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医療法人社団緑野会東京品川病院

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瓜生田 曜造院長
Yozo Uriuda

プロフィール1982年防衛医科大学校卒業。心臓などの胸部外科を中心に急性期医療に携わる。自衛隊舞鶴病院病院長、自衛隊中央病院病院長、明生リハビリテーション病院病院長を経て、2018年より現職。「患者さまの要望に答えられる病院でありたい」という職員たちの願いと、「地域に欠かせない病院」という患者の思いを一身に受けて、新たな病院づくりに取り組んでいる。

地域で最初に選ばれる総合病院をめざして

「東京品川病院」は、2018年4月、前身の東芝病院から経営を引き継ぎ、全国に8つの急性期病院、14の回復期リハビリテーション病院、7つの学校、3つのクリニック、1つの助産院を運営する医療法人カマチグループの一つとして新たなスタートを切った。「助かる命を助けたい」という思いで救急医療に取り組み、搬送先が見つからない患者を積極的に受け入れて治療してきた同グループ創設者の信念に基づいて、救急医療を強化。紹介状がなくても24時間365日診療を受け付ける「断らない医療」を掲げて、「職域病院」から「患者のための病院」へと大きく舵を切る。外科のエキスパートとして最前線で活躍した後、リハビリテーションを専門とする病院を含めた3つの病院で院長職を務めた経験を生かして同院の経営を担う瓜生田曜造院長がめざすのは、「信頼される、地域に根差した総合病院」だ。「気楽に受診できる病院として幅広いニーズに応えていきたい」と真摯な口調で語る瓜生田先生に、新病院の取り組みや今後の展望を聞いた。(取材日2018年5月9日)

2018年4月から、新病院としてスタートを切られました。
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前身の東芝病院から職員、多くの患者さまを引き継ぎ、高度医療、総合医療、地域医療を基本方針とする新しい病院へと生まれ変わりました。24時間365日、どんな方も受け入れる「断らない医療」を軸に、従前の診療機能に加えて脳神経外科、脊髄脊椎外科、乳腺外科、血管外科を新設し、地域の幅広いニーズに応えられる体制づくりを進めています。当院の半径数キロ圏内には大学病院やナショナルセンターなどがありますが、2キロ圏内には病院が少なく、高齢者や障害をお持ちの方、老老介護や独居といった事情を抱えた方のなかには、「思うように通院できない」という人が少なくありません。また、複合的な疾患をお持ちの方で、いくつも病院を掛け持ちするのが難しいというケースもあるようです。これからは、中規模で小回りが利く総合病院という当院の特徴を生かして、そうした方々の受け皿になっていけたら良いですね。

経営継承後、外科系の診療科が強化された印象です。
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現在カマチグループでは、急性期病院をはじめ回復期リハビリテーション病院、看護・リハビリテーション学校、クリニック、助産院を展開していますが、基盤となるのは「手には技術、頭には知識、患者さまには愛を」をテーマとする救命です。当院も元来の内科系の強みに、脊髄脊椎外科の西田憲記部長をはじめとする外科系の技術とノウハウを注入することで、診療科の拡充を図ることができました。また高気圧酸素治療装置をスポーツ整形や皮膚科領域で活用してきましたが、現在は一酸化炭素中毒や突発性難聴、減圧症など救急的疾患への利用シーンも増え、幅広いニーズに応えられる環境を実現できたのではないかと思います。今後は前身の病院から引き続き活躍してくれる職員やグループから応援に来てくれている職員、そして新たに仲間入りした職員が気持ちよく働けるよう私自身が懸け橋となり環境づくりに努めたいですね。

地域のニーズは、どのように感じておられますか。
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地域の集まりなどに参加して話を聞くと、エリアによってかなり高齢化が進んでいるところでは脊椎の骨折や脊柱管狭窄症をはじめとする高齢者ならではのニーズがある一方、救急には骨折などの外傷で運ばれてくる若年層が多く、当院に求められる役割の幅広さを感じています。当院からほど近い大井町駅周辺には飲食店も多いので、急性アルコール中毒の救急搬送も多いですね。すべての疾患や症状の治療を当院だけで完結することはできませんが、当院を頼ってきてくださった方はすべて受け入れて一度診療し、より専門的な検査や治療が必要であれば然るべき病院へ速やかに紹介するという流れを徹底していくつもりです。「東芝病院がなくなった」という情報だけが独り歩きしているところもあるようなので、町内会の集まりなどに積極的に足を運んで、当院の存在をPRしていくことが当面の課題だと考えています。

回復期リハビリテーション病棟の存在も大きいですね。
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回復期リハビリテーション病棟があることで、急性期から回復期までの一連の時間軸の中で連続して診ることができるというのは大きな強みであり特徴でもあります。高齢者に多い大腿骨頸部骨折や胸椎腰椎の圧迫骨折では、急性期病棟で治療を行った後、回復期病棟に移ってリハビリをするところまで一貫して行うことができます。私も急性期病院にいたころは、「病気が治ったら家に帰ってもらう」という考え方が普通だと思っていました。ところが、実際にはそのまま自宅に帰っても、本人も家族も非常に大変なんですね。特に高齢の方は、わずかな入院でも体力が落ちて動けなくなります。「いま帰されても困る」というのが多くの人の本音でしょう。適切なリハビリを経てお帰り頂くという回復期リハビリテーションの機能を十分に活用して、患者とそのご家族が退院後にスムーズな日常生活を送れるよう、サポートしていきたいですね。

最後に、今後の展望をお聞かせください。
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当院を頼って来てくださった方は必ず受け入れ、必要であれば大学病院や専門病院に紹介するという流れをしっかり作って、「地域の人に頼られる病院」になることが理想ですね。まずは、医師会の会合や地域の集まりなどに積極的に参加して、当院の存在とスタンスを広く知っていただきたいと思っています。経営を継承するにあたって品川区医師会に説明に伺った際には、地域の先生方に快く受け入れていただき、期待は高いと感じました。消防署にもごあいさつに行きましたが、ケガ人を搬送する病院が少なく困っていたということで、こちらでもお役に立てるのではないかと考えています。地域の期待に少しでも多く応えられるよう、地域連携室の人員を増やして病病連携、病診連携の強化にも取り組み始めました。地域に根差した総合病院として存在感を発揮していくために、より充実した組織をめざして努力を続けてまいります。

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