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医療法人徳洲会 湘南藤沢徳洲会病院

(神奈川県 藤沢市)

高力 俊策 院長

最終更新日:2021/11/08

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「断らない医療」の実践で地域医療に貢献を

JR辻堂駅北口に広がる再開発地区「湘南C‐X(シークロス)」には、各種の商業施設、公共サービス機関、企業ビル、住居施設が並ぶ。その一角にある「湘南藤沢徳洲会病院」は、徳洲会グループの理念「生命(いのち)だけは平等だ」をもとに「断らない救急医療」を掲げ、地域の医療機関と連携しながら、多様な診療科で地域の医療ニーズに応えている。高力(こうりき)俊策先生は2021年に院長へ就任。専用病床40床で新型コロナウイルス感染症の中等症患者の入院治療を続けながら、救急医療および一般診療を継続してきた。「これによって地域にさらに貢献でき、近隣の医療機関との連携も深まったと感じています」。同院の前身となる病院で湘南東部地区の急性期医療に従事してきた高力院長は、「私自身も徳洲会の原点である『断らない救急医療』に惹かれて入職したので、今後もその理念を実践できる環境整備に注力していきます」と話す。一方で「大学時代からサーフィンが好きで、この徳洲会の病院を選んだのも海が近かったから」と笑う親しみやすい一面も。そんな高力院長に、同院で地域医療にかける思いを聞いた。(取材日2021年8月11日)

こちらの特色と地域での役割をお聞かせください。

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当院の前身は、茅ケ崎駅近くに1980年に開設された茅ヶ崎徳洲会病院で、私はそこで研修医時代を過ごし、外科部長も務めました。2012年には現在の地に「湘南藤沢徳洲会病院」として新築移設し、地域医療、救急医療に加え、がん治療などの高度医療で、地域の医療ニーズに応えています。当院の強みの一つとして挙げられるのは、整形外科の外来とは別に、脊椎部門・脊柱側彎症部門があること。背骨が左右に彎曲する脊柱側彎症の手術治療は、高度な専門性を持つ医師が在籍しており、全国から患者さんがおみえになります。より安全で高精度な手術をめざして、ハイブリッド脊椎手術システムと連動するロボットアームシステムを導入しました。また、2020年に開設した関節リウマチや膠原病、アレルギーの診療部門は経験豊かな医師が着任したことで、専門的な治療が受けられることが特徴です。

その他の得意分野は? 特にがん治療ではどんな点が強みですか?

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消化器がん、乳がん、肺がん、泌尿器がんをはじめ、多様ながんの治療を行っています。消化器がんは、肝胆膵・消化器部門として内科・外科・放射線科が一体となり、各科の治療法を組み合わせた集学的治療を実施。放射線治療では、高精度放射線治療装置を2台導入し、IMRT、VMATといった照射技術により、正常細胞への影響を極力避け、がん細胞にピンポイントで照射する定位放射線治療を行っています。照射回数が少なく、少ない通院でがんが治療できる点もメリットです。また、内視鏡内科はESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を専門としており、食道、胃、十二指腸、大腸などの消化器の早期がんは、大きな病変であっても内視鏡治療で切除できます。外科手術に耐えられないご高齢者や、他院では内視鏡治療が難しいケースの相談が増えています。

救急医療にはどんな体制で臨まれていますか?

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徳洲会グループの理念は「生命(いのち)だけは平等だ」で、それを体現したのが「断らない救急医療」です。患者さんを受けられるかどうかより、「受けるにはどうすべきか」と考えて院内を調整しており、2020年1月1日から12月31日の救急搬送件数は8904件と、年間数多くの救急受け入れ実績があるのはその結果といえます。24時間365日対応の救急部門には専属の医師が常駐し、各診療科の医師も必要なときは駆けつけるなど、病院全体が一つのチームとして機能します。救急に限りませんが、医師、看護師、コメディカルスタッフとの連携が非常に良く、助け合う姿勢が浸透していることも徳洲会らしさですね。

近隣の医療機関と連携した地域医療はいかがでしょうか?

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2020年に藤沢市医師会への加入がかないました。近隣の医療機関からは多くの患者さんをご紹介いただけるようになってきています。新型コロナウイルス感染症に対しても、発熱・風邪症状がある患者さんのための外来を設置し一般診療を継続、コロナ病棟42床で入院治療を行い、地域の患者さんが必要な医療を受けられるように尽力してまいりました。他院の先生方から「助かっているよ」「何かあれば手伝うよ」と温かい言葉をかけていただき、地域連携が一層深まったと感じます。また、脳卒中や透析シャントのトラブルには、地域のドクターからのご連絡に当院医師が24時間体制で直接対応しています。

これからの目標や計画を教えてください。

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地域に根差し、地域の医療ニーズに応え続けられる病院であることが目標です。その一つに「災害に強い病院」があります。私はTMAT(徳洲会災害医療救援隊)として各地の災害医療活動に参加してきましたが、当院自体も年数回は災害訓練に取り組み、大規模な院内備蓄も進めています。救急医療と同様、万一のときに地域の皆さんに頼られる病院で在りたいのです。さらに数年後には院内を再整備し、健診部門、リハビリテーション、透析治療、小児科などのスペースを広げる予定です。特に、健診部門を充実させ病気の早期発見に努め、普段から頼れる病院として地域に貢献したいですね。また、院内の保育所を充実させ、職員のお子さんのみならず患者さんのお子さんもお預かりして、より受診しやすい環境を整えたいと考えています。地域にさらに親しまれる病院をめざしていきます。

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高力 俊策 院長

1999年佐賀大学卒業。茅ヶ崎徳洲会病院研修医、湘南鎌倉総合病院チーフレジデントを経て、松原徳洲会病院外科部長。2011年に茅ヶ崎徳洲会病院外科部長を務め、2012年湘南藤沢徳洲会病院外科部長就任。2017年副院長に昇任、2021年から現職。日本外科学会外科専門医、日本救急医学会救急科専門医。TMAT(徳洲会災害医療救援隊)で災害医療活動にも注力。趣味は大学時代からのサーフィンと最近始めた海釣り。

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