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昭和大学病院

真心を尽くす医療人の育成と地域連携の充実、高度医療の追求で、進化をやめない医療拠点

特定機能病院/臨床研修病院/がん診療連携拠点病院/エイズ治療拠点病院/東京都災害拠点病院

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板橋 家頭夫院長

プロフィール1979年昭和大学医学部卒業。同院へ勤務した後、一度退職。さいたま市立病院内周産期母子医療センターや、埼玉医科大学総合医療センター内総合周産期母子医療センター新生児部門の立ち上げに携わる。昭和大学横浜市北部病院小児科を経て、再度同病へ勤務。子ども夜間救急室の設置に尽力する。院長としての目標は「この病院を好きな人たちが『こうなればいいな』と思ったことを実現できるような組織にする」こと。

高度医療を追及し続ける地域の医療拠点

815床もの病床を有し、高度医療の提供を主な目的とする特定機能病院の役割を担っている「昭和大学病院」。昭和大学の建学理念は「至誠一貫」。真心を尽くして診療にあたる医療人を育成し、患者に身近な医療を実践してきた。近年、とりわけ力を入れているのは、地域医療連携室や退院支援室をはじめとした「地域連携を重視した新たな仕組みづくり」、女性医師と専任スタッフによる心身のケアを主軸とした「女性医療の強化」、がんなどの命に関わる病気に対して専門性の高い治療を行うための「さらなる高度医療・先進設備の完備」の3点。より安全で、確実な治療をめざすとともに、患者のQOL向上に貢献する総合的な診療体制を整えている。そんな高い志を掲げる同院を率いているのは、同大学の卒業生でもある板橋家頭夫院長。新生児集中治療を中心に周産期母子医療などに尽力してきた板橋院長は、子ども夜間救急室を開設するなど、小児分野で院内の改革を主導してきた。優しい笑顔とユーモアを交えた語り口が印象的な板橋院長に、「大学病院は非日常」と話す理由や、同院が重視している地域連携などについて聞いた。(取材日2016年6月2日)

同院の歴史と特長を教えてください。
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1928年に昭和医学専門学校の附属病院としてスタートした同院は、まもなく開院90年を迎えます。多岐にわたる診療科を設置しているのは、地域全体で医療を完結させることを目標にしているから。そのため、大学で導入した高度医療の紹介や各種セミナーの実施、各診療科の医師が医師会へ積極的に参加するなどして、近隣の医療機関との連携を常に強化しています。大学病院が患者さんに地域のクリニックを紹介することを「逆紹介」と言いますが、逆紹介によって「放り出された」と感じる患者さんは少なくありません。そんな時、「このクリニックのドクターは私も知っていましてね」と一言あれば安心ですよね。日常的な診療には、身近な場所にかかりつけ医を見つけることが大事です。当院が地域のドクターの顔を知ることは、患者さんのためであるとともに、専門的な治療を行う大学病院が本来の役割を果たすためにも大切です。大学病院はあくまでも「非日常」なんです。

大切にされている理念や、患者のニーズについて伺います。
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「患者さん本位の医療」「高度な医療の推進」「医療人の育成」という3つの理念に加え、2016年は「プロフェッショナリズム」を掲げています。1年で達成できるものではありませんが、「本当のプロフェッショナリズムとは何か」を考える機会にしたいと思っています。私が考えるプロフェッショナルとは、高い医療スキルはもちろん、病気ではなく患者さんそのものを診る姿勢、安全な医療を提供するための信念を持った人材であること。さらに、時にはスタッフ同士で意見をぶつけ合うことがあっても、「患者さんの安全」という目標達成のために惜しみない努力を続けられるかどうかも大切です。近年のニーズとしては、乳腺外科や婦人科を受診される方が増えていますね。早期に発見できれば治癒率が格段に高まるため、良い傾向だと思います。当院は女性外科病棟を有しており、産科病棟と分けて受診できますので、通いやすさを感じていただけるとうれしいですね。

昭和大学のご出身ですが、同大学および同院の良い点はどんなところでしょう。
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横の連携が強く、職種間の壁が低いことです。昭和大学に入学したすべての1年生が1年間にわたり行う寮生活も、良い影響を与えているのかもしれませんね。病院は患者さんを中心に多職種が連携して診療する所ですから、お互いをリスペクトすることは非常に大事。意見を言い合える関係性は、医師にとって「痛いところを突かれた」と感じることもあるでしょう。しかし、医師にそれを指摘する職員にだって勇気が必要ですよね。スタッフが気軽にディスカッションできる環境づくりは、「医師によって、あるいは医師と看護師で言うことが違う」という患者さんの不安改善にも不可欠です。患者さんが残念ながら亡くなったり、障害を残して退院したりすることになっても、「この病院に入院・通院して良かった」と思っていただけるような病院をめざして、より一層スタッフは連携していかねばなりません。

先生が医師をめざした理由や、日々のやりがいを教えてください。
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小さな頃から本が好きで、毎晩7時頃には布団に入って文学全集を読むような子どもでした。そのため大学は文学部を受けたのですが、当時は医学部ブームということもあり、昭和大学も併願。合格した上に、学費も安かったので医学部に入ることにしました(笑)。現在、専門としている新生児集中治療の好きなところは、お母さんや看護師と協力しながら新生児を育てていくプロセスですね。患者さんの「ありがとうございます」という言葉は大きなやりがいになっています。日々の診療においては、ご両親への寄り添い方を常に意識。万が一、赤ちゃんに障害があった時などは、できるだけ話を聞き、ストレスを受け止めてあげたいと思っています。近年、日本における赤ちゃんの平均体重が下がっており、小さく生まれた子は糖尿病など生活習慣病のリスクが高いという傾向がみられます。お子さんのフォローアップを踏まえた診療を大切にしたいですね。

最後に、今後の展望をお聞かせください。
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患者さんに安全な医療を提供するためには、厚生労働省が課す特定機能病院の新たな承認要件をクリアする方法を検討せねばならないなど、プレッシャーを感じています。また、無駄のない経営をして収益を確保することも、名実ともに質の高い医療を提供する大学病院として地域に貢献するために大事なことだと考えています。こうした課題を解決するためにはスタッフや関係各所との話し合いが必要ですが、「患者さんのため」という意識を忘れず、「目標を明確にして、計画を実行し、その評価をきちんと行う」といったプロセスをしっかり実行していきます。また、これまで以上に院長のガバナンスが求められている時期です。「安心で安全な医療」を提供すべく、目に見える形でガバナンスを発揮するとともに、職員全員で協力しできる限りの努力をしていきます。

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