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社会医療法人 中央会 尼崎中央病院

(兵庫県 尼崎市)

吉田 純一 理事長

最終更新日:2022/01/04

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急性期から介護まで、地域を支える中核病院

JR尼崎駅より徒歩3分にある「尼崎中央病院」は、地域住民に親しまれる創業70年のケアミックス型病院である。「市民のための病院でありたい」という願いのもと、高度急性期医療に対応していく人材と設備を備えると同時に、回復期・慢性期・在宅・介護まで、どのフェーズでも質の高い医療が提供できるように取り組んでいる。2017年に理事長に就任した吉田純一先生は、同院をさらに引き上げ、本当の意味での地域包括ケアを実現したいと話す。少子高齢化が進む中で変化していく「病院が担うべき役割」とは何かを常に考え続ける吉田理事長に、同院の特徴とともに話を聞かせてもらった。(取材日2021年10月22日)

まずは貴院の成り立ちを聞かせてください。

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当院は、1951年に祖父である吉田常雄が創業した「潮江病院」が始まりです。当初は34床の小さな病院としてスタートしましたが、地域の皆さまのニーズに応える形で変化・増床を重ねてまいりました。1996年から1997年にかけてJR尼崎駅北側地区の再開発が行われたことを機に、病院を建て替え、病院の上層階に介護老人保健施設や在宅介護センター、訪問看護ステーションを併設し、介護事業にも注力するようになりました。現在の尼崎中央病院は、多くの医師が在籍するまでに成長しました。すべての診療科が力を合わせて、地域の皆さまに安心で公平な医療の提供に努めるとともに、地域社会との連携を推進し、高齢化が進む地域のニーズに応えています。

貴院の特徴を聞かせてください。

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当院は一般病床183床、HCU6床、療養病床48床、回復期リハビリテーション病床45床、地域包括ケア病床27床からなる、309床のケアミックス型の病院です。一般的にケアミックス型というと、急性期よりも慢性期の比重が大きいことが多いのですが、当院は急性期医療の比重がおよそ全体の3分の2を占めており、高度急性期医療の体制整備にも注力していることが特徴と言えるでしょう。多くの救急搬送患者を受け入れるほか、日々進化する検査技術や治療方法を取り入れることにも積極的です。同時に、グループ内の2つの介護老人保健施設をはじめ、短期入所施設、訪問看護ステーション、地域包括支援センターとも密接に連携しており、ただ病気を治すだけではなく、患者さんやご家族の生活が元に戻るまで安心できるサポートを行えるよう、臨機応変に対応できる体制を整えています。

医療設備や医療機器も充実していると伺いました。

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ハイブリット手術室の開設、CTとMRIは各2台体制です。また、心臓疾患に対する心血管撮影とカテーテル法による治療を行う専門装置も導入し、地域の大規模病院にも引けを取らない医療を提供できるようにレベルの維持に努めています。循環器疾患、脳神経外科疾患への検査や外科的治療も積極的に行っていますし、2017年には股関節専門の部門も開設しました。これらはすべて地域の皆さまの期待に応えるための設備ですので、今必要がない若い方にも、頭の片隅に当院のことを留めておいていただければと思います。当院の名前には「尼崎」という地域の名が入っており、これは「市民のための病院でありたい」という願いがあるからです。地域の皆さまがいざという時、思い出してもらえるような存在でありたいと考えていますので、設備面も常に見直し、今後も充実させていくつもりです。

地域で担うべき役割については、どのようにお考えですか?

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少子高齢化が進む中で、望むと望まざるとにかかわらず医療を必要とする人が増えることは間違いありません。そういった時代の中で、われわれができることは「断らない救急」、「高度急性期医療の追求」とともに、介護や在宅医療を含めた、本当の意味での地域包括ケアを実現できるよう体制を構築していくことではないかと思います。現代は「病気を治したら終わり」という時代ではありません。独居の方や、核家族が増えていく中で、より安心できる暮らしとは何か。行政や介護サービスに携わる人だけが考えるのではなく、さまざまな職種や機関が連携し取り組んでいかなくてはいけません。一人の人の人生に細やかに寄り添うのはもちろんのこと、その人を取り巻くご家族の皆さんの人生も含めて支えていくことをめざして、少々欲張りに取り組んでいきたいと考えています。

最後に、今後の展望や地域の人へのメッセージをお願いします。

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今年で尼崎中央病院は創業70周年を迎えました。今日まで診療を続けてこれたのは、やはり地域の皆さまのおかげだと痛感しております。世界はグローバル化し、われわれの常識も常に変化していきます。各地で起こる震災や新型コロナウイルス感染症の流行など、時代は止まることを許してはくれません。大きな時代のうねりの中で、われわれに求められているものは何か。われわれが地域の皆さまのためにできることは何か。私たちは医療に携わるものとして、考え続けます。そして、一つ一つ着実に形にしていきたいと考えています。そのためには、病診連携や行政、企業との連携も必要ですし、当グループ内の底上げも欠かせません。より多くの人が手を取り合えば、安心して暮らせる街が作れるはずです。そのためにも、地域の皆さまに安心、満足していただける病院になるよう努力していきたいと思っています。

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吉田 純一 理事長

1995年に近畿大学医学部を卒業。大阪大学第一内科学教室に入局後は大阪労災病院等で循環器内科の医師として研鑽を積み、2006年に尼崎中央病院循環器内科医長に就任。2009年の同院副院長就任を経て、2017年に社会医療法人中央会の理事⻑に就任する。急性期から介護まで、「医療」「リハビリテーション」「介護」「予防」と、健康のすべてのステージで地域住民に開かれた病院づくりに取り組んでいる。

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