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横浜町田関節脊椎病院

(東京都 町田市)

越宗 幸一郎 院長

最終更新日:2022/12/14

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先進的な治療を実践。関節と脊椎の専門病院

東急田園都市線すずかけ台駅近くの「横浜町田関節脊椎病院」は、246号線を境に横浜市と隣接する町田市にあり、整形外科の中でも股関節・膝関節、肩関節、脊椎などの治療に専門性を持つ。同院のコンセプトは、「規模の大きな病院では治療の優先度が低くなりがちな整形外科の病気を、充実した検査・治療設備を持つ小回りの利く専門病院で迅速に治療する」こと。さらに越宗幸一郎院長は、「当院では手術5割、リハビリテーション5割と考えて、理学療法士による回復支援にも力を入れ、患者さんが退院後に自立して暮らせることを目標としています」と話す。比較的軽症の場合は薬物治療や運動療法、骨切り術、神経ブロック注射、コルセットなどの保存的療法も選択肢とし、患者の体への負担を軽減する低侵襲な手術として股・膝の人工関節置換術、肩の関節鏡手術、内視鏡での脊椎手術にも対応。越宗院長は「内視鏡治療が適さないケースもあり、症状、年齢などによる体力の差、ご希望などを踏まえ、ご本人が納得される治療をご案内します」と患者に寄り添う診療を心がける。そうした同院の診療の特色や脊椎の病気に対する治療などを詳しく聞いた。(取材日2022年11月7日)

この病院の特色をお聞かせください。

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当院は股関節・膝・肩などの関節疾患、脊柱管狭窄症をはじめとする脊椎疾患に強みを持つ整形外科の専門病院です。人工関節手術と脊椎外科手術を中心とした手術療法、薬物療法や各種の保存的療法、一般のクリニックでは実施が困難な先進的な医療まで、さまざまな選択肢から、患者さんのご希望も踏まえて納得いただける治療法をご案内しています。院内にはCT、MRI、超音波、透視機能つきのエックス線、骨密度測定器といった検査機器を備え、最短で初診当日にCTやMRIでの検査も可能です。これにより迅速な診断と治療を可能とし、手術後の早期リハビリテーションも含め、退院後に自立して暮らせるような治療を心がけています。もちろん、当院では対応が難しい外傷や、特殊な検査や専門的な治療が必要な疾患は、速やかに連携する医療機関にご紹介しています。

脊椎ではどのような症状が多いのでしょうか?

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下半身では腰・下肢の痛みやしびれ、首では頸部・上肢の痛みやしびれ、あるいは長く歩けないなどの歩行障害が代表的な症状です。これらの原因となる病気として、腰部脊柱管狭窄症、腰椎変性すべり症、腰椎変性側弯症のほか、頸椎症性神経根症、頸椎症性脊髄症などが考えられます。若い世代では腰椎や頸椎のヘルニアも多い病気ですね。治療法としては、まず薬物治療や保存的療法を優先し、それらでは対処が難しい重い症状には手術療法も選択肢となります。当院では、内視鏡を用いて大きな切開部を作らずに行う内視鏡下手術のほかに、背中側の背骨の棘突起部分を割って侵入し、椎弓を削る手術、小さな切開部から入れた金属板で腰椎を固定する手術など、さまざまな手術療法が可能です。内視鏡治療に興味を持たれる患者さんも多いのですが、そのほかにも手術療法はありますので、患者さんの症状や体力、ご希望に応じた方法をご案内できるのも当院の強みです。

内視鏡治療や腰椎固定術のメリットなどを教えてください。

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内視鏡治療による体の傷は8mm程度で、皮膚や筋肉の切開部分も小さくなることで、痛みが少なく、回復までの時間が早まることが期待できます。ただ、そうした小さな傷を通して治療することで、手術時間が長くなるのはデメリットといえるでしょう。加えて、手術部位に多く発生する血の塊を排出するドレインの管理が非常に重要で、当院では内視鏡治療に習熟した医師とスタッフが手術を行い、安全性を確保しています。また、腰椎変性すべり症は腰椎の不安定性が原因で、神経を圧迫して痛みが出る病気で、内視鏡治療で圧迫を取り除いても良くならない場合があります。そうした症状に対し、数センチの切開部から金属板を入れて固定するのが腰椎固定術です。この手術では金属板を入れた後に痛みが伴うため、当院では術後の疼痛管理を重視していますが、それでも痛みがゼロにはならないので、事前にその点も詳しく説明して検討いただいています。

早期のリハビリテーションはなぜ重要なのですか?

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早期からリハビリテーションを始めることで、治療の効果向上、手術後の早期回復が期待できるからです。その意味で、私は「手術5割、リハビリ5割」と考え、リハビリテーションは整形外科に欠かせない重要な治療の一つと捉えています。当院では手術当日または翌日からリハビリテーションを開始し、理学療法士がマンツーマンで筋力の回復をめざす運動療法を行います。また、筋肉の使い方や適切な姿勢なども指導し、患者さんが自立した暮らしをできるようサポートしていきます。私をはじめ医師は理学療法士、看護師と毎週カンファレンスで患者さんの状態を共有しているため、退院までの予定をご本人やご家族とも具体的に話し合うことができます。適切なタイミングでの治療、早期のリハビリテーションを実践するためにも、診断を早く行うことが重要で、当院のようにスピーディーに対応できる専門病院が果たす役割は今後大きくなるでしょう。

これからの目標や地域の方々へのメッセージをお願いします。

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開院時は20床でしたが当初から拡充予定で、現在は42床で運用しています。このため病院全体ではまだ手術をお引き受けできる余裕があり、保存的療法はもちろん、手術療法を必要とされる患者さんのご希望にも十分にご対応できます。腰の痛みや足の痛み・しびれ、歩行障害などでお悩みの方、低侵襲の手術やスピーディーな対応が可能な医療機関をお探しの方は、ぜひ当院にご相談ください。最初から手術を念頭に受診された方の場合、当日の検査と診断をもとに治療の説明を受け、手術に同意されれば1、2週間後には手術を受けていただけます。また、私の専門分野である脊椎手術では、将来的にはAR(拡張現実)を使った手術も可能になるでしょうし、そうした先進的な医療を積極的に取り入れていきますので、ご期待いただければと思います。

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越宗 幸一郎 院長

国立岡山病院(現・国立病院機構岡山医療センター)で脊椎・脊髄外科を中心に診療経験を積む。岡山県、広島県、兵庫県神戸市などの関連病院で整形外科、脊椎・脊髄外科に従事。2019年に同院の立ち上げ時から参加し、2020年の開院後は脊椎・脊髄外科領域を専門に診療する。2022年から現職。日本整形外科学会整形外科専門医。

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