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公益財団法人 日産厚生会選定療養費あり
玉川病院

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  • 東京都世田谷区瀬田4-8-1
    • 内科
    • 呼吸器内科
    • 循環器内科
    • 神経内科
    • 消化器内科

    • 腎臓内科
    • 糖尿病内科
    • 外科
    • 呼吸器外科
    • すべて見る

特徴

急性期から回復期までの医療で地域や社会に貢献することをめざす

01救急科

区西南部の二次救急を担う

世田谷区と目黒区、渋谷区を中心とした区西南部の二次救急を担っている。24時間365日体制で救急患者を受け入れているほか、平日の日中には救急を専門とする専従の医師が常駐し、より迅速で適切な対応が可能な体制を整えている。「基本的に受け入れを断らないよう心がけています」と石井一之部長。加えて、地域には高齢者も多いことから、病気や症状だけでなく、患者の社会的な背景なども考慮しながら対応することを大切にしていると言う。地域で訪問診療をしている開業医との連携にも注力。「在宅療養中に具合が悪くなった時などは、まずは訪問診療を担当している医師に連絡をしてもらうことが、より適切な対処につながります」。

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玉川病院入職後救急部の立ち上げに尽力した

02総合診療部門

受診する診療科がわからない患者を受け入れ

医療の専門化や細分化が進む中で、患者を全人的に診ることを目的としている。自分の病気や症状が、何科にかかれば良いのかわからないという患者や、症状がさまざまで総合的な診断や治療が必要な患者を担当。必要なら同部門で引き続き診療を行うほか、より専門的な検査や治療が必要な場合には、各診療科に引き継いでいる。「患者さんの話の中から診断をつけていくことをモットーにしています」と松下達彦先生。患者の話をよく聞くことを大切にする。高齢者のアドバンス・ケア・プランニング(ACP)にも取り組み、「元気なうちに、ご自分の人生観や価値観に沿った医療を受けられるよう、人生会議の機会を設けることは大切と考えます」と話す。

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患者を全人的に診療することを心がけている

03気胸治療

肺気胸、肺囊胞の治療に専門的に対応

主に、気胸や肺囊胞に対する胸腔鏡手術に取り組んでいる。気胸治療では、年間多くの外来患者を受け入れ、全胸膜カバーリング法など先進的な治療にも対応している。「各病態に応じた治療法を見つけることが、気胸治療を長年先導してきた者の使命です」と栗原正利気胸部門長。手術が難しいケースも、積極的に受け入れてきたと話す。若い男性に多いとされていた気胸も、近年は高齢者や女性の罹患が増加。高齢の場合は合併症を伴う難治症例が多く、女性は子宮内膜症などの特殊な病気が原因となっているケースも。一方、ストレスも気胸の原因になると栗原先生は警鐘を鳴らしている。

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肺気胸、肺囊胞治療に30年超の実績がある

04鼠径ヘルニア治療

画像診断も駆使し最適な治療の提供に努める

太腿の付け根部分から臓器の一部がはみ出して皮膚が膨らみ、違和感や痛みを伴う鼠径ヘルニアに対し専門的な治療を提供している。鼠径ヘルニアの診断は、視診や触診で行うのが一般的な中で、同院では30年以上前から造影剤による画像診断「ヘルニオグラフィ」を実施。また、近年はCT撮影により、造影剤なしで病態を詳しく把握できるようになったという。「特に、女性には年代に応じた治療を心がけています」と中嶋昭名誉院長。加えて、可能な限り人工物を使わず、かつ痛みが少ない、安全に配慮した確実な手術の実施をめざしていると話す。「80歳、90歳でも鼠径ヘルニアの手術は可能です。高齢だからと諦めず、気軽にご相談ください」。

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成人鼠径ヘルニアなどを専門とする中嶋先生

05股関節治療

ロボティックアームでの精密な手術をめざす

松原正明副院長を筆頭に経験豊富な医師が多数在籍する股関節部門では、人工股関節置換術にロボティックアームを導入。骨を削る深さや人工関節を固定する角度などを計画どおりに手術できるようになったほか、計画外の動きを察知すると制御がかかるため、周辺組織を侵襲するリスクの低減につながっている。「エックス線撮影による2次元の手術計画から手術ナビゲーションによる3次元的なシュミレーションを経て、より精緻で正確な手術へ近づきました」と松原正副院長。全国的に見ても導入施設は多くなく、「人工関節の耐久性向上もめざせると考えています。患者さんにはいつまでも健康で、長く人工関節を使い続けていただきたいですね」と話す。

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経験豊富な医師が多数在籍する股関節部門

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