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医療法人社団正和会
馬渕病院

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  • 岐阜県大垣市美和町1831
    • 内科
    • 腎臓内科
    • 糖尿病内科
    • 内分泌内科
    • 人工透析内科

    • 外科
    • 整形外科

特徴

腎臓病、糖尿病に関する専門的治療と地域密着型の支援に尽くす

01通院困難な患者のための訪問診療・訪問看護・訪問リハビリを

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患者に寄り添う診療を大切にしている

一人ひとりの生活に合わせたケアをめざす

地域の高齢化に伴い、通院が難しい患者が増えている今、同院では訪問診療、訪問看護、訪問リハビリに取り組んでいきたいとしている。自宅で外来と同じようなケアや治療が受けられれば、患者に付き添う家族の負担の軽減にもなる。特に透析患者については、自宅でどう過ごしているのか、薬の管理はどのようにされているか、部屋の様子はどうか、などを把握することで、生活背景も組み込んだ、より一人ひとりに適した治療につなぐことができる。また、理学療法士が訪問することで、家の環境にも配慮したリハビリ指導ができることが期待される。

02腎臓疾患に加え、糖尿病などの内分泌疾患も専門的に診療

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互いの専門を生かした診療を行う

食事指導、運動指導に注力

腎臓疾患が専門の馬渕正綱院長に加え、1型糖尿病・2型糖尿病、内分泌疾患が専門の馬渕杏奈先生が常勤で在籍。腎臓病の原因はさまざまだが糖尿病を長年患った結果、腎臓に合併症が起こるケースも多く、糖尿病と腎臓病を併せ持つ患者の治療を連携して行えるのは大きな強みだ。それぞれの病気で微妙に異なる適切な食事内容を専門家の視点から指導できることもメリットとなる。生活習慣の指導は患者の事情をくみ取り、外食が多い場合はメニューや総菜の選び方などをアドバイス。薬物療法も検査結果だけでなく患者の性質を鑑み、慎重に選択する。糖尿病のほかバセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患、成人成長ホルモン分泌不全症の診療も行っている。

03慢性腎臓病の早期発見、早期治療に取り組む

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腎臓病の治療に注力する「馬渕病院」

採血や尿検査、画像検査で病気を診断

腎臓病は、血液をろ過したり老廃物などを排出したりする腎臓の機能が低下している状態。自覚症状はなく、健診などでの尿検査、血液検査で指摘されることもある。さらに検査としては、超音波やCTによる画像診断、腎臓の組織を採取し、顕微鏡で調べる病理診断がある。受診せず放置しておくと透析が必要な末期腎不全まで進行することがあるほか、心疾患や脳卒中などのリスクが高まるといわれている。最近は高齢者が多く、高血圧から動脈硬化、腎硬化症へと病状が進行し末期腎不全に至るケースが増えているという。日本の成人のうち8人に1人が慢性腎臓病といわれる中、早期発見、早期治療に力を入れる馬渕院長は健診の重要性を呼びかけている。

04血液透析と腹膜透析に対応した透析治療

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腹膜透析を受ける患者の様子

制約の少ない腹膜透析も積極的に対応

同院では血液透析、腹膜透析などさまざまな治療に対応。送迎サービスや透析時間の調整、夜間透析、長時間透析も行っている。腹膜透析は、おなかの中の臓器を覆っている腹膜という薄い膜を使用して不要な老廃物や水分を排出、血液をきれいにすることをめざす治療法。日中、透析液バッグを患者自身が交換する方法と、就寝中に自動的に透析液を交換する機械を用いる方法がある。腹膜透析は、週3回の来院が必要な血液透析に比べて月2回の来院で済むため制約が少なく、若い世代や働く世代でも受けやすく、積極的に取り入れている。患者自身で交換できない場合はAssisted PDと呼ばれる、家族のサポートや医療従事者による交換も可能だ。

05腎臓病患者を包括的にサポートする腎臓リハビリ

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腎臓リハビリテーション専門のリハビリ室

有酸素・レジスタンス運動でフレイルを予防

腎臓病患者は高齢者が多く、筋力低下による身体機能低下が起こるサルコペニアや、身体的だけでなく精神・心理・社会的な衰弱を含むフレイルになるリスクがある。同院ではそうした患者の体力保持、透析や腎移植など腎代替療法への移行の抑制、生命予後の改善をめざし、腎臓リハビリにも力を注ぐ。リハビリ室では理学療法士がストレッチや有酸素運動、筋肉に軽い負荷をかけるトレーニングなどをマンツーマンで指導。足の運動になるペダル運動機器は透析室で使うこともできる。リハビリは心血管疾患の予防につながることも期待できるほか、腎臓病による身体的、精神的な影響を減らし、患者が生き生きと過ごすための精神的なサポートともなっている。

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