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最終更新日:2022/12/19

国家公務員共済組合連合会
虎の門病院

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  • 東京都港区虎ノ門2-2-2
    • 血液内科
    • 内分泌・代謝内科

    • 内分泌・代謝内科(糖尿病)
    • 呼吸器内科
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整形外科

診療科・部門紹介

人工関節手術や脊椎内視鏡手術を二本柱に、骨粗しょう症の治療やがんの骨転移による症状の改善にも注力

関節疾患と脊椎疾患を二本柱に幅広い診療を行う整形外科。関節疾患の治療では、日常生活の動作が制限されることを未然に防ぐため、患者のライフスタイルを考えた治療を提案、人工関節手術をメインに適切なタイミングで治療を行っている。脊椎疾患については、合併症を抱える患者や透析中の人も多いため、内視鏡下の低侵襲手術による、より傷が小さく患者への負担が少ない治療をめざす。その他、救急患者や外傷の患者も多数受け入れ、高齢の患者の骨折の手術に迅速に対応するほか、内分泌内科との連携で難しい骨粗しょう症の診断・治療、がんの骨転移による骨折や寝たきり予防、脊椎への転移による痺れ改善を目的とした手術にも注力している。
■HPはこちら

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幅広く診療を行い、患者のライフスタイルを考えた治療を提案している

スタッフ紹介

スタッフ

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山本 精三院長補佐 兼 整形外科特任部長

1982年東京大学医学部卒業。同大附属病院整形外科医局長などを経て、2008年から虎の門病院整形外科部長、2018年から副院長、2022年より整形外科特任部長と院長補佐を兼担。ライフワークは、前方アプローチの人工関節置換術。現在までに多くの症例を手がけ、両側同時症例も増加。外来では食習慣や運動習慣をまとめた「山本5原則」を患者に説き、できる限り自己関節を使い続けられるよう導いている。

メッセージ

近年、都市部では人口が急増し、高齢化と相まって医療資源の圧迫が懸念されています。中でも整形外科は、膝や股関節の痛み、脊椎の問題、骨折などで高齢者の受診が多く、問題は深刻です。今後はさらに体制を整えて受け入れを強化するとともに、予防・改善の啓発にも注力していきたいと思っています。特に、加齢に伴って軟骨がすり減り、歩行時に痛みが出る変形性膝関節症は、生活療法や食事療法による減量が有用です。外来では第一に保存療法で悪化を防ぎ、最終的な手段として人工関節置換術をお勧めしています。当院では、痛みや後遺症が少ない前方アプローチでの人工関節置換術に力を入れていますので、お悩みの方はご相談ください。

Dr

中村 正樹整形外科部長

1997年東京大学医学部卒業。2008年東京大学大学院医学系研究科外科学専攻卒業。東京大学医学部附属病院、茨城県立中央病院、NTT関東病院、湯河原厚生年金病院、国立国際医療センター、東京都立広尾病院での勤務、横浜労災病院人工関節センター副センター長、帝京大学医学部附属病院整形外科准教授および股関節診チーフを経て、2019年虎の門病院に勤務、現職。専門は関節疾患の診断と治療。

メッセージ

私が大切にしているのは患者さんとのお話の中で、どういったことに困っているのかを知ることです。患者さんの抱える合併症や年齢、ライフスタイルを考慮したご提案や一緒に相談することで、より良い治療を選択していきたいと考えています。私自身は以前から関節リウマチの診療を専門としており、長年、関節の手術に関わってきました。適切なタイミングで手術をし、より良い治療を提供することが、専門知識を持った医療従事者としての使命だと思っています。手術も薬も必要なく日常生活の中で改善ができることもあるので、困っていることがある方はまず受診して、わからないことを気軽に聞いていただければと思います。それが治療の第一歩です。

Dr

福島 成欣整形外科医長

2005年福島県立医科大学卒業。NTT東日本関東病院で初期研修後、日本赤十字医療センター、横浜労災病院、東京大学医学部附属病院、稲波脊椎・関節病院での勤務を経て、2016年虎の門病院勤務。2019年より現職。専門は脊椎一般、内視鏡手術を中心とした低侵襲手術。サッカー少年から学生時代は落語研究会に所属という経歴を持つ。手術中はゴールキーパーだったときの経験を、外来では高座での経験を生かしている。

メッセージ

私が専門にしている腰部脊柱管狭窄症には、間欠性跛行というしばらく歩くと足が痛んだり痺れたりするけれど少し休むとまた歩けるようになる症状があります。数歩歩くのもつらいといった症状は、車での通勤で座り仕事の方であれば日常生活にそれほど支障を感じないかもしれません。そういった方には薬や注射で治療をしましょうとご提案をしますし、電車通勤や肉体労働など日常生活に大きな影響がある方には手術をしましょうということになります。同じ病気の同じ症状であっても社会的背景によって選択する治療は変わってくるため、患者さん一人ひとりの状況を踏まえて、適切な治療を行っていきたいと思います。

紹介医療機関の先生方へ

患者さんをご紹介していただいたときには必ず治療の経過をご報告し、当院での診断・治療が終わった際には、速やかに患者さんをお戻しできるように努めています。特に骨粗しょう症は治療後の骨折を防ぐための継続的な治療が不可欠なため、当院では骨粗しょう症の連携チームを立ち上げました。より病診連携を深めていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。また、なるべく顔の見える関係を構築できるように、診療体制や治療についても積極的にご紹介してまいります。整形外科疾患ではなく内科的な疾患だと判断した場合は、適宜、当院の専門の診療科に紹介いたしますので、膝の痛みなどでお悩みの患者さんはご紹介ください。

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