病院長メッセージ(社会医療法人三栄会  中央林間病院 ) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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社会医療法人三栄会 中央林間病院

地域医療を支えて30年余。地元住民にとって欠かせない急性期病院

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木山 智病院長

プロフィール1988年獨協医科大学卒業、1989年東京女子医科大学第2外科入局。2001年に、父が1980年に開業した中央林間病院に勤務、2007年より院長に就任。消化器外科全般の診療と手術を手がけ、腹腔鏡や胸腔鏡などを駆使した鏡視下手術も行う。愛着のある地元で信頼関係を大切にした医療の提供をめざす。休日はロードバイクに乗って遠出をするのがリフレッシュ法だという。

機動力を生かし救急医療も担う急性期病院

地域医療を支えて30年余。「中央林間病院」は中央林間とその周辺エリアの救急医療も担う、地元住民にとって欠かせない急性期病院だ。院長の木山智先生は亡き父が1980年に開業した同院を受け継ぐ2代目。専門である消化器外科の診療技術と、患者やスタッフを大切にする父譲りの手腕で同院を盛り立てている。世田谷生まれで、中学生の時に中央林間に引っ越してきたという木山先生は、地域の人との信頼関係を大切に、日々の診療に真摯に取り組むドクター。地元住民の健康をサポートしてきた同院の歴史と、現代のニーズに応える地域医療の在り方について伺うとともに、診療に対する信条や今後の展望まで、木山先生の飾らない気さくな雰囲気がにじみ出るインタビューとなった。(取材日2013年3月4日)

―まずは病院の特徴からお聞かせください。
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当院は地域に根差した中核病院として、外来診療と手術・入院、二次救急医療などを行ってきました。高齢の患者さんが増えているため一人の患者さんを長いスパンで診療することが多くなり、入院も長引く傾向にあります。そうした背景から患者さんのニーズをとらえ、中規模急性期病院の利点を生かした医療の提供に努めています。診療の柱となっているのは消化器系です。当院には私も含め消化器系専門のドクターが多く、上部・下部消化器内視鏡検査と手術に自信を持っています。胃や大腸の病気には早期の診断が重要になってくるわけですが、当院は急性期病院という性格上、すでに何らかの症状があって検査を受ける方がほとんどですので、胃の検査は患部をより正確に診られる経口内視鏡で行っています。病院自体が日本消化器内視鏡学会の内視鏡指導施設に認定されていますので、患者さんには安心感を持って検査を受けていただけると思います。

―鏡視下(きょうしか)手術を導入されているそうですね。
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病気の進行度や癒着の有無、部位などにもよりますが、適用可能と判断されれば腹腔鏡や胸腔鏡などの内視鏡手術を行っています。従来のようにメスでおなかや胸を切り開くのではなく、内視鏡を体の中に入れ、モニター画面を見ながら手術を行う方法です。鏡視下手術の一番のメリットは傷口が小さく、術後の痛みが軽いこと。したがって回復も早いんですね。他方、執刀医にとっては視野作りが困難だったり、臓器に直接触れることができないので手術の難度は上がります。つまり鏡視下手術には医師の高い技術が求められるということです。患者さんのなかには、「何が何でも鏡視下手術で」とおっしゃる方もいますが、適用できない場合があること、メリットとデメリットがあることをしっかりとご説明し、ご理解いただくことを大切にしています。

―先生が医師を志したのはなぜですか?
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やはり父の影響でしょう。父も消化器外科のドクターで、当院を開院する前も別の場所で有床診療所を開いていました。救急車も受け入れていたので、夜中でも患者さんを診ていましたね。僕も中学生の頃には患者さんをベッドに移すのを手伝ったりして、医療の現場を垣間見ていたので、医師の仕事は大変だなと思うと同時に、人の命を助けるものすごい仕事をしているのだと尊敬もしていました。院長に限らず、ドクターはあちらこちらから頼りにされる存在ですから、相談や呼び出しがたくさんあるんですね。でも父は、病院のスタッフに頼まれたことに対して、決して「ノー」と言わなかった。例えば入院患者さんのことで困っている看護師がいたら、そこに駆けつけて一緒に問題を解決するなど、どんなことでも嫌な顔一つせずに対応していました。父は2012年11月に他界しましたが、父のそういった姿勢を見習いたいと、いつも心に留めています。

―診療において大切にされていることは何ですか?
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外科医として一番大切にしているのは、必要のない手術をしないということです。他の方法で治るのならば、体に負担のある手術はしないほうがいいからです。院長としては、「小回りの利く医療」を実践すること。例えば、おなかが痛くて大学病院にかかった女性がいたとしましょう。はじめに総合内科を受診したけれど診断がつかず、次に産婦人科に行って、さらに消化器内科に行ってという具合に、結局一日がかりでようやく虫垂炎だとわかるということが大学病院では起こります。規模が大きいがゆえの弊害ですね。その点、当院では各診療科のドクターが連携し、いつでも電話1本で直接やり取りできる環境があるので、診察や検査が非常に効率的です。中規模病院だからこその機動力と言えるでしょう。それは患者さんにとっても大きなメリットになると思います。

―今後はどのような病院づくりをお考えでしょう? ぜひ展望をお聞かせください。
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地域で暮らす皆さんに頼りにしてもらえる急性期病院として、救急病院の役割を果たしながら、強みである消化器系の内視鏡検査・手術などで力を発揮していきたいと考えています。また、患者さんが最初にかかることが多い一般内科や、人工透析内科と透析専門クリニックが連携した透析医療にも力を入れていきます。当院は歴史こそ古いのですが、勤務しているドクターたちは30〜40代が多く、まさに伸び盛り。体力もモチベーションも非常に高いレベルで診療にあたっています。手前味噌になるかもしれませんが、皆、とても優秀なんですよ。ドクターだけでなく、スタッフたちもとても仕事熱心で、患者さんからもよく、「ここの先生や看護師さんたちは活気があっていいですね」と言われます。豊富な人材とチームワークも当院の大きな特長として大切にしながら、患者さんに信頼していただける医療を提供していきたいと思います。

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