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独立行政法人地域医療機能推進機構選定療養費あり
大阪病院

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特徴

先進の技術と充実した診療体制で、地域住民の暮らしと未来に貢献

01地域医療を支え、潜在的な医療ニーズにも応える次世代の病院へ

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病院改革について語る西田俊朗病院長

診療体制の拡充とレベルアップを進行中

大阪市民に「大阪厚生年金病院」の名で親しまれてきた同院は、2014年に独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)に参入。現名称に変更し、地域医療支援病院として大阪市西部をはじめ、関西広域を診療圏に、多彩な医療を展開している。ロボット支援手術や高水準の内視鏡治療、ホットラインを介した救急搬送と個々に適した急性期医療、整形外科診療の専門化や産科病棟のリニューアルなど、診療体制の拡充とレベルアップを院内各部門で進行中だ。2023年に刷新した同院のパーパス(存在意義)には患者や家族、地域の要望が反映されるなど、医療消費者の目線を重視した医療や病院運営に意欲を燃やす。

02専用ホットラインを活用し、24時間365日体制を構築

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循環器内科診療部長の小笠原延行先生

断らない医療がモットーの循環器部門

循環器内科と心臓血管外科の医師を中心に、多職種のハートチームを結成。専用ホットラインを設け、冠動脈疾患や不整脈、心臓弁膜症、大血管疾患、末梢血管疾患など、一刻を争う心臓関連疾患に対応している。早期治療をめざすとともに、患者の健康寿命につながる優しい医療をめざす。例えば、経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)は外科的な開胸が不要で、負担や合併症が比較的少ないそう。不整脈へのカテーテルアブレーションも大半の症例で全身麻酔を使用し、術中の苦痛の軽減につなげている。末梢血管疾患でのフットケアなど、急性期医療では後回しにされがちな患者の利便性なども尊重していく。

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脳神経外科診療部長の榊孝之先生

一秒でも早い診療開始に尽力する脳卒中部門

発症から治療開始までの時間が予後に直結する脳卒中。同部門では専用ホットラインを活用し、医師が救急隊や医療機関と詳細な情報を共有の上、迅速な検査・診断に努めている。さらに、脳卒中に特化した多職種スタッフが集結し、チームで患者をサポート。治療では、脳神経外科と脳神経内科の視点から適切な方法を検討。急性期脳梗塞ではrt-PA静注療法と機械的血栓回収療法が可能で、くも膜下出血では脳動脈瘤コイル塞栓術など血管内治療を基本に、必要に応じて開頭手術も実施する。術後は動脈硬化や心房細動などにも対応し、症状安定や早期回復をめざす。診断精度の向上や時間短縮に向けて、2023年には先進の血管造影装置を採用した。

03地域における呼吸器疾患の診療拠点をめざす

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呼吸器センター長の鴨井博先生

呼吸器内科・外科を一元化した呼吸器部門

2021年に医師や多職種スタッフが増強された呼吸器内科。その翌年には、呼吸器外科とともに呼吸器疾患全般を診る同部門を設立。喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎といった非がん疾患から肺がんまで幅広く対応している。外来・病棟の運営やカンファレンス、多職種スタッフの配置も一体化したことで情報共有がスムーズになり、専門性を伴う看護やケアが提供できるようになったとか。肺がんの治療では、手術から放射線治療、化学療法、緩和ケアまで、一連の集学的治療に取り組んでいる点も強みだ。さらに、かかりつけ医との連携を強化し、「急性期の治療は同部門、安定期はかかりつけ医」といった二人三脚での診療に尽力している。

04高度な専門性を持つ医師がそろい、満足度の高い内視鏡治療を追求

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内視鏡センター長の山本克己先生

高難度症例にも対応する消化器内科部門

通常の内視鏡や超音波内視鏡、拡大内視鏡、カプセル内視鏡など、各種デバイスを完備。消化器がんの早期発見だけでなく、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)など専門性の高い内視鏡治療に力を注ぐ。消化器外科や耳鼻咽喉科などと連携の上、内視鏡の適応範囲を広げているのが特徴だ。内視鏡的粘膜切除術(EMR)やESDを病状に応じて適切に選択し、ESDは胃がんや大腸がん、食道がん、十二指腸の大きな病変や咽頭がんにも用いることが可能。さらに、先進の診療機器を活用し、高難度症例にも対応。肝胆膵領域での内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)、救急搬送例に対する内視鏡的止血など、多彩なニーズに応えている。

05大阪病院の顔として、地域のかかりつけ医との連携を強化

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地域連携室長の三村麻紀子さん

患者と地域医療をつなぐ地域連携室

看護師や社会福祉士、事務職員など多職種スタッフがそれぞれの専門性を発揮し、地域医療とつながるために尽力。地域のクリニックからの紹介・予約に応じて、同院での受診日時の調整を行うほか、同室スタッフがクリニックを定期的に訪問したり、顔の見える関係づくりに向けて同院とクリニックの医師の親睦会を開催したりすることも。各診療科の医師が新たな医療を解説するウェブ公開医学講座も配信している。また、ホットラインではクリニックから緊急性の高い症例の相談を受け、迅速な救急搬送につなげている。今後は、急性期病院とかかりつけ医の使い分けや疾患予防の重要性など、地域住民への情報発信にも尽力していく方針だ。

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