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社会福祉法人 石井記念愛染園 附属選定療養費なし
愛染橋病院

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  • 大阪府大阪市浪速区日本橋5丁目16-15
    • 産婦人科
    • 小児科
    • 小児外科
    • 内科
    • 外科
    • 整形外科

    • 形成外科
    • 皮膚科
    • 泌尿器科
    • 耳鼻咽喉科
    • 放射線科
    • すべて見る

特徴

救急対応から子育てまで、高度な専門性で母子を支える周産期医療

01周産期の急変・難症例に対応する総合周産期母子医療センター

広域から妊産婦や新生児を受け入れ

開院当初から周産期医療に注力してきた同院は、2005年に「総合周産期母子医療センター」の指定を受けた。府下で運用されている産婦人科診療相互援助システム(OGCS)や新生児診療相互援助システム(NMCS)の基幹病院という役割を担い、24時間体制でハイリスク児や妊婦の搬送を受け入れ、産科と小児科を中心に高度な専門性に基づいた集中的な医療を提供する。新生児の救急対応に関しては、小児科の医師がドクターカーで要請先の医療機関へ向かい、分娩立ち会いや迎え搬送にも対応。状況によっては要請先で緊急処置を行い他の医療機関へ患児を送り届ける「三角搬送」も行う。

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大阪で「お産の病院」として知られる同院

02周産期医療に特化したスタッフが、24時間365日体制で勤務

充実した人材構成で緊急時に備える

総合周産期母子医療センターでは産科と小児科の医師がそれぞれ常時複数人勤務し、夜間も各科で当直を実施。緊急帝王切開の同時進行やドクターカーの稼働などにも、昼夜を問わず対応できる体制がある。センター内では週1回のカンファレンスで情報を共有するが、病院自体がコンパクトな規模だけに、普段から診療科を越えて相談したり、緊急時には全体で柔軟に対応できる点も強みだ。また日本看護協会母性看護専門看護師や日本看護協会新生児集中ケア認定看護師が勤務し、専門的な視点から看護を提供。麻酔科、放射線科、薬剤部や検査部門などでも周産期医療に精通する医師やスタッフが在籍し、連携しながら安心・安全な分娩や治療をめざしている。

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ハイリスク妊婦の救急搬送にも対応

03周産期の救急医療に特化したMFICU、NICU、GCU

母子の命を守り育むための診療環境

院内には母体胎児集中治療室(MFICU)9床、新生児集中治療室(NICU)18床、回復期治療室(GCU)20床を設置。MFICUでは切迫早産や妊娠高血圧症候群などハイリスク妊婦を受け入れ、治療や分娩を実施。またNICUでは新生児仮死や超低出生体重児の呼吸障害などにも対応すべく、体温維持療法や一酸化窒素吸入療法なども用いてハイリスク新生児を治療するとともに、胎内に近い環境を整えて新生児のストレスを軽減するためのケアも行う。小児外科、小児整形外科、小児麻酔科との連携で、新生児期の外科疾患にもチームで対応。治療が必要な新生児の搬送を極力断らない方針を取り、多くの命を救うべく尽力している。

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新生児集中治療室(NICU)

04産前産後の不安な気持ちに配慮しながら、さまざまな支援を行う

産前・入院中のさまざまなサポート

助産師によるファミリークラスでは、妊娠週数に応じた生活上の注意点や分娩、産後の育児などの説明を実施。また母乳教室では母乳育児の利点や授乳の実際を説明。いずれも予約制だが、必要があると思われる妊婦には助産師から声をかけ、個別に対応する場合もあるそう。多胎妊娠中の妊婦に向けたファミリークラスも再開予定だ。分娩後は各々のバースプランに応じた指導を行う。沐浴指導や避妊指導のほか、授乳については母親や家族の考えを尊重し、変化する体調や気持ちにも寄り添いながら、退院後の生活につながる実地的な指導を行う。母子に何らかの不安があるケースでは、個別指導やカウンセリングも積極的に併用して母子を支えていく。

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分娩前後のサポート体制が整う

05退院後も手厚い支援を継続して「子育ての孤独」の防止をめざす

産後のサポートで悩みや不調の解消をめざす

退院後は産婦人科や健康相談所で2週間、1ヵ月健診を行うほか、低出生体重児はフォローアップ健診で発育や発達を定期的に確認。予防接種にも対応し、助産師・保健師による育児相談は電話でも応じている。生後2ヵ月から参加できるベビーマッサージもある。乳腺炎へのケアや漢方薬の処方、断乳の指導などが受けられる母乳のケアは、同院で出産していなくても利用できる。また、大阪市からの委託による生後4ヵ月まで利用できる産後ケアサービスを行っている。助産師や看護師が母子の様子に細かく目を配り、行政とも連携しながら「孤立しない子育て」の実現に取り組む。

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出産後の子育て期間のサポートも充実

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