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医療法人 医仁会武田総合病院

(京都府 京都市伏見区)

三森 経世 院長

最終更新日:2022/05/25

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専門的かつ豊富な診療科で総合的診療を確立

1976年の開院より地域医療の向上に貢献し続けてきた「医仁会武田総合病院」。幅広い診療科を有し、病床総数500床、うち地域包括ケア病棟60床、回復期リハビリテーション病棟28床のほか、ICU、CCU、SCU、HCUを含む総合病院だ。内科・外科・脳神経外科・循環器内科・産婦人科・小児科の6科では24時間救急体制を敷いており、近隣住民からも親しまれ、臨床研修指定病院・歯科医師臨床研修指定病院として後進育成を目的とした教育機関の役割も担っている。がん医療にも力を注いでおり、手術からリハビリテーション、在宅まで一貫してサポートできる総合的な診療体制を確立。三森経世院長は「さらに地域連携に注力することで、患者さんをトータルでサポートしたい」と病診連携に取り組み、2022年からは地域医療支援病院としての役割も担う。「ますますレベルの高いトータルケアを追求したい」という三森院長に、同院の診療における特色や取り組みなど、たっぷり話を聞いた。(取材日2022年4月13日)

病院の成り立ちと基本理念について教えてください。

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「医仁会武田総合病院」は、京都府内にある医療法人の武田病院グループの病院の1つです。1976年の開院以降40年以上にわたり、伏見区東部の中核病院として、地域医療を支えてきました。同法人内の基本理念として「Bridge The Gaps(ブリッジ・ザ・ギャップス)」を掲げ、「患者さんとの間に思いやりと信頼の懸け橋を、地域社会との間に信義と信頼の懸け橋を、すべての職員の間に心と心をつなぐ信頼の懸け橋を」を目標に、努力を重ねてまいりました。具体的には、患者さんにとっての最良の医療を提供すべく、急性期病院としての機能の充実や地域連携の推進を目標に日々精進しています。また、教育機関としての側面も担い、1993年からは臨床研修指定病院に、加えて2000年からは歯科医師臨床研修指定病院となり、チーム医療を支える医師や看護師など数多くの医療スタッフを育成してきました。

病院の診療体制についてお聞かせください。

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当院は総合病院ですので、事故などの救急対応はもちろん、地域の方々に「いつでも武田総合病院に来れば大丈夫」と思ってもらえる診療体制の整備に努めてきました。現在は、救急医療センター、ICU・CCUを備えた24時間の救急医療体制、幅広い診療科目と専門に特化した外来枠を豊富にそろえるほか、総合リハビリテーション・疾病予防・血液透析といった専門分野を備えており、訪問看護ステーションも併設しています。そのクオリティーに関しても一定水準以上の提供に努め、先進的な医療設備の積極的導入にも取り組んでまいりました。また、京都大学医学部附属病院、京都府立医科大学附属病院、滋賀医科大学医学部附属病院、大阪医科薬科大学病院、関西医科大学附属病院といった大学病院とは古くから人材交流を重ねてきましたので、より高度な先進医療が必要となった場合にも、日頃の連携を生かしスムーズな医療提供を行うことができます。

地域連携に関する取り組みについてはいかがですか?

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紹介・逆紹介が円滑に行われ、手術後や治療方針の確立後に地域のクリニックで治療することは、患者さんにとっても利便性が高いことです。病診連携の深い医療体制の確立は患者さんの安心にもつながるという考えから、当院では地域連携に力を注いできました。退院後の生活や治療がスムーズに始められるよう2019年に回復期リハビリ病棟の運用を開始し、新たに患者サポートセンターを開設しました。事務員、医療福祉士やケースワーカーなども加わり、介護施設の入所や行政手続き支援など、より包括的なサポートを実施しています。2022年には地域医療支援病院の承認を受け、病院としての機能や施設の充実のほか、リハビリテーション、在宅医療など多様なサポートを追求しています。退院後は完全に地域のクリニックに戻るのではなく、数ヵ月ごとに通院してもらいながら双方の医師が話し合って治療方針を決めるといった、きめ細かいフォローを実施しています。

特に力を入れている診療分野について教えてください。

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当院では、長年がん治療に注力し、医療の提供だけでなく地域連携を推進する役割も担っています。手術・化学療法・集学的治療など幅広い領域をカバーし、院内に緩和ケアチームやがん相談支援室を設置して、患者さんやご家族からのご相談、セカンドオピニオンも受けつけています。泌尿器科では、全国でもまだ設置している医療機関が少なかった時代から体外衝撃波結石破砕装置を導入。その後も腎臓や膀胱、前立腺の悪性腫瘍の低侵襲手術を推進して、内視鏡手術や腹腔鏡手術のほか、この度ロボット支援手術も導入いたしました。今後は、外科や婦人科にも拡張する予定です。また、脳神経外科では脳疾患のほか脊椎疾患もカバー。高齢者の圧迫骨折が増加する中、経皮的椎体形成術のパイオニア的な存在として実績を重ねています。さらに、2019年には私の専門領域である膠原病・リウマチ部門を開設し、近隣から多くの紹介を受けています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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当院は、地域の急性期を担う中核病院です。しかし、一般病院でここまで診療科がそろい、高レベルの治療を提供できる病院はそう多くないのではないでしょうか。当院に院長として赴任した時、「熱心なスタッフが多い」という印象を持ったことを覚えています。その印象は今も変わらず、個々のスタッフが他科との連携を深めてチーム医療を推進し、患者さんが求める医療を追求しています。今後は、若手や女性をはじめ、すべての医療スタッフが生き生きと働ける環境づくりに注力していきたいと考えています。そうすることで、スタッフが生きがいを持って働くことができ、ひいては患者さんの満足度やサービス向上にもつながると考えるからです。そして、それこそが地域貢献だと考えています。オンライン面会やオンライン退院支援など、常に患者さん目線の医療を追求し、これからも「ここに武田総合病院があって良かった」と思ってもらえるよう努力してまいります。

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三森 経世 院長

1978年慶應義塾大学卒業、1982年同大学大学院修了。その後、1982年から約3年間米国Yale大学に留学。1994年慶應義塾大学医学部内科学専任講師。2000年京都大学大学院教授および京都大学医学部附属病院診療科長を併任し、新設された免疫・膠原病内科の初代の教授を18年半務めた。2011年京都大学医学部附属病院リウマチセンター長併任。2019年4月より現職。趣味はクラシック音楽やオペラ鑑賞。

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