院長メッセージ(学校法人藤田学園 藤田医科大学ばんたね病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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学校法人藤田学園藤田医科大学ばんたね病院

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井澤 英夫病院長
Hideo Izawa

プロフィール1989年名古屋大学医学部卒業。循環器内科を専門に、トヨタ記念病院、常滑市民病院といった、地域の中核病院で研鑽を積む。名古屋大学循環器内科で医局長や講師を務めた経験も。2012年に藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院(現・藤田医科大学ばんたね病院)の副院長に就任し、2014年より現職。

地域に根差す医療と高度な医療双方をめざす

尾頭橋駅から徒歩5分、住宅と町工場が隣り合う、下町情緒のある町並みの一角に「藤田医科大学ばんたね病院」は位置する。戦前よりこの地で診療を始め、1971年には学校法人藤田保健衛生大学医学部(現・藤田医科大学医学部)の教育病院として歩むことになった同病院は、かねてより地元住民からは「ばんたねさん」の愛称で親しまれてきた。「これからも一層、地域に頼られ、愛される病院として歩んでいきたい」と井澤英夫院長は語る。地域に根差した中核病院として、地元住民に寄り添う診療を行い、地域全体の医療発展に貢献してきた同病院は、一方で大学病院として医療の発展に貢献。中でも、高い専門性を持った医師が、複数の診療科が横断的に協力し合う診療体制は同院の特徴の一つといえる。2017年には総合アレルギーセンターが設立されるなど、今後の発展にも期待が注がれる同院の、これまでの歩みを振り返るとともに、地域医療や高度医療の発展についての取り組みなどをじっくり語ってもらった。
(取材日2018年8月28日)

貴院のこれまでの歩みについてお聞かせください。
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当院は戦前、まだ国民皆保険制度がなかった時代に、この地域で生活する経済的に恵まれない方に医療を提供するために開院されました。その後40年余りにわたって地域に根差した医療を提供し、未曽有の災害であった伊勢湾台風の際には、今でいう災害拠点病院のような機能を果たしたと聞いております。そして1971年に、藤田保健衛生大学医学部(現・藤田医科大学医学部)の附属病院として新たなスタートを切ることとなりました。こういった歴史もあり、当院は先進的な医療を提供する大学病院としての機能を果たしながらも、地域住民に寄り添う医療機関という、2つの役割を担う病院として、これまで歩んでまいりました。医師をはじめ、当院で働くすべてのスタッフが、地域の皆さんの期待に応えていかなければならないという信念をもって診療にあたり、2016年には新病棟を開設し、診療体制の充実を図るなど、今もなお成長を重ねております。

地域連携において、どのような役割を担っているのでしょうか?
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開院当初より現在まで、当院がめざしてきたことの一つに「地域との共生」があります。この実現のためには、地域住民の皆さんはもちろん、地域で診療を行うクリニック、医療機関、あるいは介護施設といった、医療・福祉に従事する方々からも信頼される存在でなければなりません。そこで当病院が主体となり、地域の医師同士の交流・勉強の場として「病診連携の会」を運営したり、看護師や薬剤師、リハビリテーション施設のスタッフといったメディカルスタッフと、当院のスタッフがともに学んだり交流したりする、「尾頭橋虹の会」を結成し、毎月1回の勉強会を行ったりしています。他にも、市民公開講座を開催したり、医師や看護師が地域の小学校や老人クラブ、時には地域のお祭りなどに出向いて、手洗い・うがいの仕方や病気にならないためのポイントなどを楽しくわかりやすく教える、健康セミナーを行ったりしています。

貴院の特色や強みについて、詳しくお聞かせください。
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地域の皆さんに安心して暮らして頂けることを大切にする一方で、大学病院として、先進的な医療を提供していくことも私たちの使命の一つです。各診療科には専門的な技術を有する医師が在籍しています。内視鏡による低侵襲な治療や手術、心疾患の迅速診断および緊急治療の対応や、治療後の再発防止やスムーズな社会復帰をめざす心臓リハビリテーションの実施、睡眠時無呼吸症候群の治療や、痛みの緩和へのアプローチなど、専門性は多岐にわたります。加えて特筆すべきは、これらの人材が一般的な外来診療も行っている点です。まさに何でも相談できる体制と言え、住民の「何かあったら、ばんたねさんへ」という言葉にもつながっているのだと感じます。また各診療科が連携し、チーム医療を行う文化があるのも、当院の特徴の一つです。2017年に新たに設立した、総合アレルギーセンターも、この表われの一つといえるでしょう。

総合アレルギーセンター設立の背景についてお聞かせください。
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例えば食物アレルギーであれば小児科や皮膚科が、花粉症であれば耳鼻咽喉科や眼科が、喘息であれば呼吸器内科といったように、アレルギー疾患は、治療において多くの診療科が関わってくる疾患といえます。加えて、生活習慣の影響も受けることから、看護師や栄養士などの指導も欠かせません。そのため、患者さんの症状に合わせて関連する診療科が連携し合えるよう、センターとして1つにまとめたのです。横断的な協力体制が必要な疾患であるからこそ、当院が大切にしてきた「科の垣根を越えて多職種で連携し合う」といった文化が存分に生かされていると感じます。アレルギー疾患は、かかった本人や家族にしかわからない苦労や悩みといったものがある、たいへん負担の大きい病気です。もちろん、命にかかわる場合もあります。当院でも、そんな患者さんを1人でも多く救いたいという一心で、力を注いでおります。

今後の展望、読者へのメッセージをお願いいたします。
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この周辺はいわゆる下町で、以前は独居老人など高齢者の多い地域でした。しかし近年は都市開発が進んだことで、ファミリー層の転入も増え、若返りし始めている印象があります。当院が長らくこの地で診療を続けてきたことで、地域の発展の一助となれたのであれば、こんなにうれしいことはありません。今後も町が活性化できるよう、医療を担う立場から貢献してきたいです。また、全国的に医師や医療ソースの不足が指摘されていますが、その中で当院が、地域に根差す医療の在り方を示すモデルケースとして、日本の医療をリードしていきたいと考えています。そしてこれからも、地域の皆さんが安心して暮らしていけるように、引き続き励んでいきたいと考えております。

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