院長メッセージ(学校法人順天堂 順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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学校法人順天堂順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター

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津田 裕士院長

プロフィール1977年順天堂大学医学部卒業。内科研修を修了後、塩川優一名誉教授が1969年に開設した膠原病内科に入局。専門は内科学、リウマチ学、血漿交換療法。2005年、同高齢者医療センターに副院長として赴任。2013年、院長に就任。月曜午前は高齢者総合診療科で、火曜・金曜午前は膠原病内科で外来も担当している。順天堂大学医学部総合診療科研究室教授。

高齢者はもちろん幅広い世代に専門的医療を

東京メトロ南砂町駅からきれいに整えられた植栽の間に設えられた遊歩道を歩いて5分ほど、広々としたモダンなガラス建築の「順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター」が現れる。吹き抜けのあるリッチな雰囲気のレストラン&カフェを横目にエスカレーターで2階に上がると、外来受付が広く取られている。外来診療にまつわる設備は全て2階に配置されていて、階の移動をせずに複数科を受診することができる。「高齢者」と名前がつけられているが、院内には老若男女の患者の姿が見受けられる。どのような特色や思いを持って診療が行われているのかを、院長の津田裕士先生に聞いた。(取材日2016年11月21日)

こちらの特色を教えていただけますか?
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当センターは2002年に、超高齢社会に備えた東京都の計画で高齢者専門病院として発足し、順天堂が運営を行ってきました。そのため404床の病床のうち129床を認知症病棟に当てています。当センターの主な医療圏である江東区・江戸川区は、豊洲など開発の進むエリアもあることから流入人口も多いですが、旧来エリアにおいては高齢化が深刻で、独居も多いのが特徴です。そうした方々の受け皿として、地域の開業医の先生方と連携を取りながら、外来・病棟を通じて医療提供を行っています。また、東京都の認知症疾患医療センター事業にも参画して、診断・治療に加えて地域連携の充実や医療従事者のスキルアップ、情報発信にも注力しています。また、患者さんは認知症だけを患うわけではありませんから他科受診や、高齢でさまざまな科にかかっている方で認知症状が出た場合なども対応しやすい環境です。

認知症の診療体制は手厚いのでしょうか?
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外来ではメンタルクリニックで、認知症の早期診断・治療を行っています。地域の先生方からの紹介による受診もありますし、ご家族から心配されて来院されたり、最近物忘れが多いようだと言ってご夫婦でみえるようなケースも見受けられますね。ただ、認知症の初診ではお話を丁寧に伺っていったり、必要な検査・テストなどもいろいろと行うため、診療にたいへん時間がかかるのです。そのため、初診予約が2ヵ月先になるような状況も以前はありました。今は要望に応えられるよう体制を工夫して、1ヵ月程度の待ち状況にまで改善しています。こうした要望は地域の先生方から上がってくるものですが、いただいた声には何とか対応できるよう、センターとして心がけています。例えば、入院についても稼働率が95%ほどもあって、それはつまり日によっては100%のこともあるということです。受け入れたくてもベッドがない、ということになりかねませんでした。

入院環境については改善されたのですか?
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開院以来348床で運営してきましたが、地域からの要望を受けて増床申請を行ってきたところ、2015年8月付けで56床の増床許可を得ることができました。今の時代は国の政策で病床数がコントロールされており、許可を得るのはなかなか難しいのですが、この地域は人口が増加していることもあるのでしょう。それで2016年9月より順次増床工事を進め、年度内には404床全てが稼動を開始します。今は病室稼働率も90%くらいまでに改善してきています。これにより本来の、地域の先生方からご紹介される患者さんに必要な急性期医療を施して、治療を終えたら地域にお返しするといった役割を、よりスムーズに行っていけることと思います。また、当センターは今回増床許可をいただいたので、当分は追加の増床は望みにくいでしょうが、地域としてはまだ増床の必要もあるかと思います。当センターだけでなく地域全体として充実を図っていくことが大切です。

地域からの要望を聞く機会として、どういうものがありますか?
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年に2回ほど医療連携フォーラムを開催して、歯科も含めた開業医の先生方や薬剤師など医療関係者が集まる機会があります。当センターからは毎回病気などのテーマを決めて講演を行い、先端の治療や検査など、先進的、専門的な事柄を周知させていただいています。その場で質疑応答もありますし、意見交換会などでトピックスと離れた話題でも情報共有を行うことができます。当センターの医師もほとんどが参加しますので、常日頃は診療情報提供書、いわゆる紹介状のやり取りが中心になりがちな開業医の先生方と、実際に対面をできる良い機会なのです。そのほか、地区医師会の理事の先生方との交流会も年2回行っています。これはまさに要望を伺うための場であり、現場運営に即したご意見をいただけるのがありがたいですね。実は、認知症の初診予約に時間がかかるというのも、こうした場でいただいた声が元になっています。

今後改善を図られたいことは何かございますか?
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外来患者さんの声を伺うために、こちらは年に1回ですが、待ち時間と病院内での対応についての満足度の2つの調査を行っています。そこでの要望で大きいのが特に待ち時間についてですね。日によりますが、診療科によっては予約時間から2時間待ちという事態も起こっているようです。医師一人ひとりが効率も考えながら診療を行っていくには限界がありますので、これはもう、外来ブースの増設を検討していく時期ではないかと考えているところです。実は当センターには、高齢者に限らず幅広い年代の患者さんも多数いらしています。目の前にも10数棟ものマンションが立ち並んでいますが、10年程前、私が着任した頃にはそれらはまだなかったのです。産科と小児科以外にはほとんどの科が揃いますし、外来が2階に集約されていて、同日受診もしやすいですので、幅広い世代の方たちにも一般的な総合病院として、ぜひご利用いただきたく考えています。

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