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日本医科大学武蔵小杉病院

81年の歴史を持つ地域密着型の総合病院。大学付属病院の立場から、先進医療と地域医療の両輪を担う

救急告示医療機関

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田島 廣之院長
Hiroyuki Tajima

プロフィール1981年日本医科大学卒業。1986年同大学院修了、カロリンスカ研究所病院留学。1988年栃木県立がんセンター医員。講師・助教授を経て、2004年日本医科大学教授。2016年日本医科大学武蔵小杉病院院長。日本IVR学会副理事長、救急放射線研究会代表、日本北欧放射線医学協会代表、日本静脈学会理事、日本血管内治療学会理事、日本腹部救急医学会理事。

81年の歴史を持つ地域密着型の総合病院

少子化問題に直面する日本にあって、人口の増加を続ける川崎市。その川崎市の地域医療を81年にわたり守り続けてきたのが「日本医科大学武蔵小杉病院」だ。1937年に「日本医科大学付属丸子病院」として開設され、1963年からは「日本医科大学付属第二病院」として長く親しまれてきたが、2006年に現在の名称に改名。地域に由来した名称となったことで、さらに地域密着型の医療機関となった地域中核病院だ。歯科以外の全身にわたる診療科を備えた同院は、救命救急センター、集中治療室(ICU・CCU)、新生児重症治療室(NICU・GCU)を有する高度急性期病棟、小児急病部門、認知症疾患医療センターも設置。地域ニーズに応える周産期・小児医療の役割りも大きい。2016年から同院を統括する田島廣之院長は、放射線科を専門とし、血管内治療のスペシャリストとして血管内・低侵襲治療センターの部長も兼任。気さくな笑顔と軽快な語り口が印象的な田島院長に、地域医療と高度先進医療の両輪を担う同院の特長、医師としてのやりがい、そして遅くとも2022年の開院を予定している新病院建設計画について話を聞いた。
(取材日2018年4月25日)

歴史のある病院と伺っています。
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1937年に「日本医科大学丸子病院」として開院し、今年で81周年になります。地域の皆さまに長く愛されてきた病院ですが、建物の老朽化に伴い、2022年の新病院開院に向けて現在準備中です。基本設計は終了し、来年と再来年の2年間かけて建設を予定しています。ベッド数は現在の372床のままですが、地域のニーズに合わせた部分で少しブラッシュアップされると思います。川崎市は、人口が増加しているという日本全国でも特異な地域ですから、それに合わせた診療体制が必要です。現在も女性診療科・産科、新生児内科、小児科、小児外科で構成された周産期・小児医療センターを備えており、比較的高齢の方にも安心してお産に臨んでいただけるような体制です。もともと当院は、お産に強い病院なんですよ。海女さんのお産が軽いということにヒントを得て生まれた「妊婦水泳」を当院で取り入れた時のエピソードも、当院の歴史を綴った本に書かれています。

救急搬送受け入れ要請を積極的に応需していることも特長ですね。
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前院長が救命救急を専門としていたこともあって、救命救急センターには力を入れています。川崎市は5年から10年ぐらい前は、救急車の応需率が悲惨なもので、周辺の政令都市の中でも最悪の水準でした。行政からかなりお叱りを受け、前院長就任後すぐに救命救急センターが設置されたこともあって応需率をどんどん上げていきました。2017年度には、救急の最後の砦である3次救急車の応需率も非常に高く保てており、日中の2次救急はすべて受け入れられていると思います。救命救急センターをはじめとして、今の医療の流れでもある「断らない医療」を掲げ、病院一丸となって対応しています。そこは、「患者さんに安心を」という当院の基本理念にも通じるところだと思います。日本医科大学自体の基本理念である「克己殉公」すなわち「わが身を捨てて、広く人々のために尽くす」にもつながっているのではないでしょうか。

血管内・低侵襲治療をはじめ、高度先進医療の提供も重要ですね。
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大学の付属病院ですから、最先端の医療を提供するという使命があります。2010年の当院着任と同時に、血管内・低侵襲治療センターを新設しました。開頭、開胸、開腹手術の代わりに、画像を見ながら経皮的に体内に細い管を入れ、病気を治すIVR(画像下治療)という方法です。例えばおなかの動脈にこぶができた場合、開腹手術をすると何時間もかかりますが、画像下治療であれば、実際の診療時間はシンプルなものでは1時間です。救命救急センターに搬送された患者さんの止血なども行っていますし、下肢静脈瘤のレーザー治療は、局所麻酔を使って日帰り手術を行っています。血管内・低侵襲治療センターの部長も兼任しているので、今日も患者さんの治療をしてきました。医師の中には「現場主義」を言われる方もいますが、当院の場合は人手が足りないので外来に出ないわけにはいきません(笑)。やはり現場は好きです。医者は皆そうではないでしょうか。

地域にとってどのような病院でありたいとお考えですか?
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開かれた病院でありたいと思います。当院は、職員が患者さんに対してたいへん親切だとよくお褒めをいただきます。372床の病院ですから、各科で助け合わないと成り立たないということもあり、チーム医療も積極的に推進しています。例えば循環器の疾患にしても循環器内科だけでは完結しないことがあります。当院は心臓血管外科もありますし、血管内・低侵襲治療部門もあります。各科が集まって、その患者さんにとって一番良い治療方針をカンファレンスで討議して決めるという形で取り組んでいます。セクショナリズムが強い大学病院では、各科で競い合うスタイルを採用する場合もありますが、当院は「みんなで仲良くやりましょう」と。そのほうが雰囲気も良くなるのではないでしょうか。研修医になって、当院に来た若い先生にも良い影響を与える気がします。もちろん医師だけでなく、看護師、放射線技師など、あらゆる職種の職員がチームで診療にあたってます。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。
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2022年に新病院の開院を予定していますが、病院が新しくオープンしたからといって、それだけで多くの患者さんに来ていただけるわけではありません。いろいろな細かい工夫をして特徴を持たせ、当院らしい魅力を打ち出していくことが大事だと思っています。新病院では、放射線治療の新しい機械と設備が整うので、がん診療にも力を入れていきたいと考えています。実績を積み重ね、がん診療連携拠点病院の認定を受けることも視野に入れています。当院は、80年以上の歴史があることから、大学病院でありながらも地域との関わりが深い病院です。地域の患者さんにとっては、「かかりやすい病院」というイメージだと思いますが、地域の他の病院やクリニック、介護施設との連携をさらに深め、地域包括ケアシステムの推進にも尽力していきたいと思います。敷居の高い病院ではないので、これからも地域の方々に愛される病院であり続けたいと思います。

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