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大阪病院

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特徴

先進の医療機器と優れた人材が集結、高度な医療を追求し続ける

01高水準でのロボット支援手術に取り組む消化器外科

総合病院の強みも生かしニーズに応える

同院では2023年12月に手術支援ロボットを導入。以前から腹腔鏡手術に力を入れる消化器外科でも対応を迅速に進め、2025年には胃がん、大腸がん手術の全例をロボット支援手術で実施し、肝・膵疾患でもロボット支援手術を開始予定。同科では複数の医師がロボット支援手術を担当するが、中でも松田宙外科診療部長、出村公一外科部長、和田浩志外科部長は、大阪大学医学部附属病院や大阪国際がんセンターなどで黎明期からロボット支援手術に携わってきたエキスパートだ。「今後は大阪市西部でも高水準のロボット支援手術を提供していきたい」と話し、院内他科と連携しながら合併症を持つ患者のロボット支援手術も積極的に行う。

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常に先進の医療の提供に努める松田宙先生

02呼吸器外科では難易度の高い肺がんの手術が可能に

呼吸器内科など他科との連携も充実

呼吸器内科と日常的に連携しながら診療を行う呼吸器外科。人材や医療機器を拡充し、現在は肺移植以外のすべての手術に幅広く対応できる体制が整った。肺がんでは肺葉切除に加え、気管支形成術、血管形成術も施行する。周囲の臓器へ広がった局所進行肺がんに対して術前化学療法を行って根治術を施行したり、整形外科や心臓血管外科と合同で行う拡大手術も実施。肺葉の一部だけを切除して呼吸機能の維持をめざす縮小手術にも取り組む。術式の改良や手術支援ロボットの活用で、患者の負担軽減にも注力。「確実な治療方針を見い出し、ご納得いただけるような説明を行い、安全で質の高い手術を提供していきたい」と高濱誠呼吸器外科診療部長は話す。

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高濱誠先生。丁寧な説明を第一に心がける

03幅広い治療内容やサポートで患者を長期に支える乳腺・内分泌外科

「切らない手術」ラジオ波焼灼療法を開始

若い世代での発症も多い乳がんの治療では、見た目や日常生活の維持も求められる。乳腺・内分泌外科では手術や薬物治療に加え、早期乳がんでのラジオ波焼灼療法を開始。1.5cm以下の腫瘍に針状の電極を差し込み、熱でがんの焼灼を図るというもので、切開が不要で乳房の変形を抑えることが見込めるという。また、遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)の予防手術や、形成外科と協働で乳房再建も実施。さらに、重い副作用や治療に伴う妊孕性の問題、脱毛に対するアピアランスケアにも、院内各部門との連携で注力する。塚本文音乳腺・内分泌外科診療部長は「病院の総合力を生かし、多様なニーズに応える乳がん治療を提供しています」と語る。

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チーム医療の重要性を語る塚本文音先生

04マンパワーを生かし、高水準・広範囲の診療に対応する消化器内科

自己免疫性肝炎など希少疾患の診療も

胃や大腸などの消化管や肝臓・胆道・膵臓など、腹部の広範囲をカバーする消化器内科。各領域の専門家が多数在籍し、24時間体制で緊急症例を含めたあらゆる消化器疾患に対応する。肝臓領域では、肝臓がんでの低侵襲な治療をめざしラジオ波に加えマイクロ波凝固療法も導入。患者が増加する非アルコール性脂肪性肝疾患では、教育入院での生活習慣改善から提供。また金子晃副院長・消化器内科診療部長は肝臓疾患、中でも特殊性の高い自己免疫性肝疾患の専門家で、広域からも患者が訪れているという。消化器領域でも消化器がんでの内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や炎症性腸疾患などに対して先進の診療を行っている。

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充実した診療体制で患者を支える金子晃先生

05複雑化するがん薬物治療。安全性にこだわり診療を行う腫瘍内科

患者説明や副作用対策にも注力

消化器がんや肺がんなどの薬物療法では、既存の抗がん剤に加え、分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害薬など新たなメカニズムの薬剤が急速に普及。このため長期的な観点での治療戦略の検討や、各薬剤に応じた専門的な副作用対策が必要なケースが増加している。そこで各科と連携し、アドバイスやマネジメントを行うのが腫瘍内科だ。がん診療に力を注ぐ同院では、2025年4月に腫瘍内科を新設。明石雄策腫瘍内科診療部長は各科と連携しながら診療にあたるほか、多職種による副作用対策チームを立ち上げ情報共有システムの整備にも取り組む。患者や家族の理解をサポートし、必要な治療やケアを確実に届けていくことを大切にしている。

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明石雄策先生。多職種連携で治療を提供する

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