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医療法人山下病院

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服部 昌志理事長
Hattori Masashi

プロフィール1999年藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)医学部卒業、2007年同大学大学院医学系研究科修了。久美愛厚生病院、中野胃腸病院消化器内科、藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院(現・藤田医科大学ばんたね病院)消化器内科講師などを経て、2010年より現職。

先進の医療と親近感を備える消化器専門病院

1901年の開設から約120年という歴史のある「山下病院」は消化器専門の急性期病院。胃、大腸の内視鏡検査をはじめ、大腸CT検査、造影超音波検査、カプセル内視鏡検査など先進的な機器を導入。常勤の医師のほか、大学病院勤務の非常勤医師がこれらの機器を駆使して診療を行っている。同院が追求するのは、安全性にこだわり、患者の体に負担の少ない医療を提供すること。そして、検査のハードルを下げることで消化器系がんの早期発見や早期治療につなげるようにしている。同院に対し、地域住民は親しみを込めて「山下さん」と呼んでいるのだとか。理事長の服部昌志先生はこう語る。「山下さんという雰囲気や心持ちは常に忘れないように心がけています。われわれ医師は医療の先端を歩み、看護師、事務員などのスタッフは温かな雰囲気で患者さんを守り支える。そんな病院づくりをめざしている」。先進性と親近感を兼ね備える同院について服部先生に話を聞いた。
(取材日2020年12月10日)

病院の歴史と消化器系疾患に特化した経緯を教えてください。
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1901年開院ですので120年の歴史があります。曾祖父が東京帝国大学(現・東京大学)医学部在学中に一宮市出身の方とお仲間になり、「地元に病院がない。なんとか開院してくれないか」と強い要望を受けて、この地で開業したようです。その後、私の父が当時、先進的だった内視鏡の導入や人間ドック・健康診断部門を開設。その時代の先進的な医療に取り組むのが当院の伝統ともいえるでしょう。1997年に内科・外科・整形外科の3科から、消化器専門病院としました。いくつもの診療科を持つ病院がトップレベルの医療を提供するのは難しいけれども、得意分野のみに特化すれば、大学病院で提供するような専門的な医療が提供できるのではと考えたからです。当時はすぐ近くに循環器に特化した県立尾張病院がありました。専門分野をそれぞれの医療機関で補完しあうことによって、1つの街自体が、大学病院のような役割を担っていくというイメージですね。

貴院の基本理念を教えてください。
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一つ目は「患者さんと医療者はパートナーシップ」。得てして病院では「お医者さま」、昨今では「患者さま」と、どちらかを持ち上げる風潮がありますが、対等でないと医療行為はうまくいかないことが多いです。当院では患者さまとは呼びませんし、もちろん先生さまもありません。あくまでも対等な関係の構築が医療の原点。それをパートナーという言葉に込めています。次に「質の高い医療を安全に」。大腸CTなど先駆的な取り組みをしつつも「一歩先は行かない」ことを心がけています。一歩先というのは研究レベルのもの。それが安全なのか、有効なのか、まだ明らかになっていない行為を指すことになります。だから、エビデンスがあるものの中での先端を走り、安全かつ有用な行為をしていくことがわれわれの使命なんです。これが質の高い医療と考えています。最後に「心のこもった、もてなしの医療」。医療の基本というより、人としての基本ですね。

消化器系疾患の中でも特に力を入れている診療分野は?
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近年は大腸がんの早期発見、早期治療、体に負担の少ない「低侵襲」に注力しています。大腸がんは胃がんや肺がんを抜いて最も多いがんになりました。反面、早期発見さえできれば、その多くは根治の可能性が高くなるものでもありますので、一般的な大腸内視鏡検査のほかに、大腸CT検査に力を入れています。従来の大腸内視鏡検査は下剤を2リットル近く飲まなければならず、「痛い」「苦しい」など、つらい検査の代表格のようになっています。しかし、大腸CTであれば下剤は約10分の1、おしりから2~3m入れていた内視鏡も、わずか5cm程度送気用チューブを挿入するだけで検査が可能となり、体の負担が少なくなるんです。また、近年は腸内細菌、つまり腸内フローラが注目されています。この腸内フローラを専門とした外来診療を2018年に立ち上げ、新たな分野として挑戦しています。

病診連携をはじめ地域への取り組みにも注力されていますね。
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おかげさまで当院は消化器専門の病院として地域の方々に広く認知されています。今後さらに高齢化が進み、さまざまな病気が増えますので、そういった方は総合病院にお願いするなど、役割分担を進めています。地域のクリニックの先生方とは顔の見える関係の構築に努めています。理事長である私と院長がクリニックへごあいさつに伺い、先生方が困難に直面した時には、すぐに対応できる体制があることをお伝えしています。例えば、内視鏡がうまく入らない場合など、当院で即日対応しています。また、2001年から大学の先生方などを招いて、先端医療をテーマにした市民公開講座を開催しています。ありがたいことに毎年約1000名の多くの方にお集まりいただいています。基本的には「体に負担の少ない医療」「導入機器で実現できる技術」などを伝える報告会であるとも考えています。

患者さんへ満足度調査を行っているとか。今後の課題や展望は?
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満足度調査の結果を見ると、患者さんからご評価いただけているようで、うれしいです。今後もこれまでと同じくエビデンスのある医療の中でも新しい取り組みを行っていきます。半面、都会でもないし田舎でもない中小都市という土地柄。親しみのある「山下さん」であることを忘れてはならないと思っています。ただ、近年は名古屋市のベットタウン化が進み、他地域から来られる方も増えています。この地域で育った方にとっては「山下さんにいけば安心」というイメージを持っていただく一方で、当院を知らなかった方々にも満足いただけるように取り組んでいく必要があります。だからこそ、この先150年、200年と消化器医療で地域に必要とされるよう、より強固な存在にしていかなければならないと考えています。また、消化器専門の病院という大前提にプラスアルファして、地域の皆さんのお困りごとを少しでも解消できるような病院にしていきたいと思っています。

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