医療法人社団筑三会

筑波胃腸病院

診療科・部門紹介

苦痛の少ない胃と大腸の内視鏡検査と早期がんの内視鏡治療に注力

内視鏡検査による胃や大腸のがんの早期発見や、内視鏡を用いた早期がんの治療に取り組んでいる。患者が苦痛も少なく検査が受けられるよう努めており、胃の検査では経口と経鼻に対応。加えて、胃と大腸の検査の両方で希望があれば鎮静剤も使用し、患者は鎮静下で検査を受けられる。また、胃の検査では先進のAIによる診断補助システムを導入し、担当医による検査結果のばらつきを防いでいるほか、大腸の検査では、がんの発症予防をめざしポリープ切除を積極的に実施。必要なら入院もできるように体制を整えている。さらに、早期がんが見つかった場合には、ESD（内視鏡的粘膜下層剥離術）などの治療も積極的に行う。

内視鏡検査室では先進のシステムも導入し、患者のニーズに応えている

内視鏡検査のあと安全に帰宅してもらえるよう、休憩室を設けている

スタッフ紹介

責任者

圷 大輔内視鏡センター長

2007年弘前大学卒業。筑波大学附属病院消化器内科病院講師などを経て2021年より現職。日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。医学博士。

メッセージ

患者さんの苦痛が少なく、ここでなら受けても良いと思ってもらえるような内視鏡検査ができるよう努めています。それは、もし当院で受けた内視鏡検査が苦しくて、もう二度と受けたくないと思わせてしまったら、ほかの病院での検査も受けなくなってしまう。それによってがんの発見が遅れてしまい、患者さんに迷惑がかかってしまうからです。加えて、がんなどの病変を見逃さないようにすることも心がけて観察するようにしています。土曜日や日曜日にも検査も行っているほか、これまでに下剤を飲むことができずに大腸内視鏡検査ができなかった患者さんにも対応しています。必要な時には、あまり心配せずに検査を受けていただきたいと思います。