボットセンター

診療科・部門紹介

機能温存と根治をめざすロボット支援手術に注力。他診療科との連携による集学的治療も強み

前立腺がんをはじめ腎臓がん、膀胱がんなどに対して、手術支援ロボットによる低侵襲な手術を行う泌尿器ロボットセンター。極めて狭い範囲で繊細な手技が求められる泌尿器科領域において、人間の手が届かない部分まで自在に入り込み、病変を取り切るためのロボット支援手術を行う役割は大きい。医師は3Dカメラの鮮明な画像を拡大して見ながらロボットアームを操作できるため、手ブレがほぼなくなり、手術中に尿道括約筋や勃起神経が傷ついて尿失禁や性機能障害といった合併症が出るリスクも低減された。他診療科との連携で、術前の化学療法や術後の放射線治療といった集学的治療をワンストップで、かつ速やかに行えるのも強みの一つだ。
■HPはこちら

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ロボット支援手術により、合併症などさまざまなリスクが低減されたという

スタッフ紹介

責任者

Dr

浦上 慎司泌尿器ロボットセンター部長

1994年島根医科大学医学部医学科卒業。同大大学院卒業後、同大泌尿器科学教室助手・講師。「去勢抵抗性前立腺がんの発生機序の解明とその治療法の開発」に取り組み、日本における去勢抵抗性前立腺がんに対するタキサン系抗がん剤の導入に尽力した。カリフォルニア大学サンフランシスコ校への留学を経て、同大医学部講師、がん研有明病院泌尿器科医長。2014年より虎の門病院勤務。2020年より現職。

メッセージ

当院では、黎明期から腹腔鏡手術を行い、多くのノウハウを蓄積してきました。腹腔鏡手術の進化版ともいえるロボット支援手術においても、これまでの知見と経験が大いに役立っています。ロボット支援手術を導入したことにより、機能を温存することもできるようになったことは、患者さんにとって最大のメリットだといえるでしょう。尿失禁や性機能障害は、患者さんの尊厳に関わる重大な後遺症です。特に性機能については、例え高齢であっても温存を希望される方が多いため、ご希望に寄り添った治療ができるよう努めています。

紹介医療機関の先生方へ

当センターの強みは、他診療科とフラットに協力し合う風土を生かして、あらゆる症例に速やかに対応できることです。年齢や、複合疾患を理由に他院では受け入れを断られた方にも、複数の診療科の協力のもとで可能な限り手術を行っておりますので、お困りの際はご相談ください。患者さま自身はもちろん、患者さまをご紹介くださったドクターにも、満足していただける安全な治療の提供をめざし尽力していきます。

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