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最終更新日:2025/11/10

医療法人社団慈誠会
練馬駅リハビリテーション病院

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  • 東京都練馬区練馬1丁目17-1 ココネリ内5~8階
    • リハビリテーション科
    • 内科

リハビリテーション科

診療科・部門紹介

社会と病院の中間にある回復期リハビリテーション。専門知識と技術で退院後に続く暮らしへと送り出す

リハビリの専門職である、歩くなど大きな動作を指導する理学療法士、手で行う細かい作業の訓練をする作業療法士、嚥下や話す機能の回復を図ることを専門にする言語聴覚士が在籍し365日リハビリを実施。「退院をするのではなく暮らしへ送り出す」を理念に、セラピストが連携し退院後の生活へと送り出すために今何ができるかを考え、専門的知識と技術を駆使したリハビリを提供している。広く見晴らしの良いリハビリ室では、1人の患者に1人ずつ専属のセラピストがつききめ細かくサポート。サルコペニアによる栄養障害や運動障害の改善にも注力するほか、リハビリの現場以外の入院中の日常生活動作もリハビリにつなげられるよう工夫をしている。

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院長の西川先生をはじめとした医師チーム。医師間はもちろん、セラピストとも密に連携をとっている

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リハビリテーション部のセラピストたち。それぞれが高い志を持ち、チームワークを生かして取り組んでいる

スタッフ紹介

責任者

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西川 亮病院長

1980年東京大学卒業。関東労災病院、東京都立荏原病院、東京都立豊島病院、東京都立府中病院、国立がんセンター、東京大学医学部附属病院に勤務、米国サンディエゴ、Ludwigがん研究所留学、埼玉医科大学脳神経外科講師、同助教授、同教授、同大学国際医療センター脳脊髄腫瘍科診療部長を経て2022年より現職。日本脳神経外科学会脳神経外科専門医。埼玉医科大学名誉教授・客員教授。医学博士。

メッセージ

当院は区内でも希少な回復期リハビリを専門とする病院として、2014年に開院しました。私たちがリハビリによって患者さんの機能を回復させることをめざす中で大切にしているのは、セラピストによるリハビリだけで回復を図るのではなく、食事の栄養管理を行う栄養士、体調の変化をしっかりチェックする看護師、トイレや入浴の介助をするケアワーカー、薬を調合する薬剤師、そしてご家庭や社会復帰への橋渡しをする医療ソーシャルワーカー(MSW)などによるチームワークであり、「患者さんが良くなることに勝る喜びはない」という気持ちを皆で共有することです。当院に来る前、私は大学病院の脳神経外科で成人の悪性脳腫瘍を専門に診ていましたが、非常に予後が悪く治療が難しい大人の悪性脳腫瘍でも機能の回復をめざすことができるリハビリは、私の残りの人生を賭けるに値する仕事であると感じています。今後は病院の外への情報発信を積極的に行い、新しい試みも取り入れていきたいと考えています。ご家族やご本人に回復期リハビリテーションが必要になったときには、安心してご利用ください。

スタッフ

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小林 龍生先生

1981年慶應義塾大学医学部卒業。防衛医科大学校整形外科助手、講師を経て英国リーズ大学に留学。帰国後、防衛医科大学校病院リハビリテーション部に異動し、准教授、部長、教授を歴任する。2021年に同部名誉教授就任。併せて慈誠会に入職し、徳丸リハビリテーション病院に勤務。2023年から現職。サルコペニア予防をめざして栄養摂取と運動の指導に取り組み、慈誠会全体のリハビリテーション統括役も担う。

メッセージ

当院には数多くのセラピストが在籍。退院後に自立した生活が送れるよう、ご家庭の環境などに合わせたリハビリを目標とし、各専門職が理学療法、作業療法、言語聴覚療法などを365日提供可能です。広く明るいリハビリ室では一般的な理学療法、作業療法に加え、歩行アシストロボットを用いた歩行訓練、麻痺に対する電気刺激装置などの設備・手法も導入。体組成計で脂肪量や筋肉量を「見える化」して管理し、適切な栄養管理や運動指導でサルコペニアの予防・回復にも尽力します。さらにセラピストの知識向上のため法人内で臨床・研究報告会も行い、患者さんごとに適切な支援がご提供できるよう努めています。

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近藤 晴彦リハビリテーション部部長

言語聴覚士。2003年に言語聴覚士の資格を取得。徳丸リハビリテーション病院入職、練馬駅リハビリテーション病院の開院時に異動。2020年修士課程修了。東京都言語聴覚士会理事。「コミュニケーションを支援する言語聴覚士として何ができるのか」を日々考えながら、患者と向き合う。

メッセージ

当院では言語聴覚士が脳血管疾患の方に対するリハビリも行っています。言語聴覚士はコミュニケーション障害の専門職といわれています。「家族と電話ができた」「手紙を書くことができた」など、皆さんの喜びの場面にご一緒させていただくことを目標に、日々リハビリに取り組んでいます。また、患者さんから教えていただくことが多く、これもやりがいの一つだと感じています。当院は駅から近いのも特徴です。雨が降っても傘をささずに来院できます。発症から20〜30日で入院される患者さんもいらっしゃいます。ぜひご相談ください。

