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  7. 口腔機能管理部門

最終更新日:2024/01/12

昭和大学歯科病院

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  • 東京都大田区北千束2-1-1
    • 歯科
    • 矯正歯科
    • 小児歯科
    • 歯科口腔外科

    • 睡眠歯科センター
    • インプラントセンター
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口腔機能管理部門

診療科・部門紹介

おいしく食べられるように、総義歯治療やオーラルフレイル、口腔機能低下症などを総合的に診療

2023年に高齢者歯科部門から口腔機能管理部門に名称を変更し、高齢者の口腔機能の低下に構造と機能の両面からアプローチ。総義歯を用いた専門的な治療をはじめライフステージに合ったケアで、口腔内を快適な状態で維持できるようにサポートしている。口腔の環境、歯の数や咬合、舌の筋力、舌と口唇の運動機能、咀嚼や嚥下といった点に着目した口腔機能低下症の診断のための口腔機能精密検査にも対応。また、高齢者の食の問題は、その原因が認知機能から咀嚼・嚥下機能まで多岐にわたるため、総合的な目線で状態を把握し原因に合わせたアプローチで全身の健康へとつなげている。同部門がかかりつけで通院困難になった患者への訪問診療も行う。

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舌圧測定器。舌の運動機能を測定し、摂食・嚥下機能が低下していないかを確認することができる

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義歯と口腔機能を専門としている

スタッフ紹介

責任者

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古屋 純一診療科長

1996年東京医科歯科大学歯学部卒業。同大学大学院高齢者歯科学修了後、岩手医科大学歯学部、ハーバード大学歯学部留学、東京医科歯科大学を経て、2020年昭和大学歯学部高齢者歯科学講座講師、2021年同准教授、2023年より教授。全部床義歯、摂食嚥下障害、オーラルフレイル、口腔機能低下症に注力。

メッセージ

大学を卒業して以来、総義歯を専門にずっと高齢の患者さんを診てきました。訪問診療も行っていますので、要介護の方や入院患者さんの診療も得意としています。私と患者さんとの年齢差が縮まってきたとはいうものの、高齢になった方の気持ちを完全に理解するのは難しいため、だからこそ寄り添う気持ちは忘れず、その人らしさを尊重する診療を行っています。歯科は生活と密着している医療です。地域の皆さんにはまずはかかりつけの歯科を持っていただきたいと思います。口のことは後回しになってしまいがちですが、歯科に通っている人のほうが認知症になりにくいという研究もあるため、ぜひかかりつけの歯科医院を見つけてください。人は必ずいつかは弱り、口腔機能も低下しやすくなります。元気なうちによい治療を受け、構造と機能の両面からケアをしていただきたいです。噛むことには食べる楽しみと効率的に栄養を摂取するという2つの意味があります。元気なうちに良い入れ歯を入れるなど環境を整えることで、年を取ってもその人らしくおいしく食べられるようにしていただきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

金属床義歯/40万円~

紹介医療機関の先生方へ

当部門では、50歳以上の方の口腔機能低下症・オーラルフレイルの検査と、主に70歳以上の高齢者と65歳以上の有病者の方の総合的な歯科治療を、他の診療科と連携しながら行っています。検査のみも受けつけていますので、ご希望の患者さんがいらっしゃいましたら、ご紹介ください。当部門は義歯と口腔機能を専門とし、顎堤吸収の著しい欠損部の補綴治療、摂食嚥下障害のある方の欠損補綴治療や食支援、パーキンソン病・認知症・脳卒中の方やフレイル高齢者の食支援なども受け入れていますので、お困りの場合は一度ご相談ください。近隣の施設や在宅での高齢者の摂食嚥下障害についても、地域の先生方との連携で対応いたします。

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