昭和大学歯科病院

診療科・部門紹介

0歳からの子どもの口の中の病気や症状、相談に幅広く対応。健やかな成長をサポートすることをめざす

歯の生えてない0歳の赤ちゃんから、高校生程度までを対象に診療。むし歯の治療、転倒や衝突などによる外傷、歯並びや噛み合わせの相談、全身麻酔下での集中治療、成長に合わせた口腔ケアプランの作成など、幅広く対応している。歯科を苦手にしている子どもの治療を得意としており、トレーニングによる行動変容や治療中の頻繁な声かけによる不安の軽減、場合によっては全身麻酔も使用。治療を受けられたという成功体験を積み重ねてもらうことで、治療に対する苦手意識を克服できるよう努めている。同時に、歯磨きや生活習慣などの保護者へのアドバイスも重視しており、子どもたちの口の健康を守り、健やかな成長につなげることをめざしている。

明るい雰囲気の診察室。壁や診察台には子どもが喜ぶイラストが描かれている

小児の全身麻酔治療の様子。治療に対するトラウマを形成しない利点がある

スタッフ紹介

責任者

船津 敬弘副院長

1996年昭和大学歯学部卒業。2000年同大学大学院修了。昭和大学歯科病院スペシャルニーズ歯科部門に進み、 2012年より診療科長。2019年より小児歯科診療科長。2022年より副院長を兼務。日本小児歯科学会小児歯科専門医。

メッセージ

当科では、基本的に保護者の方にも一緒に診療室に入ってもらい、お子さんの口の状況やお手入れの方法を確認していただいています。歯は、お子さんの成長に直結する大切な体の一部。乳歯のうちから歯を大切にしていただければ、それが食べ方や歯並び、体の成長などのすべてにつながっていきます。また、もしかしたら親御さんにも歯科は怖いというイメージがあって、お子さんを連れて来づらいということがあるかもしれません。しかし、一昔前のようなイメージとはまったく違いますので、例えば月に1回など美容院でヘアスタイルを整えるような感覚で歯のクリーニングに来ていただければ、お子さんの将来的にも良い影響があると思います。

診療実績