Dr3

野島 洋平リハビリテーション部課長

日本リハビリテーション専門学校卒業。2008年徳丸リハビリテーション病院で勤務を開始し、2014年練馬駅リハビリテーション病院の開院と同時に入職。大学で経済学を学び新卒で会社員として営業職を経験した後、介護業界へ転職。パーキンソン病で歩けない人を見て歩けるようにするにはどうすればいいかと考えたことがきっかけで理学療法士をめざす。回復期セラピーの専門家。

メッセージ

理学療法部門では、生活スタイルや社会的背景も考慮した上で、身体機能の回復において妥協しないことを目標にしています。少しでも日常生活動作の自立度が高まり、介助が減ることをめざしながら、必要に応じてご家族に最大限のサービスや環境整備のご提案も行っています。理学療法は体を動かすことが基本のため、まずは安全面を第一に、無理なく楽しく興味を持ってリハビリに取り組めるようにサポートします。親身になって話を聞き、その方に合ったリハビリを提供することで多種多様に対応。「いつまでにこれができるように頑張りましょう」というように患者さんとセラピストがゴールを共有して、モチベーションの維持へとつなげています。

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中村 渉副科長

理学療法士。2011年健康科学大学卒業。同年、理学療法士の資格を取得。徳丸リハビリテーション病院での勤務を経て、2014年練馬駅リハビリテーション病院に入職。2025年より現職。子どもの頃、父が働く介護施設を訪れる機会があり、そこで障害のある人や自立に向けてリハビリをしている人の姿を見て興味を持ったことをきっかけに理学療法士に。質の高いリハビリが提供できるよう後輩のフォローや育成にも注力する。

メッセージ

理学療法部門では患者さんの生活スタイルや社会背景を考慮した目標を設定し、患者さん、家族、職員がひとつになって質の高いリハビリに取り組んでいます。その実現のため、職員のスキルアップを目的とした研修会も継続的に実施しています。私はこれまで、患者さんを担当する中で、わからないことは調べて学び、不安に寄り添い、励ましながらリハビリを進めてきました。患者さんから「あなたのおかげで歩けるようになった」、「家に帰れてよかった」といった言葉をいただくことがありますが、動けるようになった患者さんを見て、私もとてもうれしく思います。これからも地域の方から感謝されるリハビリが提供できるように努めていきたいです。

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久野 なつは副科長

作業療法士。日本工学院専門学校卒業後、2010年に徳丸リハビリテーション病院へ入職し、2014年に練馬駅リハビリテーション病院へ。2025年より現職。高校時代、進路選択の時期に、臨床検査技師である親族からリハビリ業界を紹介され、作業療法に興味を持つ。祖母が脳梗塞を患ったときのリハビリ担当者が作業療法士だったこともあり、より患者と近い距離で仕事ができる職種だと感じ、作業療法の道に進む。

メッセージ

作業療法は生活に関わるすべてのことを患者さんと一緒に取り組んでいきます。やりたいこととやらなければいけないこと、そして、ご本人の趣味など生活の中の楽しみのバランスを考えてリハビリを行う必要があるため、患者さんのご事情や希望をもとに一緒に考え話し合うことを大切にしています。今ある身体機能と環境で目の前の課題をどう解決していくか、ご家族や院内のスタッフはもちろん、地域のケアマネジャーさんや社会福祉士の方とも連携し、退院に向けてみんなでリハビリを進めています。作業療法部門では生活に送り出すことを第一に、その人らしさを大切にしたリハビリをめざしています。生活面での不安は気軽にご相談ください。

対応できる疾患

  • 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、水頭症のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、脳症、脊髄炎、末梢神経障害、多発性神経炎、多発性硬化症、重度の多部位外傷、義肢装着訓練を要する状態、大腿骨・骨盤・脊髄・股関節・膝関節の骨折又は手術後、二股以上の多発骨折又は手術後、廃用症候群、大腿骨・骨盤・脊髄・股関節・膝関節の筋または靱帯損傷後、股関節の置換術後、膝関節の置換術後など

紹介医療機関の先生方へ

当院は回復期リハビリを専門とする病院として、できる限り回復期の患者さんを受け入れるための環境づくりに努めています。理学療法士や作業療法士、言語聴覚士のセラピスト など90人以上の専門職スタッフが在籍しているほか、病床数も十分に確保しました。また法人内で急性期治療からリハビリ、療養施設の運営までを行っていますので、患者さんがご自宅に帰るサポートはもちろんのこと、帰れない場合のご提案も可能です。治療、回復、療養に一貫して携わることで培われた知見を生かし、患者さんの状態を鑑みた上で、臨機応変に対応いたします。幅広いご相談に対応していますので、まずはご相談ください。

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