院長メッセージ(医療法人社団葵会 AOI七沢リハビリテーション病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人社団葵会AOI七沢リハビリテーション病院

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磯谷 栄二院長
Eiji Isotani

プロフィール名古屋市出身。1986年東京医科歯科大学卒業。同大学脳神経外科に入局。同大学附属病院や関連病院、米留学などを経て2006年同大学附属病院ERセンター、救命救急センターを経て、2012年東京女子医科大学東医療センター救命救急センター長、救命救急科教授を務める。2018年より現職。高校生時代の頭部外傷をきっかけに脳神経外科医師を志す。診療や病院運営に携わる多忙な毎日だが、七沢の自然が癒やしとのこと。

復帰に向けて全力でサポートする回復期病院

自ら頭部外傷を受け、入院治療やリハビリテーションを受けた経験から脳神経外科医師をめざしたという「AOI七沢リハビリテーション病院」磯谷栄二院長。東京医科歯科大学や東京女子医科大学の救命救急センターでも診療を経験し、急性期治療後、リハビリの必要な患者を受け入れる回復期病院が少ないことを痛感。「困っている患者さん、困っている医療機関の役に立ちたい」と「AOI七沢リハビリテーション病院」開設に伴い、院長に就任したという。そのため、一般的には受け入れ困難とされる条件の患者にも、できる限り対応できる体制づくりに努める。社会復帰に向け、患者一人ひとりの尊厳を尊重し、誰にでも平等に回復期リハビリテーションを受ける機会を提供したいと熱く語る磯谷院長。嚥下・咀嚼、精神面のサポート、骨粗しょう症など回復期の患者に必要なプロジェクトチームも立ち上げ、多職種の連携によるチーム医療の実践をめざす。自然豊かな厚木市七沢の地で、患者の1日も早い復帰に向けて全力でサポートする磯谷院長に同院の特徴や展望を聞いた。(取材日2019年12月24日)

こちらの病院のあらましを教えてください。
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ここはもともと七沢リハビリテーション病院脳血管センターがあった場所で、同院が神奈川リハビリテーション病院に統合された後、医療法人葵会が当院を開設しました。2019年4月から全245床を一般回復期リハビリテーション病棟として患者さんを受け入れています。脳血管疾患や脊髄損傷、頭部外傷、脳腫瘍、大腿骨・脊髄の骨折などの急性期治療後、ご本人が住み慣れた自宅や地域で退院後も自分らしく生活できるように、潜在する能力を最大限に発揮できるよう日常生活の活動を高め、家庭や社会参加を可能にして自立を促すのが当院の目標です。そのために、多様な回復期リハビリテーションやトレーニングが行える設備と多職種のスタッフがそろっています。そして、「すべては利用者のために」を病院の基本理念とし、七沢の豊かな自然環境の中で、どなたにも平等に回復期リハビリテーションを受ける機会を提供することをめざしています。

一般的に受け入れ困難とされるケースにも対応すると聞きました。
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私は救命救急センターでセンター長などを経験してきました。その中で最も困ったのは、急性期治療後、重度の障害が残ってしまった患者さんを受け入れてくれる回復期病院がないことでした。その経験から、当院ではどんな患者さんも断らないこと、受け入れの要請には当日、遅くとも翌日午前中に迅速に返答することをモットーとしています。複雑なケースの場合などは、私と看護師とソーシャルワーカーでトリアージに出向き、受け入れ可能かどうかを判断します。距離は遠くても時間は縮められますから、困っている患者さんと、困っている医療機関に役立ちたいというのが基本的な考えです。ですから、遷延性意識障害の方や、多くの合併症を抱える方なども受け入れていますし、専用救急車での移送も行っています。対応範囲の拡大にも取り組んでおり、人工透析中の患者さんにも対応できるようになり、さらに人工呼吸器を装着した患者さんへの対応も準備中です。

多様なプロジェクトチームがあることも特徴だそうですね。
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まず、摂食・嚥下のリハビリに積極的な医療機関が地域に多いこともあり、当院でも、NST(栄養サポートチーム)をさらに進めた摂食・嚥下チームのプロジェクトを立ち上げました。また、特に脳血管疾患の場合、意識も低下した中でご自分の状態をよく理解しないままに、当院に入院する方も少なくありません。受容ができないままでリハビリを行っても効果は上がりませんから、系列病院の臨床心理士の協力も得て、患者さんのメンタル面をサポートする精神リエゾンチームを立ち上げています。さらに、骨折の患者さんの場合、骨粗しょう症を発症しており再骨折する方も少なくないので、骨粗しょう症に対するリエゾンチームも準備しています。このようにプロジェクトを立ち上げて、目標を設定して取り組むことで、真のチーム医療を実践したいのです。これからも必要に応じてプロジェクトを立ち上げて、患者さんの回復という成果につなげていきたいと考えています。

地域医療の中で果たす役割について聞かせてください。
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院長に就任してすぐに、県下の救命救急センターをすべて訪問し、当院の特徴や受け入れ体制について説明させていただきました。回復期を担う病院として、急性期病院や、在宅復帰後の地域の医療機関や施設との連携にはいっそう力を入れたいと考えています。また当院では、内科、脳神経外科、リハビリテーション科、整形外科の外来診療も行い、頭痛や腰痛の専門の外来も設けています。ドライブシミュレーターをはじめリハビリに適した設備も整っていますので、地域の皆さんにも大いに利用していただきたいですね。心筋梗塞や脳卒中の原因となる動脈硬化を調べる専門の検査も行っていますし、このエリアには企業も多いので、将来的には検診事業にも取り組みたいと考えています。また地域の公民館などで当院スタッフが指導する体操教室はとても人気のようです。設備や体制を整えて院内でも実施し、住民の皆さんとの交流に努め、地域貢献したいと考えています。

地域の皆さんへのメッセージをお願いします。
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当院は脳血管疾患や外傷の急性期治療を受けた方に必要な医療やリハビリテーションを提供する病院です。患者さんに病前、受傷前の家庭生活や社会生活に戻っていただくことを最大の目標に、どんな方でも受け入れることがモットーです。不幸にして重い障害が残った方にも、突然の病気やケガで今後の生活に大きな不安を抱えられている方にも、豊かな自然環境に癒やされながら、積極的なリハビリテーションに取り組んでいただきたいと考えています。お困りのことがありましたらぜひお声をおかけください。また当院では、外来診療や動脈硬化の検査も行っています。特に脳血管障害は、本人や家族の人生を大きく変えてしまうこともある病気です。40代になったら検診を受け、血圧やコレステロール値を確認し、動脈硬化をチェックしてください。健康は医師や看護師が守るものではなく、ご自身が守るものです。健康維持や予防にも当院を活用していただければと思います。

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