国家公務員共済組合連合会

虎の門病院

診療科・部門紹介

先端機器による手術支援システムの活用や血管内治療とのハイブリット手術で安全性と正確な手術をめざす

脳神経外科では、脳血管障害や良性脳腫瘍の開頭手術を中心に一般的には治療が難しいと言われている腫瘍や動脈瘤、もやもや病などの治療を多数行っている。同科ではハイブリット手術室内に、手術顕微鏡、ナビゲーション、術中血管撮影、術中CT撮影システムを備える。手術中にCT撮影や血管撮影を行いリアルタイムの情報をナビゲーションシステムに反映しさらに手術顕微鏡と連動させる術中画像支援システムを採用、三位一体の手術を行う 。こうした先端機器の導入で、安全に配慮した精度の高い手術を行うことが可能になるという。また、同じ脳の疾患を扱う脳神経血管内治療部門、間脳下垂体部門とのハイブリット手術も積極的に実施している。
■HPはこちら

先端機器を多数導入。より安全で精度の高い手術をめざす

スタッフ紹介

責任者

原 貴行脳神経外科部長

1995年東京大学医学部卒業。専門は脳動脈瘤手術、血管バイパス術、もやもや病、頸動脈内膜剥離術といった脳血管障害、髄膜腫、聴神経腫瘍、頭蓋底腫瘍などの良性脳腫瘍。2010年より現職。日本脳神経外科学会脳神経外科専門医。

メッセージ

私たちは病気や治療を十分理解していただけるように、丁寧な説明と治療結果もきちんとお話しすることを大切にしています。当院で手術をされることになれば、信頼関係を築いた上で手術に挑むことを心がけています。セカンドオピニオンも積極的に受け入れており、患者さんやご家族とのコミュニケーションを大切に、当院でできる治療や患者さんのご希望に合った治療などについてご説明させていただきます。「来るもの拒まず」を信条に、当科を頼ってくださるのであれば全力でお応えしていきますので、何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談いただければと思います。