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医療法人伯鳳会 はくほう会セントラル病院

(兵庫県 尼崎市)

古賀 正史 院長

最終更新日:2020/11/13

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急性期医療とリハビリテーションを両輪に

園田駅より徒歩6分の場所にある「はくほう会セントラル病院」は、地域住民の健康維持に尽力している地域の中核病院だ。その理念は「平等医療・平等介護」。誰もが平等に、安心して医療を受け、リハビリテーションを通して安全に社会に戻ることを目的とし、急性期患者の受け入れや地域包括ケアに関する連携にも注力。地域に密着した基幹病院としての役割を担っている。先進的な医療機器や医療技術の導入にも積極的に取り組んでおり、地域の医療レベルの向上にも貢献している同院だが、古賀正史院長は「設備や技術だけでなく、命を預かる場所だからこそ、医療者の心を込めることが大切」だと話す。災害や緊急時への備えにも取り組んでいるという古賀院長に、同院の特徴や地域の中での役割について話を聞いた。(取材日2020年10月16日)

まずは、病院の成り立ちについてお聞かせください。

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当院の歴史は、医療法人朗源会が保有していた「おおくまセントラル病院」が医療法人伯鳳会に事業譲渡されたことより始まります。病院名を「はくほう会セントラル病院」として、2015年にグランドオープンしました。そこから、救急医療や急性期医療の充実、新たな療養環境づくりに挑戦するなど、地域の皆さまの健康を守り、暮らしの安心を支え、園田地区で地域包括ケアシステムを行う上で中核の役割を担うことを目的に、365日24時間の救急医療、365日リハビリテーションを行っております。掲げる理念は「平等医療・平等介護」。地域の皆さんにとって親近感が湧き、温かで安らげる施設となれるよう、日々尽力しています。

病院の特徴を教えてください。

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一つは、回復期リハビリテーション病床として140床のベッド数と急性期病棟として66床を保有していることです。さらに、2018年9月から開始した地域包括ケア病床を、2020年9月より増床し、現在は48床設けています。このすべてのベッドは、退院後の皆さまの暮らしを安全で安心なものにし、スムーズに社会生活に参加してほしいという私たちの願いの表れです。また、整形外科の急性期の患者さまの24時間受け入れ、低侵襲の心臓カテーテル検査の実施、下肢静脈瘤のレーザー治療、先進的なリハビリの実施も特徴と言えると思います。人が長い人生を幸せに過ごすためには、病気になった時に適切に対処する救急医療・急性期医療と、一日でも早く元の状態へ戻すためのリハビリテーションのどちらも必要です。その2つをシームレスに行える体制を整え、地域の皆さまに貢献したいと考えています。

こちらで行っているリハビリの内容についてお伺いします。

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当院では、従来行われてきたリハビリテーションと先進的なリハビリテーションをバランス良く融合させ、患者さま、利用者さまの日常を再建することをめざしています。現在リハビリに携わるスタッフは115人以上所属しており、リハビリテーション科の医師と連携しながら、急性期、回復期、地域包括ケア、外来、訪問リハビリなど、幅広いステージにおいてリハビリ提供が行える体制を取っています。中でも、まひなどで硬くなった筋肉を注射によりやわらかくしていくA型ボツリヌス毒素製剤療法、低周波を使って動かない筋肉を刺激する電気刺激療法、ロボットを使用して歩行練習を行うロボット療法など、まだ実施機関が少ないリハビリも積極的に導入しています。また、訪問リハビリにも力を入れており、数多くの契約者さまとともに日々のリハビリに取り組んでいます。

低侵襲の心臓カテーテル治療についても聞かせてください。

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当院では以前より、患者さまの体への負担を少なくするため、手首の動脈からカテーテルを挿入する方法で心臓カテーテル検査・治療を行っておりました。しかし、その後さらに研究が進み、より体への負担が少ない方法として、手の甲側の動脈からカテーテルを挿入する方法が提唱されました。それが現在、当院で行っている低侵襲の心臓カテーテル治療です。これまでの方法に比べると、術後の圧迫時間が短く、手首の固定も必要としないため、術後の歩行や食事も可能となり、さらには入院期間の短縮にもつながります。当院では2017年と早期に導入したのですが、患者さまからも喜んでいただいております。現在では、手術の様子を国内外問わずライブ配信することで、一人でも多くの医師に低侵襲の心臓カテーテル治療を学んでもらうための活動も行っています。

地域の中で果たしていく役割について、どのようにお考えですか?

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一つは地域の中核を担う病院として、これまで以上に地域の皆さまの役に立つ場所でありたいと思っています。そのためにも、より良い医療、包括的な医療を心を込めてお届けすることを続けていかなくてはなりません。また、災害やパンデミック、テロなど、これまでに予想もしなかったようなことが次々と起こる時代です。園田は、川に挟まれた地域ですので、万が一の事態が起きた時にどうするか、地域の皆さまの命を預かる場所の一つとして考えなくてはいけないと思っています。パニックになるような事態が起きた時、その中で果たせる役割がわれわれにもあるように、地域と連携しての避難訓練の実施、AMAT(全日本病院協会災害時医療支援活動班)の活動支援、「再エネ100宣言 RE Action」への参加など、より大きな意味で地域の安心、安全のために取り組んでいきたいと考えています。

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古賀 正史 院長

1975年大阪大学医学部卒業。公立学校共済組合近畿中央病院副院長、市立川西病院診療内科部長兼糖尿病・内分泌内科科長兼特別顧問を経て、はくほう会セントラル病院院長に就任。日本糖尿病学会糖尿病専門医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医の資格を持ち、さまざまな分野で論文発表を積極的に行っている。

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