医療法人社団弘人会

中田病院

メッセージ

まずは患者さんの希望や生活、それまでの人生などをよく聞かせていただくこと。その上で、今後どのような生活を望んでいるのかを一緒に考えながら、リハビリテーションを提供できるよう心がけています。また、患者さんと実際に接する時間が一番長いのが、リハビリテーション部のスタッフです。そのため、患者さんの細かい変化にも敏感に気づき、必要であれば医師や看護師などに伝えることも大切にしています。体のどこかが痛いのを我慢して生活している人も少なくないと思います。そのような悩みがあれば当院を受診していただいて、もし手術が必要になったとしても手厚くリハビリテーションを行いますので、安心してお任せください。

メッセージ

痛みが取れたからといって病気やけがが治ったわけではなく、それは痛みがなくなっただけに過ぎません。ですから、単に痛みを取るのではなく、日常生活での体の使い方の癖など、体の痛みや不自由が起こった原因を追求し、根本から対処すること。そうすることで痛みなどを改善して終わりではなく、再発も予防することを大切にしています。その一環として、患者さん一人ひとりの動きを見て作る足底板（インソール）の製作も行っています。また、私たちがマッサージや体を動かすだけでなく、患者さん自身に能動的に取り組んでもらうことで理解度や活動量を上げて、効果的なリハビリテーションが提供できるよう努めています。

メッセージ

人工関節などの手術では術前から介入し、説明をしたり、質問に答えたりすることで、患者さんの不安を軽減できるよう努めています。また、手術後は翌日からリハビリテーションを開始し、退院までフォローして、退院後の外来や訪問によるリハビリテーションにしっかりとつなげていけるよう取り組んでいます。体を良くすることだけではなく、スポーツをしたい、孫と出かけたいなど、患者さんの希望をかなえるためのリハビリテーションを心がけています。そのため、できるだけ質の高いリハビリテーションを提供するのはもちろん、コミュニケーションをしっかり取った上で患者さんに寄り添い、二人三脚のリハビリテーションを大切にしています。

メッセージ

人工関節などの手術を受けた患者さんの目標は、自宅に帰ることです。しかし、患者さん本人やご家族は、どのような形で自宅に帰ることになるのかといった不安が大きいと思います。そのため、まずはリハビリテーションのスタッフや看護師、医療相談員なども含めて患者さんの状態をしっかりと把握して方向性を決定。その上でリハビリテーションを開始し、途中経過をご家族にしっかりとご説明します。また必要であれば家屋調査をさせていただき、手すりの設置や補助具の導入などもご提案し、不安が少ない状態で在宅復帰してもらえるよう努めています。また、介護に関するアドバイスも行っていますので、わからないことがあればお尋ねください。