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最終更新日:2024/10/28

地方独立行政法人東京都立病院機構
東京都立荏原病院

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  • 東京都大田区東雪谷4-5-10
    • 内科
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総合脳卒中センター

診療科・部門紹介

脳卒中の超急性期治療と再発防止、発症予防に注力。循環器内科と連携し全身の血管の状態から総合的な治療を

地域の脳卒中患者の超急性期治療および再発防止と発生予防に取り組む。脳神経外科や神経内科がMRIなどの検査後に、ほぼ全例に対してABI(血圧脈波検査)や心臓エコー、24時間ホルター心電図、頸動脈エコーなどを実施し、循環器系の疾患が見つかれば循環器内科との連携で治療を進める。治療後は早期にリハビリテーションを開始。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の介入のほか、臨床心理士が高次機能の状態についての検査を行い、元の生活に戻るためにどういった方法が良いかを検討した上で、機能回復と社会復帰に注力する。ICUとSUを症状に合わせて使い分け、看護師とともに検査から治療の完結まで一貫したケアを行っている。

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血管撮影検査で使用する造影室

スタッフ紹介

スタッフ

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松本 浩明脳神経外科部長

1994年昭和大学医学部卒業。1998年昭和大学大学院卒業。2022年より現職。専門は脳神経外科一般、脳血管内手術。日本脳神経外科学会脳神経外科専門医、日本脳神経血管内治療学会脳血管内治療専門医。

メッセージ

脳神経外科では、脳梗塞の超急性期におけるカテーテルによる血栓回収療法、急性期の血管形成術、ステント留置術を積極的に行っているほか、開頭手術にも対応しています。脳卒中は急性期治療で終わりではありません。特に高次機能障害は運動障害と比べて気づきにくいため、臨床心理士の介入により高次機能の低下を確認し、できることとできないことを明確にした上で適切な形での機能回復をめざしています。片側手足の動きが悪い、ろれつが回らない、話し方がおかしい、急に片方の目が真っ暗になり見えなくなったなどの症状が出たら受診してください。病気を早く発見できれば、その後の後遺症を軽減することがめざせます。遠慮なくご相談ください。

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戸田 幹人循環器内科部長

1993年東邦大学医学部卒業。2020年より現職。専門は循環器内科一般、PCI、心血管インターベンション、下肢インターベンション。日本循環器学会循環器専門医。医学博士。

メッセージ

日々の診療では、患者さんごとに必要な医療を最小限に行うことを心がけています。患者さんが当院での治療を希望されるのであれば責任を持って対応し、かかりつけの先生とともに診療していく必要があれば連携して診療を行います。患者さんごとに外来診療も入院加療も最適な方法は違うと思いますので、患者さん一人ひとりのゴールをイメージしたテーラーメイドの医療ができればと考えています。患者さんの背景は十人十色です。そこに極力寄り添える治療をしつつ、患者さんにとってより良い将来となるようプロとしてのアドバイスをしていきたいと思います。ぜひ一度、動脈硬化の検査を受けるような軽い気持ちで当院にお越しください。

紹介医療機関の先生方へ

脳卒中の疑いがある患者さんが搬送されたときや本人やご家族から連絡があったときには、当センターに連絡が入り、脳神経外科、神経内科、リハビリスタッフ、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、臨床心理士がチームとなって24時間体制で患者さんを診ています。週に1度、現状確認や長期的な治療、転院先の確保など今後の療養計画について話し合う場を設けています。紹介・逆紹介が円滑に行われるように、地域のリハビリテーション病院や、中規模病院で神経内科や脳神経外科を持たない病院には、脳神経外科部長の松本と患者・地域サポートセンターのスタッフがごあいさつに伺い直通の電話番号をお伝えしています。いつでもご連絡ください。

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