地方独立行政法人

桑名市総合医療センター

メッセージ

膠原病やリウマチ性疾患だとわかったときは、「生活が一変する」、と不安な気持ちになるかもしれません。寿命はどうなるか、仕事や趣味は続けられるのか、痛い検査をするのか、強い薬を飲むのかなどさまざまな心配事が出てくるでしょう。しかし、病気をきちんと理解していただくことで、ほとんどの不安を解消することができます。膠原病はよくわかっていないことも多い病気ではありますが、近年、早期に診断して症状に応じた治療を行うことで、臓器障害の抑制や、日常診療と社会生活の両立が十分期待できるようになりました。私たちは、膠原病は定期的な検査で状態を確認し適切に治療をすれば「そんなに怖い病気ではないよ」ということをわかっていただけるように、患者さんの不安や悩みに寄り添い、一つ一つ丁寧に説明をしていくことを心がけています。そして、標準治療をベースにした個々の患者さんにとっての最善の治療の提供をめざしています。患者さんが「当たり前のことを当たり前にできるよう」に日常生活をサポートしていきますので、お困りのことがありましたら、気軽に受診してください。皆さまが「ありのままの生活」を送ることを全力で応援します。