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明理会東京大和病院

(東京都 板橋区)

明樂 重夫 院長

最終更新日:2022/07/29

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泌尿器科、透析療法、女性医療を柱として

泌尿器科専門病院であった「東京腎泌尿器センター大和病院」から、泌尿器科、人工透析に加え、女性医療を診療の柱とする病院として再スタートした「明理会東京大和病院」。病院の舵取りを担うのは、女性医療、女性ヘルスケアを専門としてきた明樂(あきら)重夫院長だ。子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科良性疾患、骨盤臓器脱、尿失禁などのウロギネコロジー(骨盤底医療)を専門とし、思春期、更年期障害なども含めた女性の健康をトータルにサポートする女性医療領域の確立に尽力してきた明樂院長。大学病院や中核病院も多いエリアで、同院ならではのフットワークやチーム医療を生かし、特定の診療科における強みを伸ばしていきたいと意欲的だ。また内視鏡手術やロボット支援手術といった低侵襲で整容性の高い治療や、夜間に人工透析を受けられる「オーバーナイト透析」にも力を入れ、都心の病院ならではの働き世代を意識した治療にも力を入れたいと語る。「すべては患者さんのために」をモットーに、職員一人ひとりと話し合い、専門性の高いチーム医療をめざす明樂院長に、同院の特徴や展望を聞いた。(取材日2022年6月13日)

最近、病院名が変わり、再スタートしたとのことですね。

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そうです。もともと腎泌尿器の専門病院であった「東京腎泌尿器センター大和病院」が前身で、2022年4月に「明理会東京大和病院」として再出発しました。これまでの泌尿器科や透析療法の専門性はそのままに、泌尿器科とも関わりの深い骨盤底医療を含めた女性医療を診療の柱に加え、さらに地域のニーズの高い内科、消化器内科、消化器外科、整形外科、皮膚科などの各診療科も充実させて、地域の皆さんに役立つ病院となりたいと考えています。特に、内視鏡手術やロボット支援下手術といった高度でしかも患者さんの身体に負担の少ない治療や、生活の質を向上させる医療に注力していく予定です。大学病院や中核病院など大きな急性期病院も多い地域にあって、当院は、板橋本町駅隣という利便性の高さや、この規模の病院ならではの連携やチーム力、フットワークの良さ、特定の診療科での極めて高い専門性を生かした、都会型の病院をめざしています。

腎泌尿器センターや血液浄化療法センターの特徴は?

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腎泌尿器センターは、さまざまな尿路結石に対応する結石破砕部門、前立腺肥大症部門、前立腺がん、腎がん、膀胱がんなど尿路生殖器悪性腫瘍部門、内視鏡・ロボット手術部門、精巣捻転、男性更年期障害などのメンズヘルス部門に分かれて、多岐にわたる腎・泌尿器疾患に対応しています。血液浄化療法センターのある腎臓内科では、通院および入院にて透析療法を実施しています。腎臓内科を中心に糖尿病・内分泌・代謝内科、心臓血管外科、リハビリテーション科が連携して透析導入や、基礎疾患のある方の維持透析にも対応しています。患者さんの病態やライフスタイルにきめ細かく応じた透析療法を経験豊かな臨床工学技士が行っているのが特徴で、夜間に透析を行う「オーバーナイト透析」も行っています。また、病状が安定した患者さんは地元で透析療法を続けられるように地域のクリニックとの病診連携にも力を入れています。

女性医療センターでは、どのような診療を行うのですか。

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女性の生活の質を大きく脅かす疾患に月経困難症、子宮内膜症や子宮筋腫があり、各種ホルモン療法や手術療法が有用です。また、女性の場合、膀胱や尿道と、子宮や膣、会陰が密接に関連して機能しており、骨盤臓器脱や尿失禁といった骨盤の底の臓器の機能異常を包括的に診断・治療する骨盤底医療(ウロギネコロジー)が近年注目されています。女性医療センターは、子宮内膜症・良性子宮疾患部門や骨盤底医療部門に加え、思春期や更年期障害を含めて女性の健康をトータルに診ていく女性ヘルスケア部門を有しており、他科と連携して女性のトータルヘルスケアをサポートしています。体への負担の少ない腹腔鏡下・子宮鏡下手術といった内視鏡手術を専門に行うほか、開腹や骨盤臓器脱の手術、子宮頸部病変の精密検査・手術、不妊治療にも取り組んでいます。ロボット支援下手術も視野に入れ、負担が少ない治療を患者さんの病態に応じて提供したいと考えています。

診療方針や今後の展望について聞かせてください。

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診療方針として、まず掲げているのは「すべては患者さんのために」という考え方です。職種や診療科により意見が異なることがあっても、常に患者さんのためかどうかというところに立ち返って、方向性を決めることが基本です。もう一つは「和こそ力」。医師だけでなく、看護や患者支援などすべての部門が連携してチームで対応することで、より良い医療が提供でき、患者さんにとって結果が出ることは痛感していますので、この規模の病院ならではのチーム医療を実践したいと考えています。院長としては、すべての部門が有機的に動き、より良い病院となっていくためにはどうするべきかという視点を重視しています。私は婦人科内視鏡手術や子宮内膜症の診療ガイドラインの策定などにも関わってきましたので、今後は、当院からの地域医療への貢献を考えていくのも、私自身の課題だと思っています。

地域の皆さんへのメッセージをお願いします。

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現在、建物の改修を行っており、さらに高度な医療に対応できるようにMRI機器や手術室を拡充する予定です。ホスピタリティーの質の向上にも取り組み、特別室も設置します。また泌尿器科に加え、女性医療でも、低侵襲で安全性の高いロボット支援下手術の導入を視野に入れています。当院が得意とする領域では、男性、女性ともに多くの方が悩んでいるのに適切な医療につながりにくい病気や、すぐには命に関わらなくても生活の質を損ねる疾患が多く見受けられます。必要とされる方に適切な医療を快適に受けていただけるようにしたい。そして、患者さんご自身にも、忙しい中でも自分の健康や人生を見つめる時間を持ち、私たちと一緒に、生活を脅かす病気と闘っていただきたいと願っています。泌尿器科、透析療法、女性医療という特色と専門性を持って、働き世代にも役立つ都会型の病院でありたいと考えていますので、ぜひ活用していただければと思います。

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明樂 重夫 院長

1983年日本医科大学卒業、1987年同大学大学院修了。東部地域病院婦人科医長、日本医科大学付属病院産婦人科病棟医長を経て、2011年より日本医科大学産婦人科教授。2022年4月より現職。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医。生物学的な視点で医学を考えたいと産婦人科医師に。女性医療、女性ヘルスケア領域の確立に尽力。

